2023年12月の沖縄山行二日目は、本部町の円錐カルスト地帯で過ごすことにした。最初に向かったジマジョウムイは、地図を見ると山頂まで実線の道が描かれている山だった。そのジマジョウムイに近づいたとき、地元の人に念のために聞いてみると、山頂まで問題なく登れるとのことだった。但し一帯で一番目立っているユネームイは、私有地のため登れないと言われた。駐車地点はジマジョウムイに近い路肩スペースとした。そこは6年前に登ったカンスイムイに近い位置でもあった。まずは南へと車道を歩いて、ジマジョウムイの南を通る枝道に入った。枝道の入口には行き止まりの標識が付いていた。山頂への道はすぐに現れて、山頂へと向かった。車の通れる道だった。その道に沿って数軒の民家があり、最後の民家の先で広場になっている所が現れた。その先の山頂までの道も、作業車なら通れそうだった。すぐに山頂に着くと、中央部は岩場になっていた。その上に立つことは出来たが、鋭い石灰岩は少々危険な感じではあった。その岩の上に立たなくとも展望はあり、北西にウフグシクムイを、南東に八重岳を見ることが出来た。その山頂で目立っていたのは鉄骨で、そこには以前は赤いコンテナが置かれていたはずだった。今は撤去されており、その方向の展望が得られることになった。山頂に立ったときはまだ陽射しがあったのだが、休むうちに上空は黒い雲が広がって小雨まで降ってきた。あわてて雨具を着て雨が止むのを待った。程なく北の空に青空が見えるようになり、小雨は止むことになった。そのタイミングで下山としたが、青空を見ることは無く、ほぼ曇り空のまま駐車地点に戻ってきた。その後は次の山を目指して山里地区の遊歩道利用者駐車場に向かった。
(2024/2記) |