金城山を26年ぶりに登ることにした。前回は往路コースを誤って直登コースの一つ南の尾根を登ってしまったので、今回は正しく直登コースを歩くことにした。金城山からは前回と同じコースを歩いて周回で歩くことにした。おおよそのコースは次の通り。長命寺を起点に直登コースを登って金城山へ。次に北隣の350mピークに立ち、そこから西へと鈴堀山とを結ぶ尾根を歩いて鈴堀山に立つ。鈴堀山からは南へとひたすら尾根筋を歩いて長命寺に戻ってくるコースだった。長命寺に着いたのは10時半前。本堂の近くにあった駐車場に車を止めた。この日は快晴。そのためか朝は冷え込んでおり、5℃を下回っていた。まずは本堂の前に立つと、おもむろにそばの歩道を歩き始めた。すぐに頼政池の前に出ると、古びたハイキングコースの標識が立っていた。もう字は読めなくなっていたが、左手の道を進めば鈴堀山へと繋がる尾根コースで、東へと直進すれば金城山に至る直登コースだった。そこは金城山コースに入った。害獣避けフェンスが現れて、そこのゲートを通過した。程なく右手に現れたのは金城池だった。そこはゴルフ練習場になっていた。その金城池のそばを通ってもまだ平坦な道は続いた。その登山道が途中で二手に分かれると、そこは目印テープに従って左手の小径に入った。少し道がはっきりしていなかったので目印テープを追うように歩いていると、次第に上り坂となった。直登コースの尾根に入ったようだった。漸く登山の雰囲気となり、登るうちに背後に展望が現れた。前方も展望があり、金城山の尾根が眺められた。その直登コースはヤブっぽさがあって易しく歩けるとは言えなかったが、ヤブコギをする感じでも無かった。そのヤブっぽい尾根は山頂が近づくと急坂になってきて厳しさが出てきた。そこを休まず登りきると主尾根に合流した。その合流点の位置が山頂だった。まさに直登コースだった。山頂に三等三角点(点名・金城山)を見るも、周囲は木々が囲んでおり開けている感じは無かった。それでも北東方向に少し展望があって、妙見山から西光寺山にかけてが眺められた。手頃な木に登ってみると北の方向も望めて、そちらに西脇市街を見た。その金城山の山頂で昼休憩とした。35分ほどの休憩を終えると、次に鈴堀山を目指した。まずは北隣の350mピークへと歩いて行く。またヤブっぽい尾根歩きで、その尾根にも目印テープが付いていた。ところが350mピークに着いて鈴堀山とを繋ぐ西尾根に入ると、目印テープを見なくなった。道もはっきりせず、ただ尾根筋を辿る感じとなった。相変わらずヤブっぽい尾根で、灌木の小枝を払いながら進んだ。緩やかな下り坂が続いて鞍部に着くと、そこからの登り返しは急斜面だった。始めに岩場が現れるとそこは好展望地で、すっきりと金城山の尾根が眺められた。鈴堀山も見上げるようにして眺められた。そこからが一段と厳しかった。急斜面なだけでなくヤブはイバラも混じり出して、金城山コースよりも数倍厳しいのではと思えた。それでも木に掴まりながら一歩一歩と登って行くと、突然と言った感じで登山道に合流した。そこは鈴堀山の山頂直下で、鉄塔が間近に見えていた。立った位置は尾根道で、近くから山頂への道が分岐していた。その山頂への道に入ると、ごく僅かな距離で山頂到着となった。4年ぶりの鈴堀山山頂は少し雑木が伐られたようで、以前よりも更に好展望地になっていた。電線が多少視界を妨げてはいたが、北西に西脇市街を、北には石戸山、そして東は金城山の尾根だった。冷たい風を受けたものの、その風のおかげか視界は澄み切っており、十分に展望を楽しめることになった。その鈴堀山からは、南へと尾根歩きに移った。南尾根にははっきりとした尾根道が付いていた。電波塔の横を通ると、数分で和布山に着いた。四等三角点(点名・和布)を見るものの、以前と変わらず樹林に囲まれた山頂だった。和布山を離れると登山道はマイナーな雰囲気となったが、ヤブっぽいとまでにはならなかった。ときおり展望が現れて、南の方向や金城山の尾根が眺められた。途中に小さなピークが幾つかあり、一度265mピークの方に進みそうになった。それ以後はときおりGPSで現在地を確認しながら下った。麓が近づいたとき害獣避けゲートを通った。その先で現れたのが頼政池で、そこで往路コースに合流した。そこまで来れば長命寺まで僅かな距離だった。予定通りに周回で歩けたが、予想よりもヤブの度合いは高かったので、これはヤブ山派向きのコースだったと言えそうだった。ただ登り終えて楽しかったとの思いを持てたのは確かだった。
(2025/3記) |