TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬
 
神鍋山    かんなべやま 469m 豊岡市
 
1/2.5万地図 : 神鍋山
 
【2013年10月】 No.2 2013-85(TAJI&HM)
 
    日高町太田より  2013 / 10

 神鍋山には2013年4月に登っていたのだが、そのときあっさりと見つかると思っていた三角点がなぜか見つからなかった。地図では山頂より30mほど低い東側の緩斜面にあることになっており、その辺りにはスキーリフトの山上駅が建っていた。そこでリフト駅を中心にして一帯を探したのだが、とうとう見つけられなかった。その三角点について帰宅後ネットで調べると、実際にスキーリフトの山上駅近くにあり、どうやら人工スキーのマットの下に隠されていたようだった。そうと知ると改めて訪れたくなった。そこで半年後の10月に再訪とした。神鍋山のごく近くに瀟洒なブリーリッジホテルが建っているが、そのホテルに泊まりたくなり、そこでついでとばかりに神鍋山の三角点を見ることにしたものである。
 この日は快晴。空に雲はほとんど見られず、澄んだ青空が広がっていた。三角点を見るのが目的なので、車で山上まで出ようとしたところ、なんと車道の入口には車止めが作られており、進入禁止になっていた。どうやらこの半年間に作られたようだった。入口の標識を見ると、車道はハイキングコースになっており、「ゆっくり遊歩道コース」とされていた。そうなると麓から歩くことにした。車は車道の入口近くに止めて、「ゆっくりコース」では無く、斜面を登る「斜面直行コース」に入った。こちらのコースは車道では無いのだが、車は通行禁止とする標識が立っていた。四駆車なら登れてしまえそうな緩やかな斜面なので、その標識を立てておかないと車が入ってくる恐れがあるのだろう。コースを登って行くと、周囲はススキの穂がいっぱい出ており、秋たけなわを感じさせた。神鍋山はごく小さな丘と言えそうな山なので、登山口とリフト駅の標高差は80mほどでしかない10分も登れば、もうリフト駅に着いてしまった。そのそばに人工スキーのマットが敷き詰められており、そのどこかに三角点があるはずだった。ざっと眺めたところ、どこに三角点があるのかさっぱり分からなかった。そこでマットの升目を丹念に調べたところ、一カ所が白くなっていた。それが三角点だった。マットは小さなパーツの組み合わせなので、三角点の部分を外してみると、角を削られた四等三角点(点名・神鍋)が露わになった。これですっきりとした気分になり、外したマットを元に戻すと、暫し山上からの展望を楽しんだ。まだ朝の時間帯とあって、東の方向は雲海が広がっていた。それが次第に薄れ行く様を眺めていた。その後は神鍋山の最高点に立ち、そして噴火口の縁に作られた遊歩道を一周するなどして山上散策を楽しんだ。噴火口はすっかりススキに覆われており、その様を眺めながら歩いたが、山上を渡る風はひたすら爽やかで、歩いているだけでも楽しかった。どうも神鍋山は秋のハイキングの方が面白いのではと思えた。下山は「ゆっくりコース」は歩かず、往路と同じく「斜面コース」を下って駐車地点へと戻って行った。
(2013/11記)(2021/3改訂)
<登山日> 2013年10月28日 8:48スタート/8:59〜9:14点名・神鍋/9:21山頂/9:26〜48噴火口散策/9:56エンド。
(天気) 澄んだ空が広がっていた。ほとんど雲は見られなかった。視界も良く澄んでいた。山上の気温は陽射しの下で17℃ほどあった。弱く吹いてくる風が爽やかだった。
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山頂に通じる車道は入口に車止めが作られていた
山頂への「ゆっくり遊歩道コース」になっていた
「斜面直行コース」を登って行くことにした 素晴らしい快晴だった 幅広の道のため四駆車なら簡単に登れそうだった
但し車は進入禁止だった
季節柄、山肌はススキの穂が広がっていた 左斜面が緑に変わったと思うと、そこはワラビの群生地だった
すぐに山頂が近づいてきた 朝日に光るススキを見る 山頂には向かわず右手のスキーリフト駅に向かった
リフト駅のそばは人工スキーのマットが敷かれ
ていた
マットに隠された三角点を探した 丁寧に探すと、一ヶ所で白い石があった
それが四等三角点(点名・神鍋)だった 三角点を見つけて一安心すると、後は東に広がる展望を楽しんだ

 雲海の背後に床尾
 山を見る

  ブリ山の右手の雲
  海を見る
展望を楽しんだ後は山頂に向かった 草刈り直後なのか、草の臭いが漂っていた NHKの通信設備は建て替えられていた
最高点の辺りを歩く 森の散策だった 最高点からは噴火口へ通じる小径に入った 辺りの自然林を眺める 緑が美しかった
噴火口のそばに出てきた 西に蘓武岳の尾根がくっきりと見えていた 噴火口の遊歩道を一周しようと右回りで歩き始めた

 噴火口の東に回っ
 てきた

  ゆっくりコースの合
  流点に近づいた
三川山の方向が梢越しに望めた 噴火口の西側まで歩いてきた
西側まで来ると、ススキが光って眺められた 西の尾根を眺める 蘓武岳の山頂は見えていなかった 麓は栗栖野地区だった

 噴火口の北西まで
 来ると、東屋と神
 鍋神社が現れた

    雲海は消えようと
   していた
噴火口の遊歩道を一周したので、下山の途につ
いた
噴火口を離れて「斜面直行コース」に向かった 噴火口から麓までは10分とかからなかった