TAJIHM の 兵庫の山めぐり <鳥取県の山
 
遠見山    とおけんざん 805.8m 若桜町・八頭町
(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 因幡郡家
 
【2016年4月】 No.2 2016-33(TAJI&HM)
 
    八頭町才代より  2016 / 4

 遠見山は今は八頭町となったが、旧八東町の中心部を麓に抱えるとあって、地元の人には親しまれてきた山のようで、「遠見山」のパンフレットまで作られていた。そのパンフレットは遠見山馬酔木の会が制作したもので、開いてみると何と登山口が六ヶ所あることが分かった。前回に登ったのはそのうちの皆原登山口からのコースだったが、県道6号線から登れるコースも二つあるようだった。その二つのコースの登山口名は中島登山口と島登山口で、500mほどしか離れていないようだった。そこで二つのコースを組み合わせて周回で歩くのも面白いのではと思えたとき、再訪してみたくなった。
 向かったのは2016年4月中旬のこと。朝から快晴の日で、爽やかな空気が快かった。八頭町に入ると、国道29号線を離れて県道6号線に入った。県道6号線は遠見山の山裾を通る道で、遠見山の南麓まで来たとき、そこに中島登山口の標識を見た。そばに2台分の駐車スペースがあり、他に車は無いとあってすんなりと駐車出来た。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。中島コースがメインなのか、登山道には目印テープが点々と付いており、合目の標識も付けられていた。また目立った樹木には樹木名の札も付けられていた。始めは植林地を登ることが多かったが、途中からは自然林の中を登るようになった。特に傾斜のきつい所は無く、あってもロープが張られて易しく登れるようになっていた。七合目に着くと、そこで島コースと合流して南に向かうことになったが、合流点の間近が見晴台だった。地図上の702mピークのことで、そこに着くと前遠見山の標識も見た。前回もそこに立って展望の素晴らしさを満喫したが、この日もまずまずの視界とあって展望を楽しめた。但し、先に山頂に立って、昼休憩を見晴台でとるつもりだったので、長居をせずに見晴台を離れた。その先はごく緩やかな道で、アセビが増えてきたようだった。山頂手前は少し急坂となり植林地になっていた。その植林地を抜けると登山口から100分での山頂到着となった。三等三角点(点名・本谷)が中央にある山頂は、少し木が伐られており、前回と比べるとすっきりと開けていた。展望も少しあって、北に扇ノ山が望めた。そこも一休みする所として良かったが、昼休憩は予定通り引き返して見晴台でとることにした。北東に氷ノ山、北に扇ノ山、北西は鳥取市街がうっすら見えていた。陽射しを受ける受ける見晴台は適度な暖かさがあり、空気は爽やかとあって申し分無かった。その見晴台からは島コースを下って下山とした。こちらは途中まで前回に歩いたコースだった。中島コースと比べると尾根は細く急坂が多かったが、ときおり露岩地が現れてそこからは展望が得られたので、中島コースとはまた違った趣があった。送電塔が見えてくると、コースが二手に分かれた。左に分かれたのが前回歩いた皆原コースで、右手がこれから向かう島コースだった。島コースの方はその辺りから巡視路となっており、いたって歩き易かった。二つの送電塔(八東大内線4番、3番)を過ぎ次の送電塔まで来ると、辺りは植林地となってなぜかコースが不明瞭になった。それでも辿ってきたコースと同じ方向に下って行くと、プラ階段を辿るようになり、無事に麓に下り着いた。そして県道6号線に出ると、東の方向へと歩いた。八東発電所の前を通り過ぎると、中島登山口まではごく僅かな距離だった。
(2016/4記) 
<登山日> 2016年4月12日 9:02中島登山口スタート/9:42四合目/10:13〜21見晴台/10:43〜55山頂/11:11〜26見晴台12:18[4番]鉄塔/12:42島登山口/12:53中島登山口エンド。
(天気) 快晴。空の色は少し薄かった。樹林の気温は6.5℃ほど。山頂の気温は11℃。陽射しの下では15℃近くあった。ほぼ無風だった。見晴台もほぼ同じ。視界はまずまず良かった。下山中に西から薄雲が徐々に広がって、薄晴れに変わってきた。麓に着くと、気温は20℃近くまで上がっていた。
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往路は中島コースを選んだ 登山口に入った すぐに現れた害獣避けゲートを通過する 登山コースはすぐに沢筋を離れた
社が現れて、その前に杉とイチョウの巨木を見る イチョウを見上げた 樹高は50mほどあるとか 登山コースには的確に標識が付いていた
樹木名を記した標識もよく見た 登山道の一部は巡視路のようでプラ階段を登った 一合目の標識が現れた そこは炭焼跡だった
傾斜のきつい所にはロープが張られていた 新緑が芽吹きだしていた 水たまりが黒いのはオタマジャクシの集まりだった
二合目を通過する そこはヌタ場になっていた 陽射しが届かないため、少し肌寒い中を登った 植林地の中を登ることが多くなった
陽射しを受けるようになった 三合目を通過する 大木はアカシデだった 四合目を通過する

 五合目に着くと
 辺りは巨石群に
 なっていた


  易しい道が続く
六合目を通過する 南西尾根に近づいた 木々の間から見えたのは麓の八東川流域だった
足下で、スミレがひっそりと咲いていた 頭上ではタムシバが花を散らそうとしていた 山頂に通じる尾根に近づいて行く

 尾根が間近にな
 るとアセビが増
 えてきた

 尾根に出ると、そ
 こが七合目だった

 山頂とは反対方向
 が見晴台だった
見晴台に向かうが、目の前だった 見晴台は前回と変わらず、素晴らしい展望地だった 見晴台には「前遠見山」の別名が付いていた
鳥取市街から氷ノ山まで一望だった
扇ノ山から青ヶ丸にかけてを大きく見る 陣鉢山から氷ノ山にかけてを大きく見る

 久松山の方向を
 見ると、久松山
 の麓に鳥取市街
 が望めた

 西の方向を眺め
 る
嶽山を大きく見る 北の方向にも少し展望があって、山頂が望めた 見晴台を離れて山頂に向かった
少し下った先より、ごく緩やかな尾根となった 八合目が現れた 前方に山頂を見る
アセビの茂る中を歩いた 九合目を通過した 山頂が近づいて右手は植林、左手は自然林となった
植林の中を登る 山頂は目前となった 7年ぶりの山頂はすっきりと開けていた

 山頂の三等三角点
 (点名・本谷)を
 見る


   南には木々の間か
   らだったが高峰が
   望めた
右上の写真に写る東山を大きく見る 上の写真に写る鳴滝山を大きく見る 東山の左手で「くらます」が山頂を覗かせていた
「くらます」を大きく見る 北の方向は、扇ノ山がすっきりと見えていた 東尾根となる日田コースに少し入って山頂を振
り返った
見晴台で昼休憩をとろうと、登ってきた道を引
き返した
満開のタムシバを見た 足下ではイワカガミが花を開こうとしていた
アセビの中を戻る この日、二度目となる見晴台に着いた 西の空から薄雲が広がってきた
足下の風景を見ながら昼食をとった 下山は島登山口へと北西尾根を下った 急坂が多く、パートナーは後ろ向きで下っていた

 西に展望の開ける
 ことがあった


   伊呂宇山を大きく
   見る
雑木の茂る尾根を歩いた 露岩地を歩くことがあった 東に見えたのは陣鉢山だった
また急坂が現れて、ロープを伝って下った 尾根としては少し痩せていた ときおり足を止めて新緑を眺めた
小さなピークに着くと、そこに三角点を見た 四等三角点(点名・島)を見る またまた急坂だった
この尾根でもスミレをよく見た この北西尾根は何度も急坂が現れた 送電塔が見えてきた
コースが二手に分かれたので、島コースに入った 送電塔(八東大内線4番)のそばを通った 北東方向へと下った 巡視路歩きだった
次の送電塔(八東大内線3番)が現れた ずっと展望の良い下りだった 樹林へと入って行った
新緑がまぶしかった 小さな谷を越すことがあった また送電塔に出会った
プラ階段を下る 足下に車道が見えてきた 近くに古びた社が見えていた

 島登山口に下り
 着いた

 県道6号線まで
 僅かな距離だっ
 た
県道との合流点にも登山口標識が立っていた 東へと歩いて行くと、現れたのが八東発電所だった 右手の斜面に水圧鉄管を見た

 道端ではヤマブキ
 の花が咲いていた


   中島登山口が近づい
   てきた