TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津 
 
羽束山    はつかやま 524m 三田市
甚五郎山    じんごろうやま 430m
 
1/2.5万地図 : 武田尾・木津
 
【2023年2月】 2023-26(TAJI&HM)
 
    有馬富士CCより  2023 / 2

 播州エリアからも良く見える北摂の山に羽束山があるが、2007年に登っていたのみだった。その羽束山を16年ぶりに登ろうと向かったのは2023年2月の第一土曜日のことだった。朝から快晴の空だった。オーソドックスに香下寺からのコースを登ることにした。10時前に香下寺の駐車場に着くと、既に6台の車が止まっていた。羽束山はやはり人気の山のようだった。このときストックを忘れていることに気付いたが、登山口近くに何本もの竹杖が置かれていたので、借用することにした。登山コースに入ると程なく石段の登りが始まった。いかにも古道と言った趣がある登山道だった。山頂には羽束神社が建っているので、その参道とも言えそうだった。但し展望は無かった。その石段をしっかり登って行く。登山道には丁石があり、八丁の標石を見た。六丁の標石が現れるとそこが六丁峠で、石仏も置かれていた。六丁峠は羽束山と甚五郎山との分岐点でもあったので、先に甚五郎山に向かった。ほぼ緩やかな道で、ごく短時間で甚五郎山に着いた。そこは展望の無いピークだったので、すぐに引き返して六丁峠に戻った。峠からの羽束山への道は始めは北東へと巻き道になっており、山頂まであと450mの位置から再び石段となって山頂に向かうようになった。相変わらず樹林に囲まれた道だった。その登山道のそばに雪を見るようになった。一週間ほど前に降った雪の名残と思えたが、数日もあれば消えそうだった。山頂が間近になると右手に観音堂への道が分かれた。そこは真っ直ぐ登って山頂に着いた。山頂には羽束神社が建っており、すっかり境内の雰囲気だった。その山頂は休憩する場所では無く、休憩する所は南の方向にあった。そちらには展望地もあり、その露岩の展望地まで歩いた。南の方向が広く開けており、六甲山が一望だった。露岩の上は立入禁止になっていたが、人影が無かったこともあり露岩地に入って展望を楽しむことにした。濡れておれば多少危険かと思える程度で、特に危なさを感じることもなく展望を楽しんだ。足下に千刈水源地が望まれた。その展望地で休んでいたのは30分ほど。羽束神社まで引き返すと、その後に観音堂を覗いた。そして往路を戻って下山とした。長々と石段を下るので、膝には悪い道だと思いながら駐車場へと戻った。
(2023/2記)
<登山日> 2023年2月4日 9:55香下寺駐車場スタート/10:12六合峠/10:16〜18甚五郎山/10:21六合峠/10:35〜11:04羽束山/11:17六合峠/11:33駐車場エンド。
(天気) スタート時は良く晴れていたが、山頂に着く頃には周辺に薄雲を見るようになった。休むうちに雲は急速に増えてきた。山頂の気温は6℃で、少し風あり。視界はややうっすらといしていた。
<< Photo Album 2023/02/04 >>

香下寺の駐車場に
着くと、既に6台
の車が止まってい


駐車場のそばから
登山道が始まって
いた
登山口標識を見る ストックを忘れていたので、竹杖を借りることにした 山門の先に建っていたのは八王子神社だった
登山道は幅広の道だった すぐに石段を登るようになった 石段にはロープの柵が付いている所もあった
八丁の丁石を見る 振り返ってパートナーを見る 尾根筋に着くと、そこが六丁峠だった
峠に六丁の丁石を見る 六丁峠からは、先に甚五郎山に向かった 易しい尾根道を歩いて行く

すぐに甚五郎山の
山頂が近づいた

甚五郎山の山頂に
着いた 開けては
いたが展望は無か
った
山頂は開けてはいたが展望は無かった すぐに登山道を引き返した 六丁峠に戻ってきた
羽束山に向かうも、登山道は巻き道になっていた 山頂まで450mの位置から石段を登るようになった 山頂へと向かうようになった
二丁の丁石を見る 山頂まで100mの標識を見る 一丁の丁石を見る
山頂が間近になると、観音堂への道が右手に別れた
 そこは真っ直ぐ山頂に向かった
羽束神社の石垣を見るようになった 日陰には雪が残っていた 羽束山の山頂に着いた そこは羽束神社の境内だった
展望台がある南の方向へと向かった すぐに展望地が現れたが、そこはスルーした 更に南へと向かった

一番の展望地は立
入禁止になってい
たが

周りに誰もいない
のを確かめて、立
入禁止の露岩地に
入って展望を楽し
んだ 危険な感じ
は無かった

東から南東、南へ
と広く眺められた

少しうっすらとし
た視界だった

千刈水源地の背後
の山並みを見る

大岩岳を大きく見

千刈水源池に架かる普明寺橋を見る 古宝山の辺りを大きく見る 六甲最高峰の辺りを大きく見る

立つ位置を変える
と東の方向が広く
眺められた

上の写真に写る三
草山の辺りを大き
く見る

一本松山を大きく
見る
休むうちに雲が増えてきた 露岩地の一角に石仏を見た 露岩地での展望を楽しむと、引き返した
途中の展望地に立つと、西に有馬富士を見た 有馬富士の辺りを大きく見る
観音堂を覗いてから下山とした 下山は往路を戻るのみ 石段を下って行く

巻き道に入って六
丁峠へと向かった

六丁峠まで戻って
きた
長い石段下りに入った 見逃していた十一丁の長石を見る 登山口が近づいてきた