TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
高山    たかやま 298.1m 姫路市・加古川市
 
1/2.5万地図 : 笠原
 
【2013年4月】 No.2 2013-42(TAJI&HM)
 
    八丈岩山より  2012 / 2

 高山と高御位山はほぼ同じ標高で隣あっているのに、登山としての親しまれ方は両極端ではと思える。高御位山には幾つものコースがあって、四季を通じて賑わっているのに対して、高山となるとヤブ山の要素もあって、訪れる人はずっと少ないようである。こちらも1997年に登ったおり、途中のヤブにはちょっと難儀したものである。その高山を16年経った2013年に再び登ることにした。理由としては高山の記憶が次第に薄れてきたためで、再訪して記憶を新たにしようと考えたものである。どうせヤブ山なら北側から登ってみるのも一興ではと思えて、そこで姫路市側の清住集落から登ることにした。
 向かったのは4月29日の昭和の日だった。好天が続いているためか、この日の空は白っぽくなっており、視界はうっすらとしていた。国道372号線を八重畑交差点で離れて清住集落に入ると、集落の道はいたって狭かった。駐車出来そうな所も見当たらなかったため、集落の手前にあった墓地まで戻って、そこの駐車場に車を止めた。そこよりスタートする。目指す尾根は高山から真っ直ぐ北に延びる尾根で、地図には尾根端に神社の記号が見られた。集落内を歩いて尾根端に着くと、そこはごく小さな公園になっており、登山道が始まっていた。その登山道を登って行くと、すぐに神社のそばに出た。神社は大歳神社で、正面に回ってっみると、そこまで東側から車道が来ていたので、そちらからも登れるようだった。神社から先もはっきりとした尾根道が付いていた。どこまで歩けるのかと興味を持って進むと、程なく現れた送電塔(姫路支線5番)までだった。そこから先はそま道さえ無かった。しかもイバラ混じりのヤブだった。そのイバラを切って登り出すと、林の中へと入った所でイバラは無くなり、まずまず樹間も空いて、軽いヤブコギ程度で歩けるようになった。これなら何とかなると言える感じだった。登るうちにシダヤブが現れたが、長くは続かずまた林の中を歩けるようになった。但し展望は無く、ただ樹間の空いた所を狙って進むだけだった。山頂が近づいたとき、一度だけ展望が現れた。そこからは西から北西にかけてが眺められたが、近くの尾根が見える程度だった。山頂へは少し下って登り返すことになった。相変わらず小径は無く、木の幹を掴みながら登った。そして尾根端に取り付いてから1時間少々で山頂到着となった。三等三角点(点名・川北)が置かれた山頂はすっかり木立に囲まれており、展望は全く無かった。その山頂で軽く昼食を済ますと、さて下山はどうするかと考えた。当初の予定では往路の尾根とは東隣りとなる尾根を下る予定だったが、山頂からは加古川市と姫路市を分ける市境尾根に尾根道が付いていたので、それを暫く辿ることにした。尾根道ははっきりしており、始めは南に向かっていたが、途中から方向は東に変わった。その尾根道に案内プレートが点々と付いていた。山頂方向を示すもので、地図を見ない人の為かと思われた。その尾根を進むうちに、次第に南側に展望が現れて、高御位山から桶居山へと続く尾根が眺められた。東へ進むほどに展望は良くなり、260mピークへの登りにかかると、一帯は低木帯になったこともあって、いっそうの展望の良さで、高御位山だけでなく高山も背後に望めるようになった。260mピークに立つと、今少し尾根を歩くつもりで次は257mピークへと向かった。ところが鞍部に向かい出すと尾根道がはっきりしなくなって、ヤブっぽくなってきた。後はどこで下山するかだったので、特に尾根歩きに拘る必要も無かったので、左手の谷へと下りて谷筋を辿ることにした。北西方向へと斜面を適当に下って行くと、そちらも軽いヤブコギとなったが、下る方向なので木に掴まりながら一気に下って行った。そして沢に出ると、後は沢沿いを辿ることにした。もうヤブと言うほどでもなく、適当に歩くだけだった。程なく現れたのが清住新池で、その縁を巡ると車道に出ることになった。後はその車道を歩けば、自然と清住集落へと言うか駐車地点へと向かえるはずだった。気温は25℃まで上がっており、少々汗ばみながら農道をとぼとぼと戻って行った。
(2013/5記)(2021/3改訂)
<登山日> 2013年4月29日 9:43スタート/9:52大歳神社/9:59送電塔/10:59〜11:20山頂/11:51[260m]ピーク/12:21〜30沢そばに下り着く/13:07エンド。
(天気) 朝は良く晴れていた。林の中の気温は21℃で、湿度が低いためか、ちょうど良い感じだった。昼が近づいて、空は薄晴れに変わってきた。風はほとんど無し。視界は遠方がうっすらとしていた。下山を終えたときは25℃を越える暑さだった。
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清住集落の手前にあった墓地より歩き始めた 神姫バスの清住バス停を過ぎる ここが終点だ
った
集落の道を抜けて行く

 尾根端に着くと小さ
 な公園になっていた
 そこから登山道が始
 まっていた

     登り出して後ろを見
    ると清住集落の佇ま
    いが眺められた
すぐに大歳神社の前に出た 神社のそばから別の登山道が始まっていた 緩やかで歩き易い小径だった
前方に送電塔(姫路支線5番)が見えてきた 送電塔から東を見ると溜め池が眺められた 導電塔から先には小径が無くいきなりヤブコギ
だった
ヤブコギが続くかと思っていたところ、すぐに
林に入った 登山道は無かったが適当に歩けた
歩くうちにシダが見られるようになるも、ヤブ
にはならなかった
一度シダヤブに突っ込んだが、そこも迂回すれ
ば済む所だった

 概ね軽いヤブコギ
 程度で歩けた

   展望の無い尾根歩
   きだったが、山頂
   が近くなったとき
   西に展望が現れた
山頂が前方に現れた 山頂は新緑の木立に包まれていた 満開のミツバツツジを見る
一度鞍部へと下った後、山頂への登りが始まった 山頂が間近になると、前方が明るくなった 陽射しの当たる山頂に着いた
山頂の三等三角点(点名・川北)を見る 明るい山頂だったが、すっかり雑木に囲まれて
いた
山頂で昼食を済ますと、南へと登山道を歩いた
緩やかな歩き易い登山道だった 尾根の方向が東へと向かうと、南に展望が得られるようになった

 上の写真に写る飯
 盛山を大きく見る

      鷹ノ巣山を大きく
     見る
高御位山を大きく見る 登山道のそばにヤマツツジをちらほら見た 登山コースが二手に分かれると、左手に入った

 前方に見える260
 mピークを目指した

   260mピークへ
   の登りにかかると
   低木が増えて、展
   望が良くなってき
   た

 振り返ると、先ほ
 ど立っていた高山
 の山頂が望めた
高御位山を大きく見る 桶居山を大きく見る 260mピークは木立に囲まれていた
260mピークを越すと、北に展望が開けてきた 左の写真に写る王神峯を大きく見る
笠形山を大きく見る 足下の溜め池(清住新池)が眺められた 溜め池の先には清住集落が眺められた
左手には高山の山頂がすっきりと見えていた 尾根がヤブっぽくなったので尾根を離れること
にした
北西に向かって斜面を適当に下った
一部でヤブコギがあっったが、すぐに抜け出した 後は特に無理もなく下って行けた 沢そばに下り着いた
沢沿いを北西へと歩いた 清住新池のそばに出てきた 溜め池の縁を回って堤防側に出た
もう農道を歩けば駐車地点に戻れるはずだった 道そばでガマズミの花を見かけた 別の溜め池のそばを通った