TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
 
大徳山    だいとくさん 555.7m 養父市
 
1/2.5万地図 : 八鹿
 
【2021年6月】 2021-98(TAJI&HM)
 
    八鹿町朝倉より  2021 / 6

 前日は電波塔の管理道路が山頂まで続く舞狂山を登っていたが、この日も林道が山頂近くまで付いている大徳山に向かった。梅雨の季節だったが、9日、10日の両日が快晴となると予想されたとき、南但馬の山行に出かけることにした。但し晴れた中での登山は楽しみたいものの、一気に暑くなってきた中では厳しい登山は避けたく、結果として山頂まで易しく登れる両山を選んだ次第だった。
 大徳山の北面側に近づくと大徳霊園の標識が現れて、それに従うように車を走らせると林道へと入った。途中に害獣避けゲートがあり、その先で霊園への道が分かれた。直進すると「米里・大徳の森」の駐車場に着いた。そこに案内板が立っていたが、表面のフィルムが剥がれており、ほぼ判読出来なくなっていた。駐車場には1台の車も無く、そこに車を止めてハイキング開始とした。ひたすら林道歩きなので登るのは易しかったが、気温は既に30℃近くまで上がっており、その暑さを我慢しながらだった。但し北面側を登るため木陰が多く出来ており、それは助かった。林道は途中で何度か枝分かれしていたので、その都度GPSで正しい道はどちらであるかを確認した。その一カ所で山頂方向の道は「進入禁止」であることの標識があった。それは車両に対してのものなので、気にせず先に進んだ。いつしか路面はコンクリート舗装からダート道に替わっていたが、歩き難いと言うことは無かった。ただ道の雰囲気は林道と言うよりも作業道と呼べそうだった。標高にして470m辺りまで来ると、そこは山頂(三角点ピーク)から北へと延びる尾根と接する位置だった。作業道としては山頂に一番近い位置であり、その先は緩やかな道として北西方向へと山頂から離れ出したので、その最短の位置から尾根に取り付いて山頂を目指すことにした。少し登ると一気に急傾斜になってきて、ときに木に掴まったり岩に手をかけたりしながら登ることになったが、作業道を離れてから10分とかからず山頂に着いた。そこはすっかり木々に囲まれているため展望は無かったが、頭上も木々が茂っているため良い木陰になっていた。また思いのほか涼しい風があり、休むには良い所だった。その山頂には小学校の登頂記念のプレートがあり、その数は以前と変わっていないように思えたが、よく見ると前回に来たときとよりも登頂の日付が新しくなっていたので、置き換えられたようだった。暫しの休憩を終えると、東西に長い山頂部を西というか北西の方向へと歩いた。前回登山の記憶で、そちらには反射板があり好展望地のはずだった。17年ぶりとなるので木々の生長で展望の変化が気になっていたが、少しヤブっぽい尾根を数分歩いて反射板の前に着くと、そこは以前と変わらず北に向かって好展望が広がっていた。その大徳山反射板を囲む柵は高さ1メートルほどしかなかったので、簡単に中に入ることが出来た。そうなると柵の中に入って、悪いこととは知りながら反射板を最上部の位置まで登った。そして遮るものの無い大展望を目にすることが出来た。左手には妙見山から三川山へと続く尾根が一望で、その左手には鉢伏山も望めた。北東方向には前日に登った舞狂山から光明山へと続く尾根がすっきりと眺められた。遠くには来日岳も法沢山も望めた。その展望に満足すると山頂へと引き返した。山頂に戻るとすぐに下山に移った。下山は往路として歩いたルートを忠実に辿ることにした。始めに北尾根を下って作業道を目指した。急傾斜とあって滑らないようにと慎重に下ったのだが、パートナーは一度転んで膝を擦りむいてしまった。作業道に出ると後はひたすら車道歩きだった。緩やかな下り坂なので歩くのは楽だったが、午前と違っていたのは陽が高くなったことで木陰が減っていたことだった。気温は30℃を越えており、その下で陽射しを受けながら歩くのはけっこう厳しかった。ただ黙々と歩くのみだったが、駐車場に戻って来たときはすっかり汗まみれになっていた。
(2021/6記)
<登山日> 2021年6月10日 9:41「米里・大徳の森」駐車場スタート/10:42作業道を離れる/10:51〜11:17山頂/11:25〜50マイクロウェーブ反射板/11:57山頂/12:19作業道に出る/12:59駐車場エンド。
(天気) 快晴の空に雲は見なかった。林道は30℃近い暑さだったが、山頂の木陰は24℃だった。風が涼しかった。視界はまずまず良かった。
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大徳霊園への道を真っ直ぐ進むと「米里・大徳の森」の駐車場に着いた 駐車場の一角に「米里・大徳の森」の案内図があったが、表面が剥離しており役に立たなくなっていた 駐車場に車を止めると、林道歩きでスタートした
山頂間近まで林道歩きをする予定だった 前方に山頂を見ることがあった 道が二手に分かれると、直進の方に入った
直進の道は一般車は進入禁止だった 少し荒れ道だった ヘアピン部を登って行く もう林道ではなく、作業道の雰囲気だった
標高470m地点まで来た そこは山頂に一番近い位置で、北尾根と接する位置だった 作業道を離れて北尾根に取り付いた 急尾根の上に少々ヤブっぽさがあった 木に掴まりながら登って行くと、10分とかからず山頂が間近になった

(←)
大徳山の山頂に着
いた 木々に囲ま
れており、展望は
無かった

 (→)
  二等三角点(点名
  ・廣谷)を見る
山頂の登頂記念碑の数は17年前と同じだったが、入れ替えられているものもあった 展望は無いものの頭上も木々が茂って木陰を作っていた 涼しい風があり、休むには良い所だった 一休みを終えると、一人で北西へと歩いて山頂の西端に向かった 古いネットに沿って歩くこともあった

歩くこと7分で反
射板が建つ位置に
着いた

この反射板には低
い柵しかなく、簡
単に中に入れた

反射板のそばから
は以前と変わらず
好展望が得られた
悪いこととは知りながら反射板に登ってみると、北に向かって大展望が広がった
上の写真に写る妙見山を大きく見る 上の写真に写る蘇武岳を大きく見る 妙見山の左手には鉢伏山も望めた

とんがり山を少し
大きく見る

遠くは来日岳も望
めた
舞狂山から光明山へと続く尾根も眺められた 左の写真に写る東里ヶ岳を大きく見る

舞狂山は北東へと
続く尾根の方が高
いため、目立って
いなかった

北に矢次山を見る
足下に八木川の流れを見た 反射板の周りはワラビが繁茂していた 山頂へと引き返した

山頂にもどると、
パートナーが涼し
い風を楽しむよう
に昼寝をしていた

下山は往路ルート
を忠実に辿った

始めに急傾斜の北
尾根を下った
下る方向に北近畿豊岡自動車道を見た 急坂で滑らないようにと、慎重に下った 作業道に下り着くと、後はずっと車道歩きだった
舗装部まで戻ってきた ヤマツツジの花を見た ウツギの花を見た
前方に見えてきたのは、とんがり山だった とんがり山を大きく見る 駐車場が見えてきた