TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 ★
  
岡ノ上三山 宍粟市
 
 岡ノ上  出石山  熊ノ原
  おかのうえ   ひついしやま   くまのはら
949.1m 1050m 1015m
 
  1/2.5万地図  長谷
【2018年6月】 No.(出石山) 2018-83(TAJI&HM)
 
    暁晴山より  2018 / 6

 宍粟50名山に新たに5山が加えられて55山となったが、その5山の中に岡ノ上三山が含まれていた。三山とあるように、暁晴山の西にちらばる幾つかのピークのうち、代表的な三つの山(岡の上、出石山、熊ノ原)を総称して岡ノ上三山と呼ぶようにしたようである。その岡ノ上三山のハイキングコースを歩こうと向かったのは、2018年6月の第一土曜日のことだった。
 国道29号線を東市場交差点で離れると県道8号線を走って坂ノ辻峠へと向かった。峠が間近になったとき左手に峰山林道が分かれると、林道へと入った。林道は北へと長々と続くが、7kmほど走ったとき岡ノ上林道の分岐点が現れた。そこは岡ノ上三山コースのパーキング地点になっていたので、そこに車を止めることにした。そのとき気付いたのは、そこが暁晴山土塁コースの登山口でもあったことだった。岡ノ上三山のハイキングは歩く距離こそまずまずあっても、高低差は少ないので足はあまり使わないと思えた。そこで足慣らしの意味もあって暁晴山を土塁コースで先に登ることにした。その暁晴山登山は、駐車地点と暁晴山山頂との標高差は130mほどとあって、休憩時間を入れても1時間程度と予想通りごく気軽に終えることが出来た。そして駐車地点に戻ってくると、改めて岡ノ上三山のハイキングを開始した。始めに岡ノ上を登ろうと、岡ノ上林道を西へと歩いた。すぐ現れた登山口は出石山へのコースだったので直進した。今度は林道が分岐したが、右手に分かれた道は熊ノ原への林道だったので、そこは左手の林道に入った。その岡ノ上林道はずっと下り坂で、岡ノ上に通じる作業道が分岐する位置まで100mほど下ることになった。そして作業道に入ると、すぐに車止めのチェーンが現れ、その先で道は東西に分かれた。西の方向が岡ノ上に近づくため、そちらの作業道に入ったところ、10分と歩かないうちに終点になってしまった。そばの斜面を登れば岡ノ上に近づけるのだが、もう一つの作業道が正しかったのか確かめたく引き返すことにした。そして改めて東へと向かう作業道に入った。東へと向かうのは最初だけで、すぐに西の方向へと向かい出した。やはりこちらが正しいコースのようだった。先ほど歩いた作業道が足下に見えていた。作業道入口から8分ほど歩くと尾根筋に着いたようで、そこに岡ノ上の標識があり、登山道が始まっていた。その小径へと入るも、入口と岡ノ上山頂との標高差は30mほどでしかなく、ごく緩やかな上り坂だった。植林地を抜けた先で自然林となり雰囲気が良くなった。そして入口から10分も歩けば、もう岡ノ上の山頂だった。山頂には四等三角点(点名・岡ノ上)があり、その辺りこそ開けていたが、周りは樹林が囲んでいた。北側ではアセビが繁茂していた。そのアセビ越しに少し展望があったが、もう少し良く見たいと思った。そこで三角点のそばに立つ木に登ってみたところ一気に展望が開けて、北西から北までが一望となった。その展望に満足すると、三角点のそばで昼休憩とした。木陰は涼しく、良い感じで休むことが出来た。岡ノ上で30分ばかりの休憩を終えると、小径を戻って作業道に出た。そこからは更に上へと作業道を歩いた。作業道はジグザグ道として尾根筋に付いており、50mほど登ったとき出石山の標識が現れて作業道を離れることになった。そこは標高980m地点で、出石山との標高差は70mとあって、また緩い尾根歩きとなった。周囲は疎らな樹林帯で、ごく気楽な登りだった。出石山手前の1028mピーク辺りは展望があって、岡ノ上と同様に北西方向が広く眺められた。その先はアセビが増えてきたが、その中に突っ込むことも無く歩けた。そして樹林から抜け出すように着いた出石山の山頂はすっかりアセビに覆われていた。その風景は4年前とあまり変わっていないように思えた。出石山には三角点は無く展望も悪かったので、手前の樹林に入って休憩をとることにした。そのとき近くに暁晴山の展望地があったことを思い出して、その位置まで歩いてみると、そこは暁晴山が変わらずすっきりと眺められた。出石山での休憩を終えると、コース設定のままに北へと尾根を歩いた。赤テープが付いていたので、それを目印とした。その尾根でも展望地があって氷ノ山が眺められたが、午後の光とあってごくうっすらとした眺めになっていた。尾根なりに緩く下って行くと、林道に合流した。熊ノ原までは林道を歩いて近づくことになった。林道もごく緩やかな道だったので気楽に歩けた。林道から枝道が幾度か分かれたが、標識があってそれに従って歩いた。いずれ熊ノ原の山頂へと通じる小径が現れてそこに標識があるものと思って歩いていたところ、気が付くと熊ノ原の西側まで歩いていた。紹介コースは熊ノ原に南側から近づくことになっていたので、分岐点を見過ごしたようだった。但しその位置からでも熊ノ原のピークに立てそうだったので、右手の斜面に取り付いた。熊ノ原はごく小さなピークなので、ごく短時間で山頂に着いた。そこはすっかり樹林に囲まれており、展望は皆無だった。三山の中で一番平凡な山頂と言えそうだった。そうなるとすぐに下山に移った。やはり南からの小径があり、目印テープも付いていた。その小径を辿って行くと四等三角点(点名・細畑)のそばを通り、林道が間近になると「乙女岩」の名が付いた大岩のそばを通った。林道に合流するとそこに標識を見なかったが、小径に少し入った位置には熊ノ原の標識が付いていた。今少し林道寄りに付いていたなら見落とさなかったのにと思った。後はひたすら林道を南へと歩いた。林道の周囲は概ね植林地だったが、自然林が広がるときがあって、そのときは良い雰囲気となった。その林道を25分ほど歩くと岡ノ上林道に合流した。そこからは往路で歩いた道で、2分も歩けば駐車地点に到着となった。
(2018/6記)
<登山日> 2018年5月25日 11:46岡ノ上林道の起点よりスタート/12:08林道を離れて作業道に入る/12:25一度戻って別の作業道に入る/12:33作業道を離れる/12:42〜13:15岡ノ上/13:35尾根コースに入る/13:49〜14:14出石山/14:26林道に出る/14:37〜41熊ノ原/14:46林道に出る/15:12エンド。
(天気) 快晴。スタート時の空は、ほぼ雲は見られなかった。その空の色は薄かった。陽射しに暑さは感じたものの、木陰は涼しい風もあって快適だった。気温はいずれの山頂も24℃程度だった。熊ノ原に立つ頃には、雲は空の半分ほどまで増えていた。視界は少しうっすらとしていた。
<< Photo Album 2018/05/25 >>
まずは岡ノ上を目指して、岡ノ上林道の起点から歩き
始めた
林道起点に立つ標識を見る すぐに右手に現れたのは、出石山への登山口だった

林道が二手に分
かれた 左の林
道が岡ノ上林道
で、右は熊ノ原
へ通じる林道だ
った

歩くうちに前方に
岡ノ上が望めるよ
うになった
右上の写真に写る黒尾山を大きく見る 振り返ると、暁晴山山頂の電波塔が見えていた 岡ノ上林道はずっと緩やかな下り坂だった
道そばで良く咲いていたのはコガクウツギだった 白い花をいっぱい付けている木を見た よく見るとヤマボウシだった
林道を20分ほど歩くと、右手に作業道が分かれた 作業道の入口に登山口標識が立っていた 作業道に入るとクサリが張られており、車は進入禁止だった
クサリの先で道は二手に分かれたので、左手を進んだ 岡ノ上に向かっていたがなぜか終点になってしまった 右手の植林地を登って岡ノ上に近づこうとも考えたが
引き返してもう一方の作業道に入った 始めは東に向かっていたが すぐに岡ノ上の方向となる西に向かうようになった

作業道が尾根筋
に出たとき、左
手に登山道が始
まっていた

登山道の入口に
岡ノ上の標識を
見る

標識では「岡ノ
上山」になって
いた
登山道に入ると、始めに植林地を歩いた 周囲は自然林に変わり、イワヒメワラビを多く見た はっきりとした道を歩くことがあった

山頂が近づいて
岡ノ上の標識を
見る

登山道に入って
10分とかから
ず岡ノ上の山頂
に着いた
岡ノ上の山名標識を見る 標識のそばに四等三角点(点名・岡ノ上)を見る 周囲は樹林が囲んでいた


北側はアセビが
繁茂していた


そのアセビ越し
に少し展望があ
り、北西方向に
東山を見た
今少し展望を得ようと三角点のそばの木に登ると、まずまずの展望が得られた 北には藤無山も見えていた
休憩を終えると、歩いてきた登山道を戻った 歩く先に出石山の尾根が望めた 作業道が近づいて植林地に入った
作業道に出ると、北へと登った 道そばで見た白い花はツルアジサイかと思えた 作業道で一番高い位置まで来た
尾根筋に取り付いて出石山に向かった 疎らな自然林の中を歩いて行く 1028mピークが近づくと展望地が現れた

(←)
 そこは北の方向に
 展望があった

   (→)
   ごくうっすらと氷
   ノ山が望めた
尾根歩きを続けるとアセビが増えてきた アセビヤブに入らないようにして歩いた 易しく歩ける所もあった
出石山の山頂が目前になった 出石山の山頂はアセビが繁茂しており、その風景は前回とあまり変わっていないように思えた
新しく建てられた出石山の山名標柱を見る 山頂からはアセビの群落越しに暁晴山が望めた 暁晴山の左手には夜鷹山も望めた
(←)
 山頂からは南の方
 向へと続く登山道
 があり、その道を
 少し進むと暁晴山
 の展望所が現れた

    (→)
    左の写真に写る鉾
    立山の辺りを少し
    大きく見る
山頂は避けて、近くの木陰で休憩とした 休憩を終えると、標識に従って熊ノ原を目指した 北へと尾根道を歩いて行く
この尾根でも展望所が現れた 午後の光とあって、更にうっすらとした視界になっていた
この北尾根でもアセビの茂る所があったが 概ね歩き易い尾根だった 尾根をずっと北へと歩いて林道に合流した

(←)
 標識に従って後は
 林道歩きだった

  (→)
  いずれ登山道の入
  口標識が現れるも
  のと思って歩いた
標識に気づかぬまま熊ノ原の西側まで歩いてしまった 熊ノ原の真西の位置まで来て歩き過ぎに気づいた その位置から熊ノ原に向かった 易しい登りだった

すぐに熊ノ原の
山頂に着いた

展望の全く無い
山頂だった


熊ノ原の山名標柱
を見る
周囲は自然林の部分もあれば 植林の広がる所もあった 南側からの道が正しい登山コースで、そちらに下った
標識を見ると「熊ノ原山」となっていた ごく緩やかな道を下って行く 登山道の途中で四等三角点(点名・細畑)を見た
大岩が現れると、その先に林道が見えた 大岩には「乙女岩」の名が付いていた 林道に合流するも、合流点に標識は無かった
林道から少し離れた位置に標識が着いていた 後はひたすら林道を歩いて駐車地点に向かった 周囲は植林地が多かったが
自然林が林道を囲むこともあった 暁晴山の山頂をちらりと見る 出石山の標識を何度か見た 幾つかコースがあるようだった
林道はほぼ平坦な道として続いた 右手から岡ノ上林道が合流した 前方に峰山林道が見えてきた そこが駐車地点だった