TAJIHM の 兵庫の山めぐり <韓国の山
 
輪山    ゆんさん 318m 釜山市
 
 
【2016年9月】 2016-88(TAJI&HM)
 
   釜山大学駅の近くより  2016 / 9

 第3回目の釜山山行は2016年9月4日から。この山行では晴れは期待出来なかったのだが、二日目の5日は小雨が予想された。そこで釜山市街に近いごく低山を登ることにした。それに叶ったのが輪山だった。輪山は地下鉄1号線の釜山大学駅に近い山で、標高は318mとあってどう見ても一時間程度で登れそうだった。但しネットからの情報では登山口までの道順がよく分からなかった。そこで駅からは山裾まで適当に歩くことにした。山裾を歩くうちに見つかるだろうとの考えだった。
 5日の朝は天気予報通りに曇り空で迎えた。但し雨の降りそうな感じは無かった。朝をゆっくりとしたこともあり、釜山大学駅の東口に出てきたときは10時半過ぎになっていた。輪山はと東の方向を見ると、ビルの空いた所から小ぢんまりとした山が覗いていた。それが輪山のようで、やはり歩いて行ける距離だった。その輪山へと二つほど大きな通りを渡って住宅地に入った。車道は坂道となり、学校に沿って歩いたりしているうちに住宅地を抜けて広い車道沿いを歩くようになった。方向は南東だった。そのまま歩けば峠を越す感じになったとき、左手に小径が分かれた。いかにも登山道と言った感じの小径で、山頂方向に向かっていた。迷わずその小径に入った。周囲は雑木林で、日本の里山を歩いている雰囲気があった。但し、目印は全く無かった。5分ほど登ると広い道に合流したが、その広い道を横切って続きとなる小径に入った。広い道ではハイカーをちらほら見たのだが、小径に入ってまた静かな道となった。ただ静かと言うには語弊があるようで、セミの声が賑やかだった。日本ではその程度の小径なら蜘蛛の巣によく引っかかるのだが、それが無かったのは助かった。自然林の登りを続けていると、傾斜が増してきた。前方に尾根が見えるようになりそれに合流すると、そこに十分な道幅の尾根道を見た。それがメインコースのようで、山頂まで200mの標識を見た。山頂に向かう前に近くにあったベンチで一休みとした。山頂に立ったのは車道を離れてから40分後で、予想通り駅から1時間ほどで山頂に立てたようである。山頂は公園のようになっており、東屋があり展望台も作られていた。その展望台だが、どうも樹林が生長してしまったようで、ごく僅かな展望になっていた。その展望もガスのかかる視界とあって楽しめるまでにはいかなかった。展望はほどほどにして後は昼食をとったりしてのんびりと過ごした。そして下山はメインコースを辿ることにした。メインコースは道幅が広いまま暫く続き、その先は市街地の山らしく立派な階段を下ることになった。コースは主尾根上にあったので、北へと歩くことになった。地下鉄1号線方向に下りたかったため、左手にコースが分かれるのを注意していると、アスレチック広場が現れて、その手前から左手に登山道が分かれているのを見た。広場で少し遊んだ後、登山道に入った。その西に向かう登山道は始めこそ細い道だったが、少し下ると車も通れる広い道に合流した。後はその広い道をどんどん下って行くと車道に合流した。そこの標識を見ると「釜谷庵」とあり、そこは何気に通り過ぎてしまったようだった。。後は住宅地を適当に抜けることになったが、その途中でも「釜谷庵」の標識を見た。更に西に下ると広い通りを横切ることになり、その後は人通りの多い方向へと歩くと、どんぴしゃりと言った感じで釜山大学駅の前に出てきた。
(2017/6記)(2020/7改訂)
<登山日> 2016年9月5日 10:41釜山大学駅スタート/11:05車道を離れて山道に入る/11:30メインコースに合流/11:46〜12:03山頂/12:24アスレチック広場/12:55釜谷庵登山口/13:12釜山大学駅エンド。
(天気) 曇り空で終始した。気温はほぼ27℃だった。風は弱々しく吹く程度だったが、涼しさがあった。視界はガスがかっていた。
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地下鉄1号線の釜山大学駅で降車した 駅を出て、駅の入口を眺めた 東に見える山が輪山と思えた
輪山に向かって適当に市街地を抜けて行くことにした 輪山を正面に見ながら歩いた 幹線道路を越すため、信号の位置まで歩いた
輪山が近づくと坂道を歩くようになった 山裾に着いたが、登山口がある感じでは無かった 山裾を巡る車道に歩道があったので、歩道を歩くこと
にした
暫く歩くと左手に小径を見たので、辿ることにした 山中へと入って行く 緩やかな上り坂となり、登山道を歩く雰囲気となった

 広い道に合流した
 が、それは山頂に
 向かう道では無か
 った

 広い道を横切って
 登山道の続きに入
 った
日本の里山を歩く雰囲気だった 細々と小径が続く 少し傾斜が増してきた 尾根に出て広い登山道に合流した
メインコースのようで、ベンチも置かれていた 山頂まで200mの距離だった 韓国の国花であるムクゲが咲いていた

 山頂が目前になっ
 た


   輪山の山頂に着い
   た 展望台や東屋
   があって公園風に
   なっていた
東屋のそばに山名の彫られた石碑を見る 三角点を見る 展望台の辺りを眺めた

 ガスの広がる空で
 萇山はガスに包ま
 れていた

   萇山の右手にうっ
   すらとしたマリン
   シティを見る
南に見えていたのは金蓮山のようだった 下山はメインコースをずっと歩くことにした 休憩台のそばを通る
緩やかな尾根歩きだった 階段を下るようになった 暫く階段を下ると、再び自然な道となった

 再び階段道となっ
 た

 その階段の途中で
 展望地が現れて、
 回東貯水池が眺め
 られた
階段道が終わって自然林に囲まれた小径を歩いた 広い道に合流した 広い道を歩いて行くが、西斜面に通じる道に注意した

 アスレチック広場
 が現れたので、少
 し遊んでみた

 アスレチック広場
 の手前から西斜面
 への小径が分かれ
 ていたので、その
 小径に入った
緩やかな感じで下って行けた 途中で水飲場が現れた 車道と呼べそうな広い道に合流した
暫くは車道歩きだった ずっと緩やかな道だった 道の雰囲気は良かった 車道の起点が近づくと、ゲートが現れた
二車線道路に下りてきた 入口を振り返ると、「釜谷庵」の標識が立っていた 駅の方向へと向かった
マンションのそばを通った 住宅地を抜けて行った その途中で「釜谷庵」の標識を見た
市街地に出てきた 前方に釜山大学駅が見えて来た 釜山大学駅に戻ってきた