TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
高峰    たかみね 844.7m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2024年10月】 No.5 2024-176(TAJI&HM)
 
    一宮町河原田より  2024 / 10

 高峰への登山コースとしては東麓側から前川林道経由で登るコースがあるが、草木側からのコースもあり、今回はその草木谷コースを登ることにした。向かったのは2024年10月の第二金曜日。澄んだ青空が広がる日だった。草木谷の車道をゆっくる走ると、右手に登山口の標識を見た。その先に2台分ほどの路肩スペースがあり、そこに車を止めた。ガイドブックの「宍粟50名山」にもその位置にPマークが付いていた。登山口に入ると、登山道はごく緩やかな道として続いていた。始めは左手に展望があり、北の山並みが眺められた。登山道は緩やかなだけで無く荒れたような所も無く、ごく易しく登って行けた。漸く秋らしい機構となっており、涼しさを味わいながらの登りだった。登山道はテレビケーブルの経路になっていたようだが、そのケーブルは途中で切断されており、登る途中でアンテナの残骸を見た。710mピークが近づくと登山道の傾斜が増してきた。また大きな岩を多く見るようになった。710mピークも大岩群があり、その大岩のピークで左手から草木越コースが合流した。そこからは歩く方向が南西へと変わった。緩やかに下り緩やかに登り返した。歩き始めたときこそ展望があったが、その後はずっと樹林に囲まれていた。その樹林に切れ目を見るようになり、それは北の方向で、切れ目から見えていたのは氷ノ山だった。山頂が近づくとアセビが増えてきた。そして大岩のピークから30分ほどで山頂に到着した。まずは易しく歩いて山頂に立ったと言えた。その山頂は以前とあまり変わっていないようだったが、アセビは増えているように思えた。山頂の気温は16℃と低めで、秋らしい涼しさを楽しめた。一息つけると南西から西へと広がる展望を楽しんだ。この日の視界はくっきりとしており、遠くは三室山も望めた。山頂で休んでいたのは45分ほど。下山は往路を引き返して大岩のピークまで戻ると、そこからは草木越コースに入った。始めの大岩を巻くように下る所は、急斜面があって慎重に足下を見る必要があった。大岩を巻くと尾根筋を辿れるようになった。ただ少々ヤブっぽい所があり、また道のはっきりしない所もあって、目印テープを追いながら下った。下るうちに易しい道となり、無難に登山口に下り着いた。そこは草木集落の入口となる峠の位置だった。その登山口には標識は無く、ただ数個の目印テープが付いているだけだった。後は草木坂の車道を下って駐車地点に戻ればよいだけだったが、ここで寄り道を思い付いた。間近から草木城への遊歩道が始まっており、その遊歩道を歩いて草木城経由で602mピーク(点名・草木)に立つことにした。そのため結果として40分ほどの寄り道となった。(点名・草木に関しては別項を参照願います。)草木越えに戻ってくると、草木坂の車道歩きに移った。草木越登山口から駐車地点までは13分歩くことになった。
(2024/11記)
<登山日> 2024年10月11日 10:16草木坂コース登山口の近くよりスタート/10:18登山口/10:51大岩のピーク/11:23〜12:08山頂/12:42大岩のピーク/13:11草木越えコース登山口/(この間は点名・草木を登る)/13:50草木城跡登山口を離れる/14:03駐車地点エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は16℃。風は僅かだったが、少しひんやり感があった。視界は良かった。
<< Photo Album 2024/11/01 >>
駐車地点を離れて登山口へと向かった 車道からは北に展望の広がることがあった 僅かな時間で登山口に着いた
登山口標識を見る 登山道に入ると、コースを示す標識も見た 登山道は斜面ギリギリの所を通っていた
展望が現れると、そこは車道で見た風景を、少し高い位置から見ることになった はっきりと尾根を辿るようになった 緩やかな道だった
緩やかな上に、易しく歩けた テレビケーブルを見たが、途中で切断されていた 標高600mを過ぎると、登山道の傾斜が増してきた
尾根に岩を見るようになった 大岩も見た 710mピークが近づいた
710mピークに着くと、そこも大岩が多かった そこは草木越えコースの合流点だった 今歩いてきたコースを示す標識を見る
山頂方向に向かうと、再び緩やかな尾根となった 緩やかに下って緩やかな上り坂に入った この尾根でも大岩を見た
テレビアンテナの残骸を見た 緩やかな尾根歩きが続いた 山頂が近づくと、木々に空いた所が現れた

(←)
北に見えていた
のは氷ノ山だっ


 (→)
  氷ノ山を大きく見
  る
氷ノ山の山頂に建つ避難小屋が確認出来た 氷ノ山の左手に三久安山を見た 三久安山の左手に、この二山を見た
山頂手前のピークを越す辺りはアセビが茂っていた 高峰の山頂が近づいた 山頂に着いた

(←)
別の角度から山頂を
眺めた

  (→)
   山頂の三等三角点(点
   名・高峰)を見る
山頂のアセビは増えていた 山頂では季節柄、ススキの穂を多く見た 展望を求めてネットの中に入った
山頂展望は以前より狭まっていたが、悪くはなかった 南西方向を見る 左の写真に写る行者山を大きく見る

上の写真に写る黒
尾山を中心に眺め


上の写真の右を見
ると、東山が大き
かった
山頂では食用キノコのタマゴタケをちらほら見た こちらのカエンタケは猛毒キノコだった 下山は往路を戻った
易しい尾根を戻って行く 大岩ピークとの中間点まできたとき、展望があることに気付いた そこに見えていたのは大段山だった
大岩のピークに戻ってきた 大岩のピークからは草木越えコースに入った 始めに大岩を巻いたが、急斜面とあって注意を要した
尾根筋を辿れるようになった ヤブっぽい所が現れた 道のはっきりしない所は目印テープを追った
麓が近づくと、またはっきりとした尾根道となった 登山口が間近になったとき、北向かいの602mピークを見た 草木越えコースの登山口に下りてきた そこに標識は無かった
  登山口のすぐ近くに草木城への入口があった。そ
 こで草木城を通って、その先の602mピークも序
 でに登ることにした。そのため40分ほど寄り道を
 することになった。(0602kusagi24-11.html)
続いてパートナーが下り着いた 後は駐車地点へと草木坂の車道を歩いた