TAJIHM の 兵庫の山めぐり <石垣島の山 
 
久宇良岳    くうらだけ 254.1m 石垣市(沖縄県)
 
1/2.5万地図 : 伊原間
 
【2019年1月】 2019-17(TAJI&HM)
 
   伊原間より  2019 / 1

 二度目の石垣島山行は2019年1月23日から実施した。この二度目に当たってはガイドブックに紹介されていない山を登ろうと考えた。それも山頂に三角点を持つ山をと考えて調べたところ、この久宇良岳がひっかかった。位置としても石垣島北部にあり、一度は訪れてみたいと思っていた地域にあった。
 久宇良岳に向かったのは山行二日目の24日のこと。この日のメインの山は於茂登岳で、その於茂登岳からの下山を終えるとすぐに久宇良岳がある久宇良地区に向かった。空は雲が少し多いものの晴れと呼べそうだった。但し視界はややうっすらとしていた。国道390号線、県道206号線を北上して伊原間を過ぎると、道は一度西方向へと曲がり、そして北へと向かうようになった。そのとき右手に舗装された林道が分かれた。情報ではその林道が登山口に通じるはずだったので、県道を離れて林道に入った。情報通りゲートが現れると、そのゲートを抜けて車を先へと進めた。林道はずっと舗装路として続き、そのまま終点となった。辺りは草地が広がる台地になっており、どうやらパラグライダーのフライト基地でもあるようだった。その台地が素晴らしい展望地だった。足下は海岸線でその先は青い海が広がっていた。その海岸近くを見ると牛が放牧されており、ちょっとした絵になる光景になっていた。北に見えているのは久宇良岳から安良岳へと繋がる尾根だった。山頂を目指して歩き始めると草地は今少し続いて、それが終わると樹林の尾根に入った。雑木林に入ったため展望はなくなり雑木ヤブを歩く雰囲気となったが、目印テープは付いていた。また元は作業道があったのか作業道のようになった所を歩くこともあって、概ね無難に歩けた。そして歩き始めてから30分で雑木ヤブの山頂に着いた、単にピークハントとして山頂に立った感じだった。休むような場所でも無かったので、すぐに引き返すことにした。目印テープを追うようにして下ると、尾根筋を離れてもすぐに尾根に戻り、無事に草地の台地へと戻ってきた。改めて海岸風景を楽しんだが、牛は海岸線から離れて草地の中に入っていた。
(2019/3記)
<登山日> 2019年1月24日 13:40林道終点スタート/14:10山頂/14:33林道終点エンド。
(天気) 薄晴れだったり薄雲の多い晴れだったりと微妙に変化していた。山頂の気温は15℃で、風はほとんど無し。駐車場に戻ってきたときは陽射しがあり、きおんも20℃まで上がっていた。海風が快かった。視界はややうっすらとしていた。
<< Photo Album 2019/01/24 >>
県道を離れて久宇良岳に通じる林道に入ると、すぐに
ゲートが現れた
ゲートのそばに立っていたのはNTTドコモの石垣明
石基地局だった
ゲートを抜けて舗装林道を終点まで走ると、高台にな
った所に出た
高台からは東の大海原が一望だった 海の色がきれいだった 砂浜では牛が放牧されていた
牛の姿を大きく見る 高台はフライト基地でもあるようだった 駐車地点を離れて尾根の方向に向かった
また台地が現れて、そこからも大展望が楽しめた 改めて海の色を眺めた
高台の先で樹林帯に入った 振り返るとずっと離れて野底岳が見えていた その野底岳を大きく見る
まだはっきりとした道だった ツワブキの黄色い花を見た また広々とした所が現れた

海だけでなく北へ
と続く尾根が眺め
られた
また樹林帯に入った 始めは小径を見た すぐに小径は怪しくなったが、赤テープは続いていた ワジュロを多く見るようになった
旧作業道に入ったのかゲートが残っているのを見た 旧作業道を暫く歩いた ワジュロを更に多く見るようになった
また道が不確かになってきた その不確かな中にうち捨てられたゲートを見た 尾根筋に出て山頂を目指した ほぼ平坦となってきた
ほぼ平坦な中に三角点を見た 四等三角点(点名・久宇良岳)を近づいて見た 周囲はすっかり亜熱帯樹林だった
頭上を見上げた 三角点を確認するとすぐに引き返した 赤テープを追うと旧作業道を歩くようになった
芝生広場が近づいてはっきりとした小径を歩く 樹林帯を抜け出すことになった 広場に出て、再び大海原を見ることになった
振り返ると久宇良岳の上空は曇り空に変わっていた その曇り空でも海の色はきれいだった 一度樹林帯に入る
広場に出ると、後はずっと展望の台地歩きだった 海岸線を見ると、放牧の牛が居なくなっていた
よく見ると牛は牧草地に移っていた 牧草地を少し大きく見る 更に大きく見る