◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <沖縄県の山> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グスクロード | 南城市(沖縄県) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
玉城城跡 | 180m | 糸数城跡 | 170m | 点名・糸数城 | 193.3m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 知念 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2022年12月】 | 2022-192(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
《玉城城跡》 グスクロードより 2022 / 12 |
2022年12月に実施した沖縄本島山行の最終日は、午後の飛行機で帰る予定だった。そこで午前の時間はグスクロードを歩いて「グスク(城)」の散策をすることにした。参考にしたのは新・分県登山ガイドの「沖縄県の山」で、そこには三カ所のグスクを訪ねる形で紹介されていたが、玉城(たまぐすく)城跡と糸数(いとかず)城跡に絞って歩くことにした。序でに二カ所の三角点も訪れることにした。 まずはグスクロード公園の駐車場に車を止めると、玉城城跡を目指した。グスクロードと呼ばれる歩道を東へと十数分歩くと、玉城城跡の前に出た。城壁はしっかり残っており、その上には立てなかったものの城跡の雰囲気はしっかり楽しめた。公園駐車場に戻ると、その公園内の三角点を探した。それは駐車場の近くにあった東屋のそばで、あっさり見つかった。四等三角点(点名・玉城)だった。次に糸数城跡へとグスクロードを歩いたのだが、島尻消防組合の前を通って交差点に着いたとき、そこに糸数城跡までの距離標識が立っていた。城跡まで1.5kmとあった。これでは駐車場に戻るまでにまだ4kmほど歩く必要があった。それでは飛行機の時間に間に合わない恐れがあったので、そこから引き返して公園駐車場に戻った。そして糸数城跡まで車で移動した。車での移動となると、5分ほどで糸数城跡に到着となった。糸数城跡は玉城城跡よりも規模は大きく、これこそグスクと言えそうな存在感があった。その糸数城跡の近くにも三角点があった。その三角点の位置は地図で見ると一帯の最高地点だった。GPSを頼りに糸数城跡を離れると、広々とした中の農道のような道を歩くことになった。その道の先に見えてきたのは糸数気象レーダ観測所だった。三角点がその敷地内にあるようであれば諦めることになるのだが、GPSを見ながら近づくと、三角点記号は敷地外に示あるようで一安心となった。レーダ観測所は塀に囲まれており、その塀沿いを歩けるようになっていた。その歩道を歩いて建物の北西の位置まで来ると、そばの樹林帯に入れる小径を見た。GPSはその小径の先に三角点を示していた。小径に入ると周囲はすっかりジャングルだった。最高点が近づくと沖縄独特の鋭い石灰岩が現れて、一気に歩き難くなった。そこを慎重に歩いて最高点に着いたが、そこに三角点は無かった。GPSには表示されていたので諦めずに探すと、すぐ近くで見つけることになった。それは三等三角点(点名・糸数城)で、全く無傷のきれいな三角点だった。小径を歩いた距離は僅かだったが、十分に達成感があった。そして安堵の気持ちも大きかった。その気持ちを持って糸数城跡へと戻った。 (2023/2記) |
<登山日> | 2022年12月24日 | 10:48グスクロード公園駐車場スタート/11:01〜10玉城城跡/11:22〜26駐車場に戻り点名・玉城を確認する/11:35糸数城跡まで1.5km地点まで歩いて引き返す/11:46駐車場エンド。11:51〜12:24糸数城跡散策。(この中で点名・糸数城のピークに立つ。) | |
(天気) | 雲の多い空で、八割ほどを雲が占めていた。ときおり陽射しを受けた。気温は玉城城跡で14℃、糸数城跡では15℃だった。風が強かった。視界は良かった。 | ||
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