◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <鹿児島の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開聞岳 かいもんだけ | 924m | 指宿市(鹿児島県) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 開聞岳 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2014年9月】 No.3 | 2014-83(TAJI) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
かいもん山麓ふれあい公園より 2014 / 9 |
この日は鹿児島中央駅に近いホテルで朝を迎えた。すぐに帰っても良かったが、どうせなら一つ山を登ってから帰ることにした。そこで手頃な山として開聞岳を登ることにしたものである。心配は天気であったが、前夜に降っていた雨は止んでいた。また天気予報では雨は午前は残るものの、午後は曇りとなっていた。ホテルを出ると、まずは駅前でレンタカーを借りた。すぐには開聞岳には向かわず、車を北西へと走らせた。2時間ほどで登れる山でもあるので、11時くらいから登り始めても良いと考えて、大回りをして開聞岳に近づくことにしたものである。車を走らせるうちに雨が降ってきた。始めは降ったり止んだりだったが、次第に降り続くようになり、ときに強く降ってきた。それでも昼には止むだろうとの考えからだったていた。ドライブのつもりで車を南さつま市から枕崎市へと走らせて、西から開聞岳に近づいた。ところが11時を過ぎても雨は止まなかった。雨の登山はしたくなく、また雨具の準備をしていなかったので、このまま降り続くようなら帰ろうかとの考えが頭をよぎったが、とにかく登山口まで行くことにした。開聞岳が見えてくると、その姿はすっぽりと雲に包まれていた。開聞駅のそばで国道226号線を離れて「かいもん山麓ふれあい公園」へ通じる車道に入り、管理棟の前の登山者駐車場に着いたのは、12時を回った時間だった。車は少なかったが、管理棟では登山を終えたハイカーが10人近く休んでいた。もう雨は止みそうには見えず、天気予報は完全に外れたようだった。後は登山をするかしないかの判断だったが、単に運動をするつもりで登ればよいのではとの考えが浮かんだとき、登山モードに気持ちが一気に傾いた。 この後の開聞岳登山の様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。急な思い付きでもあったので、普段着に靴はズック靴、そして雨具が無いため傘を差しての登山だった。全く散歩のような姿で登山コースへと入った。ガスの中を登るとあって景色は全く見えず、ただひたすら足下の登山道を見ながら登るだけだった。幸いだったのは次第に雨が弱まってきたことと、風をあまり受けなかったことだった。登山道で出会ったハイカーは10人ほど。総て下山中の人で、七合目から先では誰とも会わなくなった。その七合目辺りから岩が増えて滑り易くなったので、より慎重に登った。山頂に着いたのは14時半を過ぎた時間だった。歩き始めてからほぼ2時間だったので、予定通りだった。他に誰もいない山頂は当然ガスの世界で、おまけに強い風が吹いていた。早々に下山とした。この下山中に雨は止んで、傘を差さずに歩けたのは良かった。幾分空も明るくなってきたように思えたのもつかの間、次第に薄暗くなってきた。どうも登山道が東斜面に付いている関係で、午後は意外と暗くなるのが早いようだった。下り坂とあって、いっそうの慎重さで下った。二合目登山口が近づく頃は、16時過ぎだと言うのに夕方のような暗さになっていた。どうやら再び雨が降り出すように思えた。その予想は当たっており、駐車場に着くと、雨が暗い空から降ってきた。登り終えての感想は、やはり体を動かしたことですっきりとした気分になっており、開聞岳に登って良かったの思いが強く湧いてきた。 (2014/10記)(2020/9改訂) |
<登山日> | 2014年9月13日 | 12:42登山者駐車場スタート/12:53二合目登山口/14:38〜45山頂/16:13二合目登山口/16:23エンド。 | |
(天気) | 雨の中を歩き始める。雨は登る途中から小降りとなってきた。風は樹林ではほとんど受けなかったが、山頂では強く吹いていた。下山中に雨は止んできた。気温は樹林帯では17℃、山頂は16℃だった。この日の開聞岳はほぼ雲に包まれており、視界は全く無かった。下山を終えて駐車場に戻ってくると、再び雨が降り出した。 | ||
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