◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
烏泊山 からすどまりやま | 318.6m | 備前市(岡山県) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
点名・峠 | 125.6m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 片上 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2016年2月】No.2 | 2016-19(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鹿久居島より 2016 / 1 |
2016年は年初から度々日生諸島の鹿久居島を訪れたが、その鹿久居島から日生の町を眺めたとき、町の背後にあって目立っていたのが烏泊山だった。そこで13年ぶりに登ってみようとの気持ちが起きてきた。その烏泊山を地図で眺めると、烏泊山から見て南東方向のごく近い所に四等三角点(点名・峠)を持つごく小さな山が目に付いた。そこで、その小山も併せて登ることにした。 向かったのは2月の最終土曜日のこと。国道250号線を走って日生西小学校の前を通り過ぎると、日生斎場に通じる道へと入った。西灘池のそばを通り過ぎると烏泊山の登山口が現れたが、その登山口前の駐車スペースには数台の車が止まっていた。近くのグランドの駐車場にも多くの車が止まっており、それらは登山者の車では無く総てゲートボールに来ているお年寄りの車だった。こちらもその車列の中に車を止めた。そしてまずは126mピークを目指して林道を歩いて行った。林道はグランドの縁を回り、126mピークの北側へと続いていた。126mピークの真北まで来たとき、林道を離れて山裾に取り付いた。山裾には小径は見えず、不法投棄のゴミが目立っていた。灌木の間を歩いて、山頂を目指すことにした。登るうちに目印テープを見たので、後はテープに従って登った。シダ地も現れたが、気にするほどでもなく登って行くと、林道を離れてから10分とかからず山頂到着となった。そこはすっかり雑木に覆われており、きれいな四等三角点が目立っていた。これで足慣らしは終わったと、すぐに下山を開始した。目印テープのままに下ると、途中で往路コースを離れてしまい、西灘池の土手の位置に出てきた。その土手を渡って斎場に通じる車道に出た。そして北へと歩いて烏泊山の登山口に戻ってきた。ここまで50分が経っていた。軽い足慣らしが終わって、いよいよ烏泊山へと向かった。緩い登り坂は林道と呼べる道幅があったが、雑草が多くあり林道としてはほとんど使われていないようだった。10分ほど歩くと、右手前方に小橋が現れたが、そちらには向かわず、左手に見えた小径を登って行くことにした。登山口にあった案内板を見て、左手の道の方が早く山頂に立てると思ってのことだった。小径は遊歩道として作られたもので丸太の階段道になっていたが、長年月放置されていた結果として丸太は朽ちており、荒れ道と言ってよさそうな風に変わってしまっていた。それでもヤブとまでは言えず、まずは無難に登って行けた。コースの途中は緩やかになっており、右手に烏泊山の山頂が望めた。その先でまた丸太の階段道となり、それが長々と続いたので山頂までの距離を急速に詰めた。山頂が近づくと、木々の空いた所から海の方向が望めるようになったが、前回時と比べると展望はかなり悪くなっているようだった。山頂に着いたのは登山口から35分後だった。その山頂も樹木の生長により展望は悪くなっており、南の方向が梢越しで眺められる程度だった。まずは一等三角点(点名・烏泊山)のそばで昼休憩とした。そして一休みを終えた後、おもむろに展望を求めた。その展望は山頂に立つ一本の松の木を登ることで一気に解決した。松の木は手頃な登り易さで、楽々と3メートルほど登ることが出来た。松の木の周囲には高い木は無いとあって、瀬戸の方向が遮るものも無く眺められた。東の方向に体を向けると、天狗山も望めた。但し、この日の視界はけっこううっすらとしており、それだけが残念だった。展望に満足すると下山に向かった。烏泊山の登山道は周回コースになっているので、北へと向かった。始めは灌木が多くあって荒れていたが、少し下ると歩き易くなった。そして下る方向が東に変わると、展望が現れて北から東にかけてが広く眺められるようになった。これは展望コースかと思っていると、展望があったのはそこまでで、その先は樹林に閉ざされた。その上、シダが増えて歩き難くなった。それは一部だけかと思っていたら、ヤブの状態がずっと続くことになった。但し足下は登山道だったので、単に手入れがされておらず、シダの茂るままに放置された結果だった。そのシダが終わっても今度は灌木に煩わされたりしたため、あまり歩き易くなったとは言えなかった。どうもこの下山コースはあまり歩かれていないようだった。それでも登山道のままに下って行くと、次第に歩き易くなってきた。そして小橋を渡ると林道に合流した。その合流点は往路で林道を離れた位置よりも、少し登山道寄りの位置だった。後は林道を歩いて駐車地点へと戻って行った。 (2016/3記)(2020/6改訂) |
<登山日> | 2016年2月27日 | 9:16烏泊山登山口スタート/点名・峠に向かう/9:23林道を離れる/9:31〜38点名・峠/9:58西灘池/10:05烏泊山登山口/10:40〜11:22烏泊山/12:17エンド。 | |
(天気) | 薄晴れで、視界はうっすらしていた。始め気温は7℃だったが、烏泊山の山頂では14℃まで上がっていた。少し冷たさのある風を受ける。但し、弱かった。 | ||
<< Photo Album 2016/02/27 >> |
---|