2022年12月の下旬に出かけた沖縄山行は、低山に絞っての三角点巡りを目的とした。20日が初日で、14時前に那覇空港に着くと、まずはレンタカーを借りる必要があった。そしてレンタカーで出発したときは15時になっていた。この日に向かったのは恩納村とうるま市、沖縄市の境にある妙山で、レンタカーのナビを「ビオスの丘」にセットして向かうと、16時過ぎに「ビオスの丘」に到着となった。空はまだまだ明るかった。そこから先はGPSを見ながら車を走らせて妙山に近づいた。妙山が間近になったとき現れたのが石川高原展望台駐車場だった。駐車場のそばには東屋が建っており、コンクリートの階段も見えていた。その階段を一目見て、山頂に通じる階段だと分かった。駐車場に車を止めるとすぐに階段に向かった。山頂との標高差は40mほどとあって、5分も登ればもう山頂だった。そこは公園風になっており、展望台が作られていた。そして山頂の三角点は一等三角点(点名・妙山)だった。展望台に上がると、期待以上の展望が広がっていた。澄んだ視界の下、東は石川の市街地風景、北西には本部半島と伊江島、その右手に見える大きな山は恩納岳だった。本州は寒波襲来だというのに、沖縄は快晴の上に春の暖かさで、風はそよ風だった。その風を受けながら存分に展望を楽しんだ。
(2023/1記) |