TAJIHM の 兵庫の山めぐり <マレーシア
 
レイク・ガーデン
Lake Garden 《Taman Tasik Perdana》 クアラルンプール近郊
 
 
 
【2015年9月】 2015-86(TAJI&HM)
 
   公園内のペルダナ湖を見る  2015 / 9

 マレーシアの首都クアラルンプールを紹介したガイドブックは多くあるが、どれを覗いても建造物やグルメの紹介がほとんどで、ハイキングの出来る所を紹介した記事は見なかった。但し公園と言う形での自然とのふれあいは出来そうで、その公園の中で一番大きなのがKLセントラル駅の西に広がるレイク・ガーデンだった。人造湖のペルダナ湖を中心に30ヘクタールの広大な敷地で、クアラルンプール市民の憩いの場になっているとのことだった。
 2015年9月のシルバーウィークはクアラルンプールの自然に触れた、く4泊5日の日程で出かけた。初日は移動日で、二日目、三日目はガイドブックに紹介されていない山へと出かけて、マレーシアの自然に親しんだ。そして四日目は気楽な散策としてレイク・ガーデンに向かった。9月20日のことで、朝からレイク・ガーデンに向かう予定だったが、クアラルンプールに来てから知ったブキッ・ナナスのハイキングコースを朝のうちに歩いたため、KLセントラル駅に着いたときは10時を過ぎていた。ガイドブックに載っていた地図はごく簡単なものだったため道順の参考とはならなかったので、コンパスを頼りにレイク・ガーデンに向かうことにした。セントラル駅の西口を出ると、目の前にはヒルトンホテルとルメリディアンホテルが並んで建っていた。レイク・ガーデンにはホテルを迂回する必要がありそうだったが、ホテルの一階部分は駐車場になっていたので、駐車場を突き抜けることにした。その先は車道だったが、車道も適当に適当に抜けると幹線道路の歩道部分に出ることが出来た。その歩道で見たのはレイク・ガーデンを示す標識だった。後は標識に従って歩いて行くと、すんなりと公園に入ってペルダナ湖のそばに出た。そこからの公園内の散策の様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。優しげなペルダナ湖の周囲は緑豊かで、どの花も日本では見ないものばかりだった。空は晴れているとあって気温は33℃まで上がっており、散策の人は少なかった。それでも所々にあった遊具場は、家族連れで賑わっていた。陽射しの下では暑いものの木陰に入ると意外と涼しげな風を受けることがあり、そこは過ごし易かった。空は昼が近づくと雲が増えてきて、薄晴れから薄曇りへと変わってきた。そのため気温は少し下がってきたようだった。昼を過ぎるまで公園内をぶらりぶらりと散策していたが、公園の周辺には博物館などの文化施設があったので、その一つのイスラム美術館を訪ねることにした。そこへ向かう途中にはハイビスカス・ガーデンにも立ち寄った。イスラム美術館で一時間半ほど過ごしてペルダナ湖畔に出たものの、空が暗くなっていたことでもあり、散策はせず真っ直ぐKLセントラル駅へと向かった。今度は標識に従って駅を目指した。車道沿いの歩道を歩くのだが、やはりヒルトンホテルを迂回することになり、往路よりも少し時間がかかってKLセントラル駅に戻ってきた。その駅に着いた直後に強い雨が降り出した。
(2016/8記)(2020/9改訂)
<登山日> 2015年9月20日 10:22KLセントラル駅スタート/10:33レイク・ガーデン入口/11:11売店/13:13〜14:33イスラム美術館/14:53レイク・ガーデン入口/15:05KLセントラル駅エンド。
(天気) 朝からの快晴が続いていた。青空はごく薄い色だった。気温は33℃まで上がっていた。風はほとんど無かったが、ときおり涼しげな風が吹いてきた。視界は少しうっすらとしていた。昼が近くなると雲が増えてきて、午後は曇り空となった。気温も28℃まで下がってきた。雲の色は次第に黒くなって、KLセントラル駅に戻った直後より雨となった。
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KLセントラル駅のコンコースに出てきた 駅の北口に出ると、国旗が飾られていた 公園の方向には二つのホテルが立ちはだかっていた
ホテルを迂回せず、ホテルの駐車場を抜けて北
側に出ることにした
ホテルを抜けた後は適当に車道を歩くと、幹線
道路の歩道に出た そこに公園への標識を見た
振り返って二つのホテル(ヒルトン、ルメリデ
ィアン)を眺めた
標識に従って階段を下った 公園へと近づいた スムーズに公園に入ることが出来た

 すぐにペルダナ湖
 が見えてきた

 ペルダナ湖の東岸
 側を歩いた
ペルダナ湖に近づいた ペルダナ湖は大きな人造池だった
湖岸を歩いて行く 水辺には点々と花が飾られていた ルエリアが咲いていた
頭上の木を見上げた 周囲は優しい森の風景だった 水辺で憩う人を見る

 振り返って駅の方
 向を眺めた
 

 足下で止まってい
 たのはアカエリト
 リバネアゲハだっ
 た
広場になった所が現れた いかにも公園らしい風景を見る 左の写真の右手に噴水を見る
レストハウスが現れた 一階は売店だった レストハウスの軒に咲く花を見る 池から離れると、このような風景となった

 イスラム風のデザ
 インになった花壇
 が現れた

   子供の遊び場として
   大型の遊具が置かれ
   たコーナーがあった
変わった花を見た オーロラコンロンカのよう
だった
これもコンロンカの仲間のようだった サンタンカかと思われる
名前は分からないが赤い花が固まって咲いてい
シンガポールでよく見るスパイダーリリーも咲
いていた
これもシンガポールでよく見るヘリコニアだっ
脇道に入った また遊具の置かれた所が現れた 小径の散歩を続ける
林となった所を通った 適当に歩いて行く 水路のそばに出た
水路に架かる橋を見る 水路も優しい風景だった ときおり地図が現れて、現在地が掴めた
これはプルメリアの仲間だろうか ブーゲンビリアが咲いていた 公園の東のエリアに向かった
人影は少なくなった 東屋を見る 人工の滝を見る 野外劇場のような建物を見た
オオゴチョウの花かと思えた ホテイアオイの花を見た 小さな池が現れた
池で咲くハスを見る 雑然と歩くことを切り上げて、イスラム美術館
に向かうことにした
公園東部は丘になっており、緩やかに登るよう
になった
車道沿いを歩くようになり、左手にバードパー
クが現れた
バードバークに寄る時間が無かったので先へと
進むと、右手にオーキッドパークが現れた
オーキッドパークはさほど大きくも無さそうだ
ったので、寄り道でオーキッド・パークに立ち
寄ることにした
オーキッド・パークは小さな丘の上にあった オーキッド(ラン)の花を楽しんだ ランの花はどの花も絵になる花だった
オーキッド・パークにはなぜか猿がたくさんい
花に囲まれた噴水を見る オーキッド・パークを離れて広い道路に戻って
きた
バードパークを広く眺められることがあった イスラム美術館に着くと、ここで一時間半ほど
過ごした
イスラム美術館を出ると、空は暗くなっていた
駅に戻るために、ペルダナ湖のそばに出ること
にした
きれいな花を見ると、どうしても足を止めてし
まう
ペルダナ湖に通じる遊歩道に入った

 また紫のきれいな
 花を見た


   ペルダナ湖のそば
   に出てきた
上空を見ると、今にも雨が降り出しそうだった もう散策する気は無く、公園の入口に向かった 公園の入口を出て、前方にヒルトンホテルを見る
標識に従って歩くと、やはり二つのホテルを迂
回して駅に近づくことになった
KLセントラル駅の標識が現れた 駅の入口が間近になった 駅に入ると同時に雨
が降ってきた