◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <沖縄県の山> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
点名・パサン辻 | 292.3m | 今帰仁村(沖縄県) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 仲宗根 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2023年12月】 | 2023-222(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
乙羽岳より 2023 / 12 |
2023年年末の沖縄山行は、初日の20日は雨のため単なる移動日となってしまった。翌21日が山行初日。この日は一日曇りの予想だった。そこで山頂展望は期待せず、ピークハントで過ごすことにした。午前に向かったのは今帰仁村の最高峰、点名・パサン辻を持つ無名の292mピークだった。地図を見ると間近を林道が通っており、山頂までの距離は200mほどでしかなかった。点の記を見ると林道から山道を歩いていたので、その山道をこちらも登ることにした。今回の山行では名護市内にホテルをとっており、そのホテルを出るとまずは乙羽岳に向かった。乙羽岳の山頂に建つ展望台から292mピークを眺めるためだった。その山頂展望台に立つと、上空はすっかり曇り空だった。しかも薄黒い雲で、今にも雨が降りそうだった。292mピークはなだらかな姿をしており、びっしりと常緑樹林に包まれていた。すぐに292mピークに向かった。292mピークの間近を通る林道は仲尾次尾山林道で、舗装林道だった。その林道に入って292mピークの北側の位置まで走った。駐車地点を決めるためだった。結果として292mピークから見ると、南東の位置となる辺りに路肩スペースがあり、そこに駐車とした。まずは林道歩きを開始した。点の記では北西側から山道があるように書かれていたが、東面側まで歩いてきたとき、その辺りが緩斜面に見えたので、小径は見えなかったが適当に斜面に取り付いた。そこは斜面としては緩かったが、けっこうヤブっぽさがあり易しくは歩けなかった。それでもイバラ類は無かったので、厳しさは無かった。易しく登れる所を選ぶうちに南西へと向かうことになった。その途中1メートルほどの幅で深く掘られている溝を見た。点の記から推測するにそれは塹壕跡のようだった。南尾根に出ると細々とした小径を見た。目印テープも付いていた。どうやら南尾根に登山道があったようだった。後はその小径を辿るだけだったが、ヤブっぽさはあまり変わらなかった。山頂が近づくとまた塹壕跡と思われる溝が現れた。それを越して最高点に立つと、そこはリュウキュウチクが大きく育って場所塞ぎをしていた。その竹のそばに四等三角点(点名・パサン辻)を見た。その辺りもヤブと言ってよく展望は全く無かった。そこまでの経路でも展望は無かったので、全くのピークハントと言って良さそうだった。下山は南尾根の小径を辿った。細々とながら小径が続き、目印テープも点々と付いていた。間近を仲尾次尾山林道が通っているので、どこからでも下りられると安心して下って行くと、送電塔に出会った。そしてその先で林道に合流した。その林道は仲尾次尾山林道では無く南隣の林道だった。これには少々がっくりしたが、仲尾次尾山林道との距離は100mほどだったので、気を取り直して北斜面に入った。始めはけっこう急斜面だったが、慎重に下るうちに斜度は緩み、程なく仲尾次尾山林道に合流した。その合流地点から駐車地点までは僅かな距離だった。結局、展望は一切無しで点名・パサン辻の訪問を終えた。 (2024/1記) |
<登山日> | 2023年12月21日 | 10:41駐車地点スタート/10:48林道を離れる/11:01尾根コースに合流/11:08〜24山頂/11:36林道に下り着く/11:52駐車地点エンド。 | |
(天気) | 曇り空。やや強い風あり。山頂の気温は14℃。視界は良かったが、登山経路中に展望は無し。 | ||
<< Photo Album 2023/12/21 >> |
---|