TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
南山  (火山) 166.4m 姫路市
みなみやま    ひのやま  
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2022年10月】 No.4 2024-178(TAJI&HM)
 
    四郷町見野より  2022 / 10

 南山はJR御着駅に近いとあって、直近2回の登山ではアプローチとして電車を利用していた。その2回共単独行だったので、また南山に登るのであればパートナーを誘おうと考えていた。それを実行したのは前回登山から2年後となる2024年10月のこと。この日は快晴だった。JR御着駅に降り立ったのは9時40分。休日の駅前は閑散としており、まずは駅前通りを東へと歩いた。山陽新幹線の高架下に出ると、南側の道路を東へと歩いて姫路鉄工団地に入った。前回の記憶があるので、間違いなく御着南山登山口に着いてハイキング開始とした。まずは階段となっている遊歩道を登って行く。前回と違って雑草が増えている印象を受けた。それは最初の東屋の位置まで歩いて更に感じた。但し道ははっきりしていた。次の東屋の辺りはいっそう笹が茂っており、けっこうヤブっぽくなっていた。今少し登って標高150m辺りまで来ると、山頂へと通じる小径が左手に分かれた。その分岐点に目印は無かった。巨大な鉄塔が現れると、そこは笹が茂って道を隠していた。無理やり突っ切ると、また小径を追えるようになった。すぐに開けた所が現れて、その先はまた樹林帯だった。その樹林帯に入って三等三角点(点名・南山)を見た。そこが山頂と言えそうだったが、単なる通過点の雰囲気だった。すぐに引き返すと、開けている所で休憩とした。そこは展望地でもあって、南に瀬戸の海を、北西に姫路市街が眺められた。この日の視界は澄んでおり、遠くは後山だけでなく、ごくうっすらと那岐山が分かった。この展望が得られたことで、南山ハイキングを楽しめたと思った。この後は東麓側に下りてJR姫路別所駅を目指す考えを持っていたのだが、別のアイデアが浮かんだ。それは南山から見ると北西に位置する元取山を訪れることだった。 そこで休憩を済ませると尾根道へと戻り、南へと緩やかに下った。その下る途中で草刈りをする作業者とすれ違った。尾根道は巡視路でもあるので、草刈りが定期的に行われているようだった。ハイキングを一日ずらしておれば、すっきりとした尾根道を歩きが出来たようだった。下りを続けて130mピークの手前まで来ると、登山道が二手に分かれた。そこは直進せず、下山コースとなる右手の小径に入った。その小径ははっきりとした道で、無難に下って行けた。麓が近づいてタケヤブへと入り、その中で「姫路古墳ロード」の標識が現れた。その位置でまた道は二手に分かれた。広い道には入らず、「姫路古墳ロード」の標識が示す方向に向かったところ、なぜか最後はヤブに突っ込んでしまった。ヤブをかき分けて道路に出たが、少々納得いかなかった。道路との合流点には何の目印も無かったので、途中で道誤りをしたとも思えた。そこは山頂から見ると南西の位置だった。すっきりしない気持ちになっていたが、気を取り直して元取山へと向かった。(元取山については、元取山の項を参照願います。)
(2024/11記)
<登山日> 2024年10月12日 9:42JR御着駅スタート/9:52南山公園入口/10:37南山山頂/10:40〜58展望地/11:18尾根コースを離れる/11:31四郷町見野登山口エンド。
(天気) 快晴。上空に雲はほとんど無し。山頂の気温は23℃。風はほとんど無し。陽射しの下では暑さを感じたが、木陰は涼しかった。視界は澄んでいた。
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前回と同じく、9時40分にJR御着駅に降り立った 駅前通りを東へと歩いた 国道312号線の上に出ると、南東側に渡った
新幹線の高架沿いの歩道を東へと歩いた 姫路工業団地に近づくと、右手前方に南山が望めた 工業団地内を歩いて登山口に向かった
登山口が近づいた 登山口に入った 登山口の標識を見る
階段道は遊歩道と言えそうだった ハギの花をよく見た 登山道は少し草が茂ってきていた
西に見えていたのは麻生山だった 階段が終わって緩やかな尾根歩きに移った 後ろを振り返った
背後が広く眺められる所があった 左の写真に写る桑原山を中心に眺めた
最初の東屋が現れた 尾根道からは少し離れていた 尾根歩きを続けると、笹が茂ってきた 蜘蛛の巣も行く手に増えてきた
ヤブが減って少し歩き易くなった 送電塔(姫路工業団地連絡線8番)に出会った  前方に見えたのは150mピークだった
その150mピークへと階段を登って行った 次の送電塔は姫路工業団地連絡線7番だった 150mピークに着いて、東屋の中を通った
尾根コースから山頂への道が分かれた 樹林の中を歩いて行く 樹林から抜け出すと、送電塔が現れた
道が雑草地隠されており、適当にススキを横切って先へと進んだ また樹林に入った その樹林を出ると、また送電塔が現れて、そこは展望地だった
山頂へはまた樹林帯に入った その樹林帯が最高地点だった 登山道上にあっさり三角点を見た

三等三角点(点名
・南山)を見る

引き返して展望地
で休憩とした
展望地からは西から北にかけてが広く眺められた

(←)
上の写真に写る右
端部に注目した

 (→)
  書写山の右手後方
  に見えたのは後山
  だった
トンガリ山の後方にうっすらと那岐連山を見た 左の写真の右に姫 路城を見た 
後山を大きく見る 黒尾山を大きく見る 上の写真に写る姫路城を大きく見る
仁寿山之方向を眺めた 仁寿山の背後は御津山脈だった

(←)
白浜町の町並みを
見る その背後に
瀬戸の島を見た

 (→)
  その瀬戸の島を大
  きく見る
展望地を離れると、尾根コースに戻って南に向かった 送電塔(姫一火力線26番)が現れた 送電塔のそばから南西方向を眺めた

下り坂に入った

前方に次の送電塔
と130mピーク
を見た

(←)
次の送電塔(姫路
火力東線22番)
では東の方向が眺
められた

 (→)
  その東の方向の展
  望を見る
伊保山を見ると、その背後に須磨の山を見た 上の写真に写る淡路島を大きく見る
130mピーク手前の鞍部まで下りると、右手に下山コースが分かれた その下山コースに入って麓を目指した はっきりとした道だった 前方が開けることがあり、南西方向が眺められた
道なりに下って行く 麓が近づいて竹林に入った 竹林の中で道が二手に分かれると、「姫路古墳ロード」の方向に向かった また案内板が現れた その辺りまではスムーズだったが
なぜか竹ヤブになってきた 竹林が終わっても、その先に草藪もあり、それをかき分けて車道のそばに出てきた 目印は無かった 車道に出ると、次は元取山を目指した