TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
一本松    いっぽんまつ 320m 宍粟市
 
最上山    さいじょうさん 150m
 
 
1/2.5万地図 : 山崎
 
【2019年11月】No.3 2019-178(TAJI&HM)
 
    山崎町須賀沢より  2019 / 11

 この日の目的は最上山公園のもみじ狩りで、一本松には付け足しの感じで登ることにした。最上山公園の中腹駐車場に着いたのは午後に入ってからだった。山崎町には午前9時半には来ていたのだが、雲の多い空を見て午前は近くの山を登って時間をつぶすことにした。その近くの山は長水山で、五十波コースを登ると予定通り午前で長水山は終了となった。昼の空は期待通りに雲は減っており、快晴と呼べるまでになっていた。最上山公園の遊歩道に入ると、11月末日のもみじ狩りはやはり少し遅かったようで、盛りを過ぎたことを示すように遊歩道はカエデの落ち葉で覆われていた。それでもまだ見頃のカエデも多く残っており、園内は大勢の人で賑わっていた。尼ヶ端展望台まで歩くともみじ山へと向かい、そぞろ歩きで公園を散策した。公園では軽い昼食もとって駐車場に戻ってきたときは12時42分になっていた。その駐車場を通り抜けて北へと向かうと、すぐに篠ノ丸城跡への登山道が車道から分かれた。その登山道に入ると、その周囲も紅葉が残っており、篠ノ丸城跡の散策も兼ねてか登山道でもよく人を見かけた。登山道の入口から篠ノ丸城跡までは20分だった。篠ノ丸城跡の広がる山頂は一本松と呼ばれているが、公園風になっている城跡の雰囲気は良いものの展望に関しては以前と変わらず良くは無かった。その一本松まで来ればいつものことながら近くの三角点ピークまで足を延ばすことにした。西の方向へと歩いて東屋のそばを過ぎると、緩く下って緩く登り返した。そして三角点ピークに着いてみると、そこが以前と様変わりをしていた。樹林に囲まれたピークだったはずだが、北側の木々が伐られており、展望のピークに変わっていた。また休めるようにとベンチも置かれていた。展望は西北から北にかけてで、午前に登った長水山がすっきりと眺められた。一本松に戻って来ると、その展望がないと思っていた山頂にも良く見ると南東側が切り開かれていることに気付いた。そこに立ってみると南東から南までが広く眺められて、篠ノ丸城跡でも展望を楽しめることが分かった。その展望に満足すると駐車場へと下山に向かった。再び残った紅葉を楽しみながらだった。
(2020/1記)
<登山日> 2019年11月30日 12:00最上山公園山上駐車場スタート/もみじ山散策/12:42駐車場に戻って来る/13:03一本松/13:18〜28点名・山崎/13:38〜45一本松の展望地/14:01駐車場エンド。
(天気) 午前は雲の多い空だったが、昼を回ると雲は減って快晴となった。もみじ山の気温は10℃で風はほとんど無し。陽射しの下では十分な暖かさだった。点名・山崎の木陰では気温は8℃ほど。視界は澄んでいた。
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最上山公園の山上駐車場はほぼ満車状態だった 駐車場のそばで見事に紅葉したカエデを見た 駐車場からは国見山が望めた
国見山山頂の展望台がはっきり見えていた 公園の遊歩道に入った 道そばにはまだまだ見頃の紅葉が残っていた
真っ赤なカエデを見た 快晴が赤色をいっそう鮮やかに見せていた 遊歩道の途中から百畳敷に向かった
百畳敷では子供の声が賑やかだった 黄葉したカエデを見る 尼ヶ端の展望台に近づいた
展望台は見上げるだけにして、上がらなかった 次に、もみじ山に向かった もみじ山に来ると、そこも大勢の人が憩っていた
もみじ山のカエデは少し色あせていた その樹林の先
に国見山を見る
赤みは減ってきていたが、見頃の木も少しは残ってい
もみじ山の雰囲気は良かった
もみじ山の散策を終えて駐車場に戻ってきた 更に車道を進んで一本松への登山道に入った 妙見宮の鳥居を潜る
一本松の登山道も紅葉に彩られていた 頭上の紅葉を眺めた 登山道はつづら折れで続いた

つづら折れの東端で
は、何度か東の方向
に展望が現れた

(←)
一本松のピーク
に着いた

 (→)
 そこは篠ノ丸城址
 の本丸跡で公園に
 なっていた
本丸跡を離れて西に向かった 逆光に光る黄色い葉を見る 二の丸跡に着くと、そこには東屋が建っていた
東屋の前からは山崎の市街地が一望だった 東屋の前でもきれいな紅葉を見た 西へと延びる尾根は登山ルートだった
尾根コースに入って鞍部へと下り緩やかに登り返した すぐに三角点ピークに着いた 三等三角点(点名・山崎)を見る

(←)
三角点ピークは木
が伐られて展望地
に変わっていた

 (→)
  北に向かっての展
  望で水剣山が望ま
  れた

水剣山の前で壁に
なっているのは長
水山だった

水剣山が陰ったと
き、長水山が浮か
び上がった
黒尾山の山頂がちらりと覗いていた 暁晴山も山頂をちらりと見るだけだった 展望地のそばでマンリョウの実を見る

(←)

立つ位置を変える
と北東方向が望め


 (→)
  左の写真に写る黒
  滝を大きく見る

尾根歩きは三角点
ピークまでとして
引き返した

二の丸跡まで戻っ
てきたとき、北の
方向にも展望のあ
ることが分かった

北西に後山を見る

後山と船木山の並
ぶ姿を見る

篠ノ丸城址に戻っ
てきた
篠ノ丸城址の東南側に展望地があった そこに立って南東から南にかけてを眺めた
その展望地の近くにも東屋が建っていた 篠ノ丸城址を離れて駐車場へと戻った 駐車場が見えてきた