TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
三濃山    みのうさん 508.3m 相生市・上郡町
・たつの市
 
1/2.5万地図 : 二木
 
【2020年1月】 No.10 2020-11(TAJI&HM)
 
     高巖山より  2019 / 12

 三濃山の山頂は陽射しをたっぷりと浴びることが出来るので、冬の快晴の日に登ってみたいと思う山の一つである。その考えで2019年の大晦日に播磨科学公園都市側から登ろうと向かったのだが、いざ登る段となって黒い雲が上空に広がってきた。その空を見て登る気持ちが萎んでしまい、山を目の前にして帰宅してしまった。但し登りたい気持ちは続いていたので、年を越した2020年1月に改めて三濃山に向かった。第三土曜日のことで快晴の空だった。その空は播磨科学公園都市に入っても変わらなかった。播磨科学公園都市側から三濃山へのコースは二つあり途中で合流しているが、その二つ共にこの日は歩くことにした。二つはショートコースとロングコースと言ってよく、往路はロングコースを登って行くことにした。車は第二配水池のそばに止めたが、そこはショートコースの起点でもあった。ロングコースの入口に向かうべく車道を戻ると、最初の交差点で左に折れた。西へと歩いて行くと左手にダイセル第3サッカー場が現れた。2年前に出来た新しい競技場だった。そのサッカー場の近くにロングコースの入口があった。そこから山頂までは1620分ほどでショートコースと合流した。その先、あと530mポイントを過ぎると山頂方向へと向かうようになり、道の雰囲気は遊歩道と言うよりも山道と呼ぶのが相応しくなってきた。そしてロングコース入口から36分、合流点から14分で山頂到着となった。それまでは少し北風を受けていたが、山頂は樹林が北風を防いでおり、陽射しをいっぱい受けて十分な暖かさだった。山頂のアカガシは青葉を茂らせていたが、大きくなっているようにはあまり感じなかった。そのアカガシに注連縄が飾られていた。また小さな鏡餅が供えられていた。そのアカガシを見て気になったのはアカガシの南側にスギ、ツバキ、ヒノキの三本の木が並んでいることで、けっこうアカガシに対して陽射しを遮っていた。三本の木の枝を少し払ってもよいのではと思ってしまった。ロングコースを登ったとは言え短時間で山頂に立ったので、少々歩き足りない気持ちだった。そこで南の方向に下って求福教寺(ぐふくきょうじ)辺りを少し散策することにした。その求福教寺の庫裏にこの日は十人ほどが集まっていた。どうやら仏事が行われているようで、どのお堂も祠も扉が開かれていた。山王権現のお堂を覗くと立派な仏像が鎮座していた。その後は山頂に戻って昼休憩とした。再びたっぷりと陽射しを浴びながらだった。その三濃山からの下山はショートコースを下って第二配水池のそばに下りてきた。休憩を含めても2時間のミニハイキングだった。
(2020/2記)
<登山日> 2020年1月18日 10:04配水池の近くよりスタート/10:14[1600mコース]登山口/10:36配水池コースと合流/10:50〜11:40山頂(求福教寺周辺の散策を含む)/11:50配水池コースに入る/12:00配水池コース登山口エンド。
(天気) 快晴。澄んだ空だった。樹林帯の気温は8℃で冷たい風を受けた。山頂は12℃ほどあり、風はほとんど受けなかった。視界は澄んでいた。
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(←)
車は第二配水池の
そばにあった造成
地に止めた

 (→)
  その造成地からは
  那岐連山が眺めら
  れた
まずは配水池前の道を北へと歩き出した 正面に見えていたのは後山の尾根だった 北西に見えていたのはSPring−8だった
交差点を左に曲がった 正面は三日月運送だった 歩道を西へと歩いて行く 右手前方にサッカー場が現れた
ダイセル第3サッカー場は2年前に出来た施設だった サッカー場のそばにロングコースの登山口があった 登山コースは緩やかな遊歩道で始まった
遊歩道からサッカー場を見ることがあった 易しい遊歩道が続いた 丸太の階段道が現れたが、これも緩やかだった
木々の隙間から山頂を見た 東へと歩いて行く ショートコースと合流した
合流点の先で山頂まで530mの標識が現れた 馬の背状の痩せ尾根を歩いて行く もう遊歩道の雰囲気は無くなり、すっかり山道だった
植林地のそばを通った 落ち葉の積もる所は道が分かり難かった 山頂が間近になった
三濃山の山頂に着いた ロングコース入口から36分が経っていた 三等三角点(点名・三濃山)を見る
アカガシの前に注連縄が張られていた アカガシを別の角度から眺めた 3年前とあまり変わっていないように思えた アカガシの南側に三本の木が育っており、アカガシに対して陽射しを遮っているのが気になった
二代目アカガシを見る こちらは順調に育っていた アカガシの前に小さな鏡餅が供えられていた 期待通りに暖かい陽射しをいっぱい浴びた
(←)
この日の視界は澄
んでおり、瀬戸の
島々がはっきり見
えていた

 (→)
  西島の背後には四
  国の山並みも望め
  た
小豆島を眺めた 南の斜面を下って求福教寺に向かった すぐに見えてきたのは庫裏だった その前に車を見た
この日は仏事があるのか10人ばかりの人を見た 庫裏の先にある山王権現に近づいた 山王権現の正面に立つと戸が開かれていた
きらびやかな仏像が鎮座していた 庫裏より少し低い位置に本堂を見た 求福教寺の本堂も戸が開いていた
本堂を離れて庫裏の方向に戻った 更に山頂へと戻って行った 山頂が間近になった 澄んだ青空だった

山頂に戻って改めて
展望を楽しんだ

(←)
淡路島の常隆寺
山を見る

 (→)
 うっすらと諭鶴羽
 山を見る
足下に高巖山を見る 下山は播磨科学公園都市へと戻った この下山ではショートコースに入った
こちらも易しい道だった 第二配水池まで来れば、登山口は間近だった ショートコースの登山口に下りてきた
登山口に戻った後、配水池のそばから北の山並みを眺めた