TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
和田寺山    わでんじやま 591m 丹波篠山市
上山      うえやま 496.3m
 
1/2.5万地図 : 比延/藍本
 
【2020年2月】 No.1 2000-14(TAJI&HM)
 
   (和田寺山) (上山) 《和田寺山》 上山の北尾根より  2023/3

 篠山市今田町にある和田寺(わでんじ)の駐車場に駐車とした。地図を見ると寺の本堂に至る道から山頂へと山道が続くことになっていた。舗装されたその道を歩いていると、途中で登山口の標識を見た。それは北の尾根に向かう山道を指しているようだったが、地図に従って本堂へと進んだ。道脇には杉の大木が目に付いた。本堂に着いたところ、そこから先にあると期待していた道は見えなかった。枯れ沢が道のようになっていたので、その沢を登って行くことにした。雑木帯の中を沢は真っ直ぐ延びていたが、石がごろごろしてやや登り難さがあった。その沢が歩くうちに消えてしまった。そうなると後は急斜面の雑木帯を、枝や幹に掴まりながら真っ直ぐに登って行くことにした。イバラやシダが無いのは助かった。登りきって尾根に出ると、そこで登山道に出会った。本堂へと歩いているときに見た登山口からの道が、その尾根道に繋がっていたのではと思われた。後は道なりに山頂に向かった。その辺りよりうっすらとながら雪を見るようになった。既に標高は500mを越しており、緩やかな上り坂が続くのみ。周囲は相変わらず雑木帯で、ずっと展望は無かった。やがて笹を見るようになり、周囲は笹原に変わってきた。それが続くかと思っていると、また雑木帯に戻った。 山頂一帯はほぼ平らになっており、また幾つか道があってどこが最高地点か判り難かった。最高地点と思われる方向に向かって適当に歩いて何とか最高地点に着いたが、少し回り道をしたように思えた。和田寺山には三角点は無く、最高地点であることは標識があって分かったものの、周囲は全くの雑木帯の上にほぼ平坦地と言ってよい地形だったため、標識が無ければ見過ごしてしまいそうだった。なおその辺りが一番雪が多く、積雪は1センチほどあった。山頂では小休止のみとして、次に上山へと向かった。 程良い山道が尾根に続いており、迷わず進んで行けた。一度峠におり、その先で530mピークと540mピークを越すのだが、530mピークでは所々で展望地が得られた。概ね南の展望が良く、丹生山系や雄岡山、雌岡山が眺められた。540mピークまで来ると、そこでもまずまず展望があって、和田寺山の鍋底のような平らな山頂や、南西には御嶽山も見えていた。二つのピークを過ぎて少し下った辺りも展望は良く、御嶽山を中心に広く眺められたので、そこで漸く昼休憩とした。それまであまり風は受けていなかったのだが、休むうちに少し風が出てきて、湿っぽい寒さと合わせて底冷えがしてきた。昼食を済ます と、長居をせず上山に向かった。そこまで続いていた道は、上山に繋がる峠には向かわず西の木津集落へと向かいそうだったので、峠の方向へと雑木帯を適当に下った。けっこう灌木の小枝が煩わしかったが、峠が近づくと踏み跡程度の道が現れた。その道が次第にはっきりとして尾根道となった。峠に着くと、立杭集落に向かえる山道があり、標識も付いていた。峠を越すと、南へと上山への登りに入った。上山への道はやや細かったが、目印もあって迷うことは無かった。登りきって上山の山頂に立つと、そこにきれいな二等三角点を見た。ただ周囲は灌木が囲んでおり、展望は良いとは言えなかった。山頂には少し離れて東の方向に関西電力のマイクロウェーブ反射板が建っていたので、そちらに向かった。その途中では大川瀬ダムを見ることがあった。反射板に着くと、そこからは少々展望を得た。東には虚空蔵山の山並み、その右手遠くには千丈寺山や大船山など北摂の山々が眺められた。下山は引き返して立杭集落への道がある峠まで戻り、立杭側へと歩いた。周囲は広葉樹林が多くあり、裸木となった雑木帯が続いた。そのため足下は落ち葉がすっかり道を隠していた。その落ち葉のために少々滑り易くなっていたが、登山道の雰囲気は良かった。やがて植林帯が現れ、更に竹林も現れた後、上立杭集落へと入った。登山口には「窯煙古道登山口」 の標識を見た。集落には立杭焼の窯元が多くあり、県道を歩いて駐車地点に戻っている途中で、窯元「やまの」に立ち寄った。
(2000/6記)(2026/3写真改訂)
<登山日> 2000年2月19日 10:55スタート/11:24登山道出会い /11:53〜12:02和田寺山/12:30〜13:22[540m]ピーク/14:00〜22上山/14:52窯煙古道登山口/15:30エンド。
(天気) 全くの曇り空だった。雲の形は無く、空全体が薄暗く曇っていた。気温は低めだったが、それよりも湿っぽい寒さで底冷えがした。ただ風が無いので助かった。視界はモノトーンながら、まずまず良かった。昼頃は一時的にうっすらと太陽の輪郭が現れて、薄明るくなった。積雪は山陵部でうっすらとあるのみだった。
<< Photo Album 2000/02/19 >>
和田寺山山頂を離れて530mピークまで来たとき、和田寺山を振り返った 540mピークまで来たとき、西に見えたのは御嶽山だった 540mピークを過ぎたとき、展望地が現れた そこで昼休憩とした 次に向かう上山が見えていた

展望地からは御嶽
山が良く見えた

上山に着いて、そ
の近くにあった反
射板から虚空蔵山
を眺めた

(←)
虚空蔵山を大きく
見る

 (→)
  虚空蔵山の右手に
  千丈寺山を見た

千丈寺山の辺りを
大きく見る

上山山頂と反射板
との中間地点から
は、大川瀬ダムが
眺められた