TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
伊勢山    いせやま 352.8m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2018年10月】 No.8 2018-137(TAJI)
 
    伊勢山西峰より本峰の方向を望む  2018 / 10

 伊勢山は北麓側の「伊勢岩屋の森」からは短時間で山頂に立つことが出来るが、南麓の「打越木もれ日の森」からは少し距離があるため、じっくり登るのに適している。その「打越木もれ日の森」には幾つかコースがあり、少し遠回りで山頂に近づくのは東尾根コースだった。その東尾根コースを風の非常に強い日に訪れた。
 2018年10月第一週の週末は三連休で、その初日の土曜日に伊勢山に向かった。この日は日本海側を台風25号が通過していたため暴風雨が予想されていたが、姫路市にあっては風こそ強いものの雨は降って来なかった。その空を見て午後に入っていたものの伊勢山に出かけた次第だった。「打越木もれ日の森」の駐車場に車を止めてスタートしたのは15時のこと。台風は但馬沖を次第に離れているのか、上空は青空も見られるようになっており、天気の回復していることが分かった。「打越木もれ日の森」からのコースは9ヶ月前に東沢コースと西沢コースを歩いており、ほぼ登山道の様子が分かっていたので、風こそ強いものの気楽な気持ちで歩いた。12分ほど歩くと右手に東尾根コースが分かれたので、そちらに入った。東尾根コースは緩やかな道で暫く続いた後、少し傾斜が増してきた。それも厳しい感じは無く、気楽な登りに変わり無かった。但し目印が減ってコースの分かり難い所があった。それも注意深く歩いておれば問題なく、東尾根コースに入ってから15分で東尾根に出た。そこは298mピークに近い位置で、山頂まで少し距離があった。山頂までに幾つか小さなピークを越すことになり、その中には展望ピークがあって北の方向が開けていた。その北の空は台風の影響か黒い雲が広がっており、遠くは薄ぼんやりとしていた。山頂に着いたのは尾根に出てから40分後で、相変わらず展望は無かった。小休止を終えると伊勢山西峰(岩屋山)に向かった。10分も歩けば西峰に着いて漸くじっくりと腰を下ろした。北こそ天気は悪いものの、他の方向はもう晴天と呼べる空になっていた。但し風はまだまだ強く台風の風だった。展望を楽しむと、引き返さずそのまま南へと下って行くことにした。西峰の南端に出ると、その先の露岩地には9ヶ月前には見なかったロープが張られていた。そのロープを伝って下って行くと、西尾根コースには入らず中尾根コースに入ることになった。その中尾根コースはシダが茂っていたが、道ははっきりしており特に問題も無く下って行けた。谷筋に下り着くと東沢コースに合流し、その先では東尾根コースが左手から合流した。そこまで来れば「打越木もれ日の森」の登山口まで10分の距離だった。
(2018/10記)
<登山日> 2018年10月6日 15:00「打越木もれ日の森」駐車場スタート/15:11東尾根コースに入る/15:26東尾根に出る/15:55〜16:01山頂/16:10〜35西峰/中尾根コースを下る/16:49東沢コースに合流/17:05エンド。
(天気) 台風25号が日本海沖を通過しているとあって、風が非常に強かった。北の空は雲が広がっていたが、その他の方向は晴れと呼べる空だった。山頂の気温は26℃。視界は北の方向こそ悪かったが、その他の方向はまずまず良かった。
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 打越木もれ日の森
 の駐車場に着いた
 ときは午後3時が
 間近になっていた

 伊勢山コース図が
 あり、4コースが
 描かれていた
 
まずはヤマザクラ広場に入った 広場には里山北コースへの標識が立っていた 標識に従って北へと歩いた
沢を渡った先が里山北コースだった 里山北コースに入って北へと歩いて行く ベンチが置かれている前を通った
小橋を渡った 登山口から12分で、東尾根コースが分かれた 東尾根コースは緩やかな道で始まった
東尾根の標識を見る ロープを伝う所もあった シダの中を歩いて行く
東尾根に着いた 前方にピークを見る 山頂までに幾つか越すことになる またロープを伝った
岩場のそばを通った 小さなピークを越した 緩やかに下って行く
木の根が這う所を通った 尾根は易しく歩ける所も多かった 尾根の途中で展望ピークが現れた
北から北東にかけてが望まれたが、北の空は暗かった

 (←)
 上の写真に写る
 高森を少し大き
 く見る

  (→)
   明神山の方向は
   すっかり暗かっ
   た
 
次のピークへと向かった 尾根を外れて歩くことがあった またピークを前方に見た 今度は山頂かと思えた

 山頂が間近にな
 った

 山頂に着いた

 陽射しはあまり届
いていなかっ た
少時の休憩を済ませて西峰へと向かった 途中で東沢コースが合流した 咲いていたのはハギだった
西峰への登りに入ると、ロープが置かれていた 西峰のピークは岩場だった その岩場に上がった
南西から西、北西にかけてを眺めた
上の写真に写る新龍アルプスを大きく見る 伊勢山西峰より伊勢山本峰を望む
 
岩場を離れて西峰を南へと歩いた 西峰の南端に着いた そこも好展望地だった
この日歩いた東尾根が眺められた 左の写真に写っている書写山を大きく見る
上の写真の右に続く風景を見る 南から南西にかけてだった 城山の辺りを少し大きく見る

上の写真に写る
籾取山の辺りを
少し大きく見る

左の写真に写る白
鳥城を大きく見る
足下にロープがあり、それを伝って下山を始めた 下るうちにシダを見るようになった その下山コースは中尾根コースだった
樹林帯に入った 足下にシロオニタケを見る 東沢コースに合流した
里山展望台からのコースが合流した 沢を横切った 往路で歩いた東尾根コースが合流した
ベンチの位置まで戻ってきた ヤマザクラ広場に入った 「打越木もれ日の森」の駐車場が目前になった