二度目の竜宝寺山を登ろうと向かったのは、2019年12月の中旬、快晴の日だった。この日は竜宝寺山に近い城越山に向かったのだが、城越山はヤブ山が予想された。そこで展望が楽しめなかったときは、下山後に竜宝寺山を登ろうと考えていた。実際その通りで城越山もその西隣の253mピークも山頂はすっかり樹林に囲まれており、展望は得られなかった。そこで城越山から下山を終えると、予定通り竜宝寺山に向かった。竜宝寺山の南面側はほぼ龍宝寺の敷地になっており、麓には広い駐車場があった。そこに車を止めると後は石段を登って行くだけだった。そこからの竜宝寺山登山と言うか竜宝寺山訪問の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。山頂直下の奥之院まで石段を登って来ると、そこから数メートル高い位置が山頂だった。そこへの小径が無いので奥之院の右手斜面に近づくと、その辺りの斜面はすっかりひっつき虫が繁茂していた。そこは登りたくないので焔魔堂の左手より斜面に取り付いた。数分で山頂に着くと、そこに設置された一等三角点(点名・竜宝寺山)を確認した。山頂からは少し展望があったが、ひっつき虫に近づくことになるので、すぐに奥之院に戻ってそちらで休憩をすると共に展望を楽しんだ。奥之院の境内は絶好の展望地で、下の写真の通り南に向かって広がる展望を楽しめた。奥之院で15分ほど休むと、後はスタスタと石段を下って駐車場に戻った。何か竜宝寺山を登ったと言うよりも、奥之院に参詣してきたと言った方が良さそうだった。
(2020/1記) |