TAJIHM の 兵庫の山めぐり <沖縄県の山 
 
点名・島尻    しまじり 127.6m 久米島町(沖縄県)
 
1/2.5万地図 : 久米島
 
【2024年2月】 2024-19(TAJI&HM)
 
   北西麓側の車道より  2024 / 2

 この山名の無い128mピークに興味を持ったのは、単に久米島にある一番南の三角点ピークとしてだった。点の記では「道なし」となっていたが、北西側からならヤブコギでも短時間で山頂に立てそうに思えた。アーラ岳に近い山でもあるので、アーラ岳からの下山後に次の山として向かったのは2024年2月2日のことで、この日の二つ目の山だった。久米島の道はどの道もほぼ舗装路だったが、この128mピークが近づくとき一部だが初めてダート道を走った。128mピークのそばまで来ると、128mピークの北側を通る枝道が分岐している位置に車を止めた。上空は快晴で、2月に入ったばかりながら気温は25℃まで上がっていた。陽射しに暑さを感じながら、東へと枝道歩きを開始した。ごく緩やかな上り坂で、その坂が下りに替わる位置からは牧草地への農道が分岐していた。128mピークの北面側に広がる牧草地が眺められた。牧草地は青々としており、最近刈られたのか丈は低かった。その農道の分岐点辺りから斜面に取り付いた。すぐに灌木ヤブに入り、リュウキュウチクも混じり出した。沖縄の山はハブには十分な注意が必要のため、ヤブコギながら慎重さを心がけて進んだ。緩やかな斜面の上に取り付き点と山頂との標高差は30メートル程とあって、8分も登ればもう山頂だった。なだらかな山頂とヤブの具合を見て、三角点探しは苦労すると覚悟して探し始めると、長くもかからず四等三角点(点名・島尻)を見つけて一安心となった。辺りはすっかりヤブだったが、小さな岩があってその上に立ってみると、意外や展望を得ることが出来た。すっきりとした展望では無かったが、それでも南の海が眺められて、そこにトンバーラー岩を見た。少しは展望を楽しむことが出来たのは良かった。下山は往路を戻るつもりだったが、ヤブの斜面とあって歩いてきたコースを忠実に辿るわけにはいかず、適当に下るうちに取り付き点よりも少し東寄りの位置に出ることになった。そこは牧草地のまっただ中だった。牧草地のため視界を遮るものは無く、牧草地の一番高い位置に立ってみると、北の方向にすっきりとアーラ岳が眺められた。後は牧草地を横切って枝道に戻り、そして駐車地点へと戻って行った。上空は快晴が続いていた。
(2024/3記)
<登山日> 2024年2月2日 10:38駐車地点スタート/10:44斜面に取り付く/10:52〜11:10山頂/11:23牧草地農地に下り着く/11:35駐車地点エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は25℃。弱いながらも涼しい風を受けた。視界は良かった。
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128mピークの北麓側を通る枝道が分岐する位置に車を止めた 枝道を歩き始めた 前方に128mピークを見る 緩やかな上り坂だった
上り坂のピークに着くと、右手に農道が分岐した 農道の先は牧草地が広がっていた 農道の分岐点近くから斜面に取り付いた
すぐにヤブをかき分けるようになった 登るほどにヤブはきつくなってきた 大きな岩を見ることがあった
山頂に着くも、そこもすっかりヤブだった なだらかな地形のため、丁寧に三角点を探す必要があった 草に隠れ気味の四等三角点(点名・島尻)を見つけた 草を刈って、三角点を顕わにした
周囲を眺めるも、展望は全く無かった 三角点の近くに岩があり、その上に立ってみた 期待していなかった展望が現れて、南の海を眺めた

(←)
右上の写真の左手
を見る トンバー
ラー岩を見た

 (→)
  トンバーラー岩を
  はっきり見る
下山は往路を戻るつもりだったが ヤブのきつくない所を歩くうちに、みぎに逸れだした ヤブを抜け出そうとするとき、前方に牧草地を見た

(←)
牧草地のまっただ
中に出てきた

 (→)
  牧草地の1番高い
  位置から北の尾根
  を眺めた
アーラ岳を南から眺めることになった 牧草地からは南の海も眺められた 牧草地を横切って駐車地点へと向かった
枝道に戻ってきた 合流点から北東方向に見えていたのは塩原ムイだった 駐車地点が近づくと、またアーラ岳が眺められた