TAJIHM の 兵庫の山めぐり <石垣島の山 
 
前嵩    まえだけ 262.6m 石垣市(沖縄県)
 
1/2.5万地図 : 川平
 
【2019年1月】 No.2 2019-21(TAJI&HM)
 
    ぶざま岳コースにある岩場のテラスより  2019 / 1

 二度目の前嵩登山は初登山から8年後となる2019年1月の第2回石垣島山行の三日目だった。但しこの日は屋良部岳、ぶざま岳、バンナ岳と三つの山を登る予定をしており、当初前嵩を登る予定はしていなかった。時間が余れば登ってもよいかぐらいで考えていた。この日は朝こそ快晴だったが、屋良部岳、ぶざま岳と二つの登山を終えると、雲の多い空に変わっていた。それでもまだ晴れとは呼べる空だった。そのこともあったが、時間はまだ13時半だった。ぶざま岳登山口から前嵩登山口までは2kmもないこともあって、急きょ前嵩を登ることにした。前回登山では登山口を見つけるのに苦労したが、二回目とあってあっさり登山口に通じる車道に入った。但し車道はその先にあったグリーンパークが無くなったことにより廃道になっており、すっかり草ヤブ道になっていた。そこで車を先へと進めず、県道にごく近い位置にあった一台分の駐車スペースに止めることにした。そこからの登山の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。二度目とあって気持ちに余裕があり、登山道周囲に広がる亜熱帯の樹林を眺めながら登った。山頂方向と電波塔方向とに道が分かれると、先に山頂を目指した。このときコースを外すことがあり少しヤブコギをすることになった。それも尾根を辿るうちに正規コースに出会い、後はリュウキュウチクのまっただ中を歩いて山頂に出た。山頂に着いたときはほぼ曇り空に変わっていたため川平湾は薄暗かった。ただ底地ビーチは陽射しを受けて明るかった。その底地ビーチも休むうちに陰ってきたので、山頂を離れて電波塔が建つピークへと移動した。そして下山に移ろうとしたとき、急に青空が広がってきた。そうなると山頂に立ちたくなり再び山頂へと向かった。この日二度目となるとスムースにコースを辿って山頂に立った。そして明るくなった川平湾の風景を眺めた。それに満足すると、この日最後の山としてバンナ岳に向かうべく、登山道をすたすたと戻った。
(2019/4記)
<登山日> 2019年1月25日 13:42県道そばよりスタート/13:46ゲート/13:52右手の小径に入る/14:08尾根に出る/14:14〜27山頂/14:34〜47電波塔/14:54〜15:04再び山頂/15:28ゲート/15:31エンド。
(天気) 始めは雲の多い晴れで山頂に立つときまで続いたが、山頂に立っている間に曇り空に変わってしまった。その空が下山を始めようといたとき、また晴れてきた。山頂の気温は19℃で、少し風を受けたが冷たさは無かった。視界は少しうっすらとしていた。再び山頂に立ったときの気温は20℃で、視界は幾分良くなっていた。
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県道79号線を走って前嵩に近づくと、見覚えのある
脇道を見た 前嵩に通じる道だった
その脇道に入るとその先は草ヤブ道になっていたので
県道に近い位置に駐車とした
道そばで咲いていたのはランタナだった
車道歩きでスタートした 草ヤブとなった車道を歩いて行く 登山道を歩くようになった 登山道は電柱経路だった
ゲートを通ることになった 右手は小さな沢だった クワズイモの大きな葉を見る
小さな橋を渡った 登山道の傾斜が増してきた 右手に高嵩コースが分かれた 謎のヘルメットを見る
高嵩コースに入って始めに小さな沢を渡った 周囲は亜熱帯林の様相を帯びてきた 登山道ははっきりしており、ここは石段になっていた
亜熱帯林の雰囲気を楽しみながら登った 登山道の一部は水の流れになっていた プラ階段を登る
あまり里山道の感じがないまま主尾根に近づいた 尾根に出でると、左が電波塔で右が山頂だった 今回は先に山頂に向かった
なぜかコースを外してヤブに突っ込んでしまった 無理やり尾根に出ると、コースに合流した 山頂に着いた 切り開きは以前より少し広くなっていた
四等三角点(点名・前嵩)を見る 山頂に着いたときはほぼ曇り空に変わっていたが、底地ビーチの辺りだけは明るかった
東から南にかけてを眺めた そちらは薄暗い風景だった
底地ビーチに建つのは石垣シーサイドホテルだった 上の写真に写る安良岳の方向を大きく見る 野底岳の方向を見る
展望はこの大きな石の上に立って得られたものだった 底地ビーチも暗くなったので、電波塔が建つピークに
向かうことにした
鞍部へと引き返すが、慎重に登山コースを辿った 途
中の急坂部をパートナーが後ろ向きで下っている
鞍部まで戻って電波塔に通じる道に入った 大きな木のそばを通った NHKの電波塔の前に出たが、そこは展望が無かった
すぐに次の電波塔に向かった 次の電波塔が見えて来た 電波塔に着くと、そちらは民法の電波塔だった
こちらは少し展望があって、東から南東にかけてが眺められた 北の方向を見ると、NHK電波塔と山頂が見えていた

西は屋良部崎へ
と繋がる尾根で
その最高点が屋
良部岳だった

屋良部岳の背後に
はうっすらと西表
島が見えていた
曇り空が続くので下山に向かうことにしたが NHK電波塔に戻って来ると、空は急に晴れだした 一度は下山道に入ったが再度山頂を目指すことにした
二度目とあって、迷わず山頂に向かった 急坂を登って山頂に近づく 二度目の山頂到着となった
二度目の山頂では晴れた川平湾が眺められた 川平湾を大きく見る

桴海於茂登岳か
ら於茂登岳にか
けてを望む
そちらはすっか
り晴れていた

於茂登岳を大きく
見る

ぶざま岳の方向
を見る

ぶざま岳の右手に
前勢岳を見る
明るくなった川平集落を眺めた 左の写真の左手辺りを眺める 海の色がきれいだった 下山の途についた
階段道を下って行く 亜熱帯林を楽しみながら下った 沢に沿って下って行く
ヘルメットが現れて、登山口に通じる小径に合流した ゲートまで戻ってきた 駐車地点が近くなった 空は再び曇ってきた