TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
御嶽山    みたけさん 552m 加東市
 
1/2.5万地図 : 比延
 
【2023年5月】 No.2 2023-87(TAJI&HM)
 
    東条川に架かる清水橋の近くより  2023 / 5

 この日は午前に丹波篠山市は今田町木津の木津城山を登ったのだが、ほぼヤブ山登山でピークハントで終わってしまった感は否めなかった。下山を終えてもまだ12時半だったことでもあり、残りの時間で近くの御嶽山を登ることにした。移動時間は10分ほど。御嶽山の山上には西国三十三観音霊場第二十五番札所清水寺があり、車道はそこまで通じているのだが、麓から登山道で清水寺を訪れることも出来るので、その登山道で御嶽山の山頂に立とうと考えた。その麓には登山者用駐車場があり、登山道で清水寺を訪れる人は拝観料が免除されることが記されていた。ちなみに車で山上まで行く人は拝観料として一人500円を払う必要があった。登山者用駐車場に車を止めると、そのそばから始まる登山道に入った。清水寺まで十八丁あり、登山口が十八丁で登るほどに数字は減ることになった。道幅のたっぷりある登山道を21年ぶりに歩いて行く。つづら折れの道になっていることもあって、終始緩やかな坂道として登って行けた。但し石ころの多い所が多くあり、そこは歩き難さを感じながら登った。登山道の周囲は自然林が囲んでおり、その風情は悪くなかった。それも季節がら新緑が多いためかと思えた。その新緑を楽しみながら登ると、登山口から43分で一丁の標石が現れた。その一丁の標石を過ぎても今少し歩いてから清水寺の境内に入ることになった。その境内での散策の様子は下の写真帳をご覧いただくとして、まずは境内を抜けて御嶽山の山頂に立った。そこは境内のエリアから外れており、単に樹林が茂るピークだった。すぐに山頂を離れて境内に戻った。その清水寺では古刹の風情を楽しむ以外に山頂からの展望を期待していたのだが、前回と比べて木々は大きく生長しており、展望はすっかり悪くなっていた。かろうじて売店の展望台から六甲、北摂の山並みを眺められたが、それも植林にけっこう遮られての展望だった。むしろ境内の新緑を楽しむのが一番の清水寺だった。下山はすんなりと往路を戻るのみ。石ころの多い登山道は下山の方が厳しく、すっかり足はくたびれて駐車場に戻ってきた。
(2023/6記)
<登山日> 2023年5月12日 12:48登山者駐車場スタート/13:04十一丁/13:31一丁/13:40清水寺大講堂/13:49山頂/清水寺散策(14:12〜20展望台)/14:39一丁/15:22登山者駐車場エンド。
(天気) 快晴。樹林帯の気温は20℃、山頂は24℃あり。風はほとんど無し。視界は良かった。
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南東麓に着くと、車道の先は料金所だった その料金所の手前に駐車場があった そこは登山者用駐車場だった

駐車場のそばより
登山道に入った

清水寺境内入口ま
での登山道の距離
は2km

登山者の入山料は
不要とのこと
標石では「清水寺山門マデ新坂十八丁」とあった すぐに害獣除けゲートを通った 登山道の道幅はたっぷりあった
暫くは緩やかな道だった 十六丁の丁石を見る 登山道はつづら折れとなった
登山道の周囲は自然林だった 登山道にベンチを見た 十一丁の丁石を見る
石の多い所があり、歩き易いとは言えなかった 樹林に切れ目は無く、登山道からの展望は無かった 五丁の手前でお地蔵さんを見た
東屋が建っていた この大岩には「稚児岩」の名が付いていた 一丁を見る ここまで43分だった
一丁を過ぎてもまだ登山道を歩くことになった 石段が現れて、漸く清水寺が近づいたようだった 暫く石段登りが続いた
目の覚めるような新緑を見た 境内に入ったようで、石垣のそばを通った 境内に入っても、新緑を楽しむことになった
大講堂の前に出た 放生池のそばを通った また石段を登ることになった
石段の先は根本中堂だった 根本中堂の奥へと進んだ 一段高い所が現れた現れた
そこは多宝塔があった所だった 多宝塔跡の先はただの山中で、水道設備が現れた 御嶽山の最高点に立った ただの樹林帯だった
最高点に手書きの山名標識を見た 周囲は木々が並んでおり、展望の欠片も無かった 根本中堂に戻ってきた
後は清水寺境内の散策に移った 満開のシャクナゲを見た 展望も求めたが、木々の生長により展望は消えていた
仁王門の前に立った 展望が良かった駐車場も、以前の展望は無くなっていた 唯一展望を得られたのは、売店の屋上だった

(←)
そこは展望台とさ
れていたが、木々
の隙間から眺める
ことになった

 (→)
  左の写真に写る六
  甲最高峰を見る
上の写真に写る大峰山を大きく見る 羽束山をはっきり見ることも出来た出来た
放生池に戻ってきた 下山は登山道を戻るのみ 石段を下って行く 新緑を背景に石段を下った
登山道に入った 石の多い道のため、下り坂はけっこう足に応えた 登山口に戻ってきた