TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬 
 
扇ノ山    おうぎのせん 1309.8m 若桜町・八頭町・鳥取市
(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 扇ノ山
 
【2025年11月】 No.13 2025-201(TAJI&HM)
 
    氷ノ山より  2025 / 8

 扇ノ山を易しい登山道が続く小ズッコ小屋コースで登ることにした。理由は易しく歩けることではなく、ブナ林の美しさを一番楽しめるコースではと思えてだった。向かったのは2025年11月の第三土曜日のこと。まずは上山高原を目指すのだが、ナビのセットを誤ってしまい。岸田川沿いの県道を走ってしまった。ずっと沢筋を走ることに疑問を感じて道誤りに気付いて軌道修正したものの、結局上山高原に着くのが半時間以上遅れてしまった。上山高原の上空は雲は多かったが、青空も見えていた。天気予報は晴れだったので、それを信じることにした。小ズッコ小屋コースの登山口は上山高原より今少し走った位置にあり、上山高原一帯の案内板が立っていた。その近くに数台分の駐車スペースがあり、先着の車を1台見た。登山口に入ると始めに階段を登り、道なりに歩いて程なく現れたのが小ズッコ小屋だった。その先は道がはっきりしているとは言えず、目印テープを追うようにして歩いた。標識が現れるとそこは河合谷コースとの合流点で、兵庫鳥取の県境でもあった。そこから山頂までは2.4kmで、ずっと県境の尾根歩きだった。その頃には上空はすっかり曇り空に変わっており、どうも天気予報は違ったようだった。県境尾根はひたすら緩やかだった。そのためまだ目印テープを確認しながら歩いた。周囲はすっかりブナ林になっており、紅葉は終わってほぼ裸木になっていた。そのブナ林の風景を愛でながら歩いて行く。前方に見えてきたピークは大ズッコで、近づくと階段道を登るようになった。大ズッコのピークまで来れば、山頂まで900mだった。扇ノ山山頂が見えると、そこにうっすらガスを見た。それも鞍部へと下るうちにガスは消えてきた。その辺りのブナ林の風景は純林と呼ぶのが相応しく、陽射しの中で眺めたいと思った。そのブナ林に囲まれて山頂に近づいた。山頂が間近になると展望台が現れた。そこからは鳥取市街の方向が眺められるのだが、うっすらとした視界だった。山頂に着いたのは12時前。小ズッコ小屋から76分が経っていた。山頂で休んでいた先着者は数名。山頂に来るまでにも10人ほどを見ていたので、扇ノ山はなかなか人気の山ではと思えた。その山頂はどんより曇り空だったが、意外と視界は良く、氷ノ山がはっきり見えていた。その氷ノ山の尾根には陽射しが当たっていた。北の空を見ると青空が見えたので、これは天気が良くなりそうに思えた。その通りで、山頂で休むうちに徐々に青空が頭上まで現れた。陽射しも現れて、雲は多いものの晴れと呼べるまでになった。山頂で休んでいたのは1時間ほど。下山は往路をひたすら戻るのみ。往路はずっと薄暗いブナ林を見ていたのだが、今度は明るいブナ林を眺めながらとなった。考えてみると、登山口に着くのが1時間遅れてこその好天との出会いとなり、うれしい誤算だった。何度かブナ林の風景に足を止めたので、この下山は往路よりも時間がかかることになったが、易しいハイキングなので気にならず、じっくり歩くことをひたすら楽しんだ。登山口に戻って来ると、ススキの風景が続く上山高原を通って戻るのだが、その空はすっかり快晴になっていた。
(2025/12記)
<登山日> 2025年11月15日 10:25駐車地点スタート/10:27小ズッコ小屋登山口/10:31小ズッコ小屋/10:44河合谷コース合流点/11:25大ズッコ/11:47〜12:52山頂/13:17大ズッコ/14:05河合谷コース合流点/14:18小ズッコ小屋/14:25駐車地点エンド。
(天気) 始めは雲の多い晴れだったが、登るほどに雲は増えてきた。途中からはすっかり曇り空となった。山頂に着いても、どんより曇り空だった。山頂の気温は10℃。風は無し。視界は悪くなかった。山頂で休むうちに青空が広がってきた。雲は多かったが、晴れと呼べるまでになった。視界は更に良くなってきた。
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駐車地点を離れて、小ズッコ小屋コースの登山口に向かった 2分で登山口に着いた 上山高原の案内図が立っていたが、扇ノ山登山の参考にはならなかった  すぐに広い道と階段の道に分かれたので、階段を登った
緩やかな登山道を歩いて行く 小ズッコ小屋が現れた うっすら陽射しを受けながら歩いた
一帯は緩やかな地形のため、登山コースの分かり難い所があった 多くの木々は落葉を終えていた 裸木となったブナを見上げた 河原谷コースに合流した そこからは県境尾根歩きで、山頂までは2.4kmだった
平坦と呼べそうな緩やかな道が続く コースには赤テープが着いていた 大石コースが合流すると、山頂までは1.9kmだった 但し大石コースは閉鎖となっていた

木道を歩くことが
あった

いつしか曇り空に
なっていた

その曇り空の下、
ブナ林の風景を眺
めながら歩いた
河原谷コースの五合目まで歩いてきた 中間地点だった 丸太の階段を歩いて、緩やかな坂を登った 前方に見えてきたのは大ズッコだった
大ズッコへの上り坂に入った 緩やかに大ズッコのピークに近づいた 大ズッコのピークに着いた 山頂まで900mだった
あと700m地点で、上地コースが合流したが、この上地コースも閉鎖されていた 前方に扇ノ山の山頂を見る 鞍部を越して、山頂へと緩やかに登って行く
山頂が間近になって展望台が現れた 鳥取市街が見えるはずだったが、ガスの視界だった 山頂に建つ避難小屋が現れた
山頂避難小屋は塗装が新しくなっていた 小屋のそばに塗装作業に使われたと思われる工事用のパイプが積み上げられていた 小屋の前に二等三角点(点名・扇ノ山)を見る

避難小屋に入って
二階の窓から氷ノ
山の方向を眺めた

氷ノ山の山頂を見


(←)
陣鉢山の辺りは陽
射しを受けていた

 (→)
  陣鉢山の右手後方
  を見る

(←)
二階の窓から東の
方向を眺めた

 (→)
  仏ノ尾の背後に見
  えるのは妙見山だ
  った
北を見ると、落葉した木々を通して大ズッコを見た 小屋の前で休んでいると、徐々に青空が現れた 昼どきとあってハイカーが増えてきた
下山は往路を戻るのみ 明るい尾根歩きだった また展望台に立った

天気が良くなると
共に視界は良くな
っており、鳥取市
街や日本海がうっ
すら望めた

前方に大ズッコを
見る その姿は陰
っていた
明るいブナ林を見ながら歩いた 大ズッコへと緩やかに登った 振り返って扇ノ山の山頂を見た
大ズッコのピークに戻ってきた 緩やかに下って行く ますますブナ林の雰囲気が良くなった
青空が増えてきた 展望地があり、東の方向が眺められた

蘇武岳の右手も眺
められて、妙見山
を見た

ブナ林の散策が続


明るい木道を歩いた まれに杉の木を見た 河原谷コースから小ズッコ小屋への道が分岐した
またコースのはっきりしない所を通った 小ズッコ小屋まで戻ってきた 落葉を終えた木々の中に、まだ紅葉の木が残っていた
道なりに歩くと、広い道で登山口に近づいた 登山口に戻ってきた 林道歩きに移ると、もう駐車地点が見えていた
下山後に上山高原まで走ったとき、展望地に立って北の風景を眺めた すっかり快晴の空だった