姫路市自然観察の森で山頂と呼ばれているのが地図では標高点も無い180mピークのことだが、遊歩道が通じているのでごく気軽に訪れることが出来る所である。そのためハイキングとしては物足りないので、近くの鷹山と組み合わせたくなるのだが、ごく軽い散策として楽しむ場合はヤブのある鷹山は敬遠して、180mピークのみで済ませるのも悪くないと思っている。
2016年7月10日は第24回参議院選挙の投票日だった。朝の7時に投票を済ませると、帰る足で京見山を登ったのだが、午後に入ってもう少し歩きたくなった。但し外の気温は30℃を越えていたため、散策として楽しめる山を登ることにした。それに叶うのが姫路市自然観察の森の180mピークだった。遊歩道が充実しているので、暑い中でもごく気楽な気持ちで歩けそうだった。自然観察の森の駐車場に着いたのは13時過ぎで、まさに昼下がりの暑い時間帯だった。その暑い中でも、駐車場は半分ほど埋まっていた。その駐車場からの散策の様子は単に遊歩道を歩いただけのことでもあり、下の写真帳をご覧いただきたい。180mピークへの往路としては始めは山裾の遊歩道を歩き、途中から尾根に出て山頂へと向かった。山頂まで30分とかからなかった。山頂には東屋と展望台があり、東屋には3名の若い女性が休んでいたが、聞こえてきたのは中国語だった。下山は尾根の遊歩道をずっと歩いた。こちらはメインの散策路らしく、中央公園、ソヨゴ公園を通ることになった。最後にネイチャーセンターに立ち寄ってから駐車場へと戻った。終始、樹林の中を歩いたので、気温は30℃を越えることは無く、厳しい暑さを感じずに歩けた。むしろ樹林を愛でながら散策を楽しめたと言えた。暑い季節に汗をかきながらの散策も悪くなかったと思えて駐車場へと戻った。
(2016/7記)(2020/4改訂) |