鷲羽山には5ヶ月前の1月3日に登っていたが、そのときは山頂に立った後はその先へと続く遊歩道を歩かず引き返していた。そのことが少々心に引っ掛かっていた。6月に入って大原美術館に行きたく倉敷への小旅行を計画したとき、序でと言った気持ちで再度鷲羽山を訪れることにした。向かったのは6月10日の金曜日のこと。すぐには鷲羽山に向かわず、先に備前市の夕立受山を登ってから向かった。この日の鷲羽山は山上の遊歩道を終点まで歩くのが目的だったので、スタート地点は前回とは変えて中腹の駐車場からとした。その駐車場に着いたときは13時半が近い時間になっていたが、平日とあって広い駐車場には数台の車しか見なかった。その駐車場からは階段を登って展望広場に出た。そして山頂へと向かえる遊歩道に入った。その遊歩道は途中から二手に分かれていた。ビジターセンターで再び合流するようだったので、往路はまだ歩いていなかった左手の道に入った。そちらは展望遊歩道で、瀬戸の風景を一望しながら歩くことになった。ビジターセンターが近づくと階段道となり、もう一つの遊歩道に合流した。そこから一登りした所が山頂だった。山頂で大パノラマを楽しむと、いよいよ遊歩道終点へと向かった。山頂からは下り坂となり、途中に古墳を見た。そして終点位置まで来ると、そこには東屋が建っていた。そこからの展望は真南に下津井大橋を間近に見た。東屋は鷲羽山トンネルの真上の位置だった。案内図では遊歩道はそこまでだったが、実際は更に遊歩道の形で北へと続いていた。但しそちらには入らず、歩くのは東屋までとした。後は主路を引き返して駐車場へと戻って行った。
(2022/6記) |