TAJIHM の 兵庫の山めぐり <沖縄県の山 
 
トンナハ山 136.1m 久米島町(沖縄県)
 
1/2.5万地図 : 久米島
 
【2024年2月】 2024-15(TAJI&HM)
 
   謝名堂より  2024 / 2

 トンナハ山を登ろうと決めたのは点の記を見てだった。登武那覇公園駐車場から三角点まで70m、徒歩2分と書かれていた。それを見て、何とも簡単に登れることに少々味気なさを感じたが、レパートリーに加えるべく登っておこうと決めた次第だった。
 トンナハ山に向かったのは2024年2月1日のこと。だるま山の登山を終えると、すぐに向かった。県道242号線を走って真謝に近づくとフサキナ山の右手前に低いながらも端正な姿の山が眺められて、どうやらトンナハ山ではと推測された。ナビに従って走ると中腹まで進むことになり、着いたのは登武那覇園地の駐車場だった。辺りには東屋もあり、すっかり公園として整備されていた。車道は駐車場の先も続いており、山頂近くまで行けそうだった。点の記のコースは、その車道の終点位置からではと思われたが、その中腹の駐車場のそばに遊歩道の入口が見えたので、その遊歩道を歩くことにした。駐車場には他に車は無く、辺りに人影は無かった。遊歩道は丸太の階段道になっており、南国らしい木々に包まれた小径だった。数分も歩けば樹林を抜け出て、一帯は芝生の広がるなだらかな丘の風景となった。すっかり公園の風景で、足下で咲いていたのはスミレの花だった。その芝地を歩いて山頂に近づいた。山頂が間近になると丸っこい岩が点在するようになり、山頂も岩が点在していた。その岩のそばに四等三角点(点名・謝名堂)を見た。山頂に大きな木は無いため、そこにはほぼ360度の展望が広がっていた。山の風景も良かったが、東の大海原の風景も良く、海の色が何ともきれいだった。うっすらと渡名喜島も見えていた。公園とあってベンチも置かれており、そのベンチに座って大展望を楽しんだ。2月だと言うのに気温は25℃を越えており、少し暑さを感じながら海からの風に吹かれていた。しみじみと久米島は良いところだと思った。山頂での休憩を追えると、再び遊歩道を歩いて駐車場へと戻った。
 このトンナハ山が観光地でもあると知ったのは、久米島空港でいただいた久米島のパンフレットを、この日の夜になって眺めてのことだった。ほぼ情報なしで登ったことで、新鮮な気持ちでトンナハ山を訪れたことになり、これは良かったと思えた。
(2024/2記)
<登山日> 2024年2月1日 11:20登武那覇園地駐車場スタート/11:28〜45山頂/11:52駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は26℃、風あり。風に涼しさはあったが、少し湿っぽさを感じた。視界は良かった。
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(←)
謝名堂地区に入る
とフサキナ山とト
ンナハ山の並ぶ姿
が眺められた

 (→)
  登武那覇園地の駐
  車場に着くと、近
  くに東屋を見た

車道はまだ続いて
いたが、駐車場の
近くから遊歩道が
始まっているのを
見た
(写真の右隅)

駐車場に車を止め
ると、遊歩道に入
った

丸太の階段道で始
まっていた
一度、階段は終わった 周囲の樹林が美しかった 鬱蒼とした木々を見上げる また丸太の階段道を登った

(←)
前方が明るくなっ
てきた

 (→)
  樹林帯を抜け出る
  と一帯は芝生広場
  になっていた
芝地を歩いて山頂に近づいた 東屋のそばを通る 最後は丸太の階段で山頂に近づいた 山頂が間近になると、丸い岩が点在する風景となった

(←)
山頂に着くと、そ
こも岩が多かった

 (→)
  四等三角点(点名
  ・謝名堂)を見る

北西から北東にか
けてを眺めた

フサキナ山が大き
かった

北東から南東にか
けてを眺めた

真謝地区の海岸は
エメラルドブルー
だった

南東から南西にか
けてを眺めた

こちらはアーラ岳
が大きかった
仲里漁港の沖合に、うっすらと渡名喜島を見た 渡名喜島を大きく見る 西森と義中山は地続きだった

真謝の海がきれい
だった

謝名堂の沖に二つ
の島を見る
アーラ岳を大きく見る この大展望を暫し楽しんだ ベンチも置かれていたので、ベンチで休んだ
足下ではスミレが咲いていた 芝生広場を少し下がった位置から眺めた 下山は、歩いてきた遊歩道を引き返した
すぐに遊歩道の入口が見えてきた 駐車場には自分の車を見るだけだった 東屋のそばから山頂方向を眺めた