TAJIHM の 兵庫の山めぐり <沖縄県の山
 
石川岳    いしかわだけ 203.9m うるま市・恩納村
(沖縄県)
 
1/2.5万地図 : 石川
 
【2012年12月】 No.2 2012-113(TAJI&HM)
 
    うるま市石川石崎より 2012 / 12

 二度目の石川岳も当初から決めて登ったのでは無く、急な思い付きからだった。2012年の12月は天皇誕生日を挟んでの連休を沖縄で過ごすそうと、22日の深夜に沖縄入りした。そして23日から自由行動となったのだが、その23日は朝からどんよりとした曇り空だった。その日は少し骨のある登山を予定していたのだが、小雨の降り出しそうな空を見て、計画を変更することにした。そして首里城の観光に向かったものだった。その首里城の散策が終わったのが13時半ごろだった。その後の時間をどう過ごすかだったが、まだ暗くなるまでに3時間半ほどあったので、無理をすれば小さな山なら登れそうに思えた。そこで思い付いたのが石川岳だった。石川岳にはA、B、Cの3コースがあるのだが、まだCコースを歩いていなかったのが心残りだった。そこでこの機会に石川岳のCコースを歩こうと考えた。首里城公園を離れると沖縄自動車道へと向かい、西原ICから石川ICまでを利用した。そして登山口のある石川青少年の家に着いたのは14時半前だった。事務所で登山届けを出してからスタートとした。その後はほぼコース順路に従っての行動なので、ハイキングの様子については下の写真帳をご覧いただきたい。但し、推奨の順路とはコースの取り方を少し変えた。最初はCコースを歩いて山頂に立つつもりだったが、早く山頂に立ちたく、先にAコースを歩いて山頂に立った。そして分岐点まで引き返すと、改めてB・Cコースに入った。二つのコースがターザン広場で分かれると、Cコースを歩いた。そしてCコースで再度石川岳の山頂に立った。後はAコースに入って、途中で分かれた下山道で下山とした。Cコースに関しては山中を大回りで歩くコースとしか認識していなかったため、ターザン広場の先からはずっと沢コースになっていたのは意外だった。沢沿いを歩くよりも沢の中を歩くことの方が多く、市街地に近い所で沢歩きが出来ることに、新鮮な感じも受けて面白かった。大回りで歩くために日が暮れかけることが心配だったが、二度目の山頂でもまだ十分に明るさがあったので、一安心だった。結局、2時間程度の手頃な時間でハイキングの終了となったが、Cコースの沢歩きをしてこそ、石川岳の良さが分かるのではと思えた。
(2013/1記)(2023/1写真改訂)
<登山日> 2012年12月23日 14:34石川青少年の家スタート/14:40登山口/15:00〜12山頂/15:29ターザン広場/15:49友愛の池/15:58石川市民の森コースとの合流点/16:11〜18二度目の山頂/16:33エンド。
(天気) どんよりとした曇り空が朝からずっと続いていた。気温は16℃で、北風がやや強かった。視界は見えている範囲では北西方向はうっすらとしていたが、南東方向はまずまず良かった。
<< Photo Album 2012/12/23 >>
石川青少年の家の事務所に登山届けを出してからハイキング開始とした 本館の裏手へと続く車道を歩いて行った 左手に別の建物が見えて車道が分かれたが、そちらは登山コースとは別のようだった
車道が舗装路からダート道に変わった 登山道の入口が現れた まっすぐは下山コースだった 登山道は赤土のようで、赤みがかった色だった
ほどなく急坂が始まった 道は一度緩やかになったが また急坂だった 「息切れの坂」の名が付いていた

(←)
道が緩やかになっ
て易しく歩けるよ
うになった

  (→)
  登山道からは石川
  市街と金武湾の風
  景が眺められた
(←)
金武湾に浮かぶ島
を大きく見る
うっすらとしか見
えなかった

 (→)
  AコースとB,C
  コースとに分かれ
  ると、Aコースで
  山頂へ向かった
登山道の所々でツワブキの黄色い花を見た リュウキュウチクの茂る所を歩く Aコースに下山コースが合流した

(←)
石川岳の山頂が
目前になった

 (→)
  7年ぶりの山頂だ
  った
三等三角点(点名・石川岳)は以前のままだった 山頂から良く見えたのは石川市街の風景だった パートナーが展望台に上がっている
こちらも展望台に立ってみた 北東に恩納岳が望めた 屋嘉岳を見ると山頂のレーダーは無くなっていた

(←)
北の洋上に伊江島
を見る

 (→)
  恩納岳の方向を大
  きく見る
山頂を離れて登って来た道を引き返した B,Cコースの分岐点まで戻ってB,Cコースに入る B,Cコースは始めは緩やかな道だった
下り坂が続きだした 周囲の樹林に「原始の森」の名が付いていた 沢に沿って下ってようになった
   

(←)
沢のそばにはクワズ
イモが多かった

  (→)
   ターザン広場に着くと
   そこがBコースとCコ
   ースの分岐点だった
ターザン広場で根を露わにしている木を見た ターザン広場で一休みしてCコースに入った Cコースは沢そばを続いた
沢の中を歩くこともあった 沢そばを歩くよりも沢の中を歩くことが多くなった 何度も岩を乗り越えた

小ぶりの滝を見
かけた これが
岩越の滝のよう
だった

友愛の池に出た
が、池の水は少
なく、池には見
えなかった
友愛の池からは石川岳への登りが始まった 始めは急坂の登りだった 尾根が緩んで、のんびりと歩けるようになった
尾根から伊江島を望めることがあった 石川市民の森コースが合流した 木の根が這う所を通った
山頂が目前になった この日二度目の石川岳山頂だった 金武湾の方向を見る いくぶん視界は良くなっていた
伊江島も少しはっきりと見えるようになっていた Aコースに入ると、すぐに下山コースに入った 下山道の急坂には「しりもち坂」の名が付いていた
下るうちに歩き易くなってきた 車道に出てきた 車道を辿ると、Aコースの往路入口に合流した