◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <丹波編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白山 はくさん | 547m | 丹波市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 柏原 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【1999年12月】No.1 | 1999-76(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
弘浪山から東峰山へと続く尾根より 2003 / 6 |
氷上町谷村の鷲住寺まで来ると、登山口のゲートは近かった。そのゲート前に車を止めてスタートした。登山口から暫くは車の通れる平坦な道だった。溜め池を見たが、水はほと
んど枯れていた。周囲は松を主体とした雑木林で、マッタケ山の注意書きを多く見た。車道が終わって道は上り坂となるが、緩やかで道幅も十分に有って登山道というよりも参道と言って良いほど歩き易い道だった。五合目に展望台が有ったのでそこで少時休憩をとった。その展望台からは北の弘浪山が大きく見えていた。五合目を過ぎて、道は植林地の中のツヅラ道となった。谷筋の薄暗い植林地の登りは、やや単調と言えた。所々に前日降ったものか、薄く雪が残っていた。九合目にて漸く尾根に出ることになった。そこからは雑木林となり、山頂までは僅かな距離だった。石垣の階段を登って山頂に出た。山頂部は20m四方ほどの平坦な場所で、二基の御神燈が建っていた。そこも雪が少し残っていた。山頂からの展望は、雑木に少し遮られたもののまずまず良かった。特に石垣東南端に立つ
と、丹波の山々がすっきりと眺められた。足下の加古川を挟んで向かい合うのは高見城山から石戸山へと続く尾根だった。その南に見えるのは妙見山かと思えた。東は向山から譲葉山へと続く尾根で、その背後には三嶽や白髪岳など丹波を代表する山々が見えていた。西では笹ヶ
峰が梢越しに大きな姿を見せていた。この山頂で休憩する前に、近くにある三角点ピークに立ち寄ることにした。尾根の取り付きに少し迷ったものの、尾根は少し灌木がじゃまする程度で尾根道もあって三角点まで楽に行けた。三角点は四等三角点(点名・白山)で、周囲は灌木が繁って展望は悪かった。すぐに山頂に戻って休憩とした。昼食後に雲が増えてきた。肌寒くなってきたため、長居をせず下山とした。往路の道とは別に山頂から南へと道が付いていたので、そちらを下って行くことにした。
下り始めの頃に、笹ヶ峰から北の尾根が少し望めた。道は緩やかだったが、下るうちに落ち葉に隠れ気味となり段々分かり難くなってきた。但し消えてしまうことは無かった。その道だが地図に描かれていた破線路では無く、どうも南尾根を下っているようだった。鞍部に着いたところで、東に向かって沢筋を下って行った。小石が枯れ葉に覆われており、少し歩き難い道だった。やがて周囲は植林林となり、下り着いたところで林道に合流した。後は車道に出ると駐車地点へと戻って行った。 (2003/6記)(2018/4改訂)(2020/3改訂2) |
<登山日> | 1999年12月23日 | 10:32スタート/10:54〜11: 01五合目/11:26〜46山頂/12:04[487m]三角点/12:17〜13:20山頂/14 :10林道出合/14:37エンド。 | |
(天気) | 多少雲が湧いていたが快晴と呼べる空だった。霜が降りており結構冷え込んでいたが、風がほとんど無かったので、厳しい寒さでも無かった。山頂は陽射しに包まれており、暖かく快かった。ただ午後に入って西より雲が広がり出し、陽射しが遮られるようになった。 陽が陰ると途端に薄ら寒くなった。下山頃は上空はやや黒みがかった雲に覆われていた。視界はまずまず良かったが、微かにモヤがかかっているのか、風景は白っぽくなっていた。 | ||
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