登山記録:2004年(7月〜12月)     

No. 月 日 山 名 感  想

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7/ 3

 蓼科山(長野県)
 蓼科山は昨年の秋に計画して登山口まで行ったのですが、雨で断念した山です。この蓼科山に急に登ることになりました。前々日までは全く考えていなかった計画です。登山コースは昨年に考えていた女神茶屋からのコースとしました。この日の朝は青い空が広がっており、快い空気の中でスタート出来ました。蓼科山をなぜかのんびりと登れる山と思い込んでおり、始めこそ思い通りの、森の雰囲気の広がる風景を楽しんでいたのですが、中腹を過ぎた頃より俄然厳しくなりました。けっこうきつい坂が長々と続き、そして山頂は岩が累々と積み重なる風景でした。その山頂ではガス雲が上空を覆うことが多く、また周囲の高山もガスに包まれていました。意外に荒い風景でしたが、標高も2500mを越していることでもあり、納得しました。下山は天祥寺原へ向かうコースを考えていたのですが、麓の炎天を考えて、登ってきたコースで戻りました。

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7/11

 点名・伊谷(朝来町)
 6月に釜床山に登りましたが、そのとき以来、釜床山をすっきり眺められる山はないかと考えていました。7月に入って暑さも厳しくなり、週末登山は手頃な山で済まそうと考えていたときに、釜床山の見える山を思い合わせました。そしてこの点名・伊谷(標高560m)に注目しました。登山コースを決めずに向かいますと何となく播但道の側道に入ってしまい、そして行き止まりとなりました。そこは東麓の位置でしたが、取り付き地点としては手頃でしたので、そこより適当に登り出しました。蒸し暑い中、大汗をかいての登りとなりましたが、意外と登りやすい尾根で、50分ほどで山頂に立てました。ただ展望は良いとは言えず、釜床山は見えませんでした。むしろ北に展望を得ました。釜床山は下山の尾根で眺めることが出来、当初の目的を達しました。

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7/19

 島田740mピーク
     (宍粟市)
 久々に母栖ノ滝を訪れました。前回は関西電力山崎実験センター内を通って訪れましたが、今回は国道29号線側からアプローチしました。それも小滝不動尊からです。林道はその先ですぐに消えましたが、沢沿いを登って行きますと程なく滝参道に合流しました。後は楽かと思っていたところ、この参道がけっこう荒れ道になっており楽には歩けませんでした。そして母栖ノ滝に着いたのですが、清涼感を味わうどころか、山ヒルの攻撃にたまらず早々と退散しました。その後は点名・島田(615m)を目指しました。更には一帯の尾根の最高点となる740mピークまで登りました。尾根には幾つか送電塔が建っており、そこからの展望は素晴らしく、また尾根の木陰の涼しさも快いものでした。ただ下山時に一度尾根を誤って登り返すことになり、小滝不動尊に戻ったときはバテバテでした。

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7/24

 岡の空(佐用町)
 岡の空は佐用町の下石井地区にありますが、その山名に惹かれて登りました。低山だけに無理なく登って行けたのですが、夏の季節にありがちなクモの巣には悩まされました。ほぼ山頂までクモの巣を払い除けながらの登山でした。そして非常な蒸し暑さでした。山頂に着いたときは、何も思わず倒れ込んでしまいました。その山頂にはほのかな風があり一涼を得ましたので、何とか息を吹き返しました。落ち着いたところで周囲を見ますと、そこはすっかり雑木や植林に占められており展望はほとんどありませんでした。それでも何かは見えるだろうと周囲を探りますと、木の間から利神山の頂がけっこう近くに望まれました。

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8/ 7

 点名・堂ヶ丸(市川町)
 このところ週末は多忙になり、前週は久々に山に足を向けることが出来ませんでした。この日も午後に予定があり、午前だけでもと手頃な山を探し、笠形山の南に位置するこの山に着目しました。非常に蒸し暑い日でしたが、市川町の岩戸集落側から適当に尾根を目指しますと、そこは意外な涼しさでした。爽やかな風も渡っており、そのひんやりとした雰囲気にうれしくなってしまいました。山上に出て知ったのですが、間近に車道が工事中で、どうやら加西市側から尾根越えで作られているようでした。その工事のためか山肌が伐採されており、そこからは笠形山が大きく望めました。

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8/16

 高妻山〜乙妻山
    (上信越の山)
 盆休みとなっても所用が多く、漸く自由時間が出来たのは残り1日半となった15日の午後になってからでした。それでも思い切って遠出をすることにしました。小雨の中を姫路を後にし、16日早朝には戸隠村に着きました。高速道の途中で仮眠をしましたので、けっこうすっきりとした気分で戸隠牧場からの登山道をスタート出来ました。前日の雨で空は洗われており、すがすがしい朝でした。朝のうちは薄雲が広がっていましたが、山上に出たときは快晴になっていました。歩きごたえのある尾根で、尾根の木々は美しく展望も素晴らしいものでした。北には頸城の山並みを、南西には北アルプスを見ながらの尾根歩きでした。最後に厳しい坂があっての高妻山山頂は360度の眺望で、素晴らしいの一言でした。これに気をよくして更に乙妻山まで足を延ばしました。

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8/21

 亀山(たつの市)
 土曜日の午前だけ時間が空きましたので、近くの山でもと久々に新龍アルプスの亀山を登ることにしました。残暑の季節ですので、易しく登ろうと馬立登山口からの大手道コースをピストンすることにしました。この山はいつも思うのですがキノコの宝庫です。季節柄か特に多く見られ、歩いている道そばだけで20種類以上にはお目にかかりました。キノコ図鑑が出来そうでした。食用キノコも多く、良い食材になりました。なお、この日の山上は麓の暑さとは無縁の世界で、木陰はほどよい涼しさがありました。渡る風も快いばかりでした。その気持ちよさに木陰で寝ころび、午前のひととき惰眠をむさぼりました。

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8/28

 ツズラ山(岡山県)
 例年残暑の季節になりますと、思い出したように兵庫県と接する岡山県側の里山に足が向きます。昨年は黒谷川沿いにある高照峰でしたが、今年は黒谷川の源頭となりますツズラ山を目指しました。林道の途中から林道と平行する尾根に上がり、尾根に出てからは小さなアップダウンを繰り返してひたすら山頂を目指しました。途中で伐採地があって風景が広がったのですが、そこから先はけっこう厳しいヤブコギが続きました。山頂が近づくと植林地となって歩き易くなりました。ただ展望は閉ざされており、着いたツヅラ山山頂も樹林に囲まれて、期待した袴ヶ山、那岐山を拝むことは出来ませんでした。

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9/ 5

 苫編山(姫路市)
 日曜日の朝のひとときを裏山散歩としました。前日の雨は上がっていましたが、黒い雲が空を覆い、いまにも雨が降り出しそうな空模様でした。先に山崎山に登って、そこから苫編山までを歩きました。非常な蒸し暑さで、たちまち大汗になりました。山崎山は草深くなっており、それがすっかり濡れていましたのでジャージーはずっぽりと濡れてしまいました。またクモの巣が多く、それにも閉口しました。コースは台風16号の爪跡か倒木を多く見ました。苫編山に着きますと山頂そばの岩場で一息入れて、下山は富士見登山口へと下りました。<7:10自宅スタート/7:18尾根に出る/7:53〜8:09山頂/8:46エンド。><黒い雲が空全体を覆っていた。雨は降っていなかったが、いつ降ってもおかしくなかった。水気の多い空で、遠方はモヤに溶け込んでいた。瀬戸内海は雨でも降っているのか、全く見えていなかった。気温は高くなかったが湿度は高く、少し歩くだけで汗ばんだ。><TAJI&HM>

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9/11

 入笠山(長野県)
 入笠山は茅野市近郊にあってアプローチの易しさと展望の良さで人気のある山です。また入笠湿原が美しい風景を見せてくれます。9月の半ばの信州はもうすっかり秋の気配でした。ハイキングを簡単にと思えば、車道終点から30分で山頂に立てますが、今少し長く歩きたいと、沢入登山口からのコースで登り始めました。多くのハイカーを見かけましたが、どうも登山では無さそうで、キノコ狩りのようでした。お目当てはジコボウと呼ばれるヌメリイグチのようでした。こちらも参加して少々収穫しましたが、ジコボウ以外にも多くのキノコがあり、大ぶりのタマゴダケを幾つも見つけました。少々寄り道をしながらの登山でしたので、2時間以上かかっての山頂でした。そこは360度の眺望でした。但しアルプスはガスに閉ざされていました。かろじて間近の八ガ岳が中腹から下を見せていました。ともかく好天のもと、信州の秋山をのんびり楽しみました。

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9/13

 苫編山(姫路市)
 前週の5日に続き、再び朝のひとときを苫編山で過ごすことにしました。前回と同じく亀山本徳寺廟所のそばを登って山崎山へ、そして尾根を辿って苫編山の山頂に立ちました。下山は南へ登山道を歩いて苫道国主神社に下りました。この一週間の間にまた台風(18号)が来ましたので、尾根の倒木が増えていました。ところで苫道国主神社の広場にある鉄棒で遊んだのですが、次の日から4日ほど腰周りが筋肉痛を起こしてしまいました。年ですね。<8:46自宅スタート/9:28〜43苫編山/9:56苫道国主神社入口/10:15エンド。><空はどんよりと曇って、朝からじっとりと汗ばむ感じだった。><TAJI&HM>

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9/18

 飯盛山(福崎町)
 この日の空は今ひとつすっきりしておらず、また朝から気温も高く、いかにも残暑厳しいと言えそうな日でした。その高湿度の歩くだけでもじっと汗ばむ空気感の中、福崎町の東に位置する飯盛山を登ることにしました。西から続く遊歩道状の道を辿りますと、10分ほどでもう山頂でした。ほんの少し歩いただけでしたが、大汗をかいてしまいました。しかし城跡のその山頂は適度な広さで、昼時をのんびり過ごすには十分でした。風にはほのかに涼しさがあり、思わずうとうとしてしまいました。下山は北西へと小径を辿ったのですが、そこには早くもシバグリが落ちており、良い収穫になりました。

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9/20

 入炭山(神河町)
 この日の空はモヤの強い、いかにも水分たっぷりの空で、遠方はモヤにとけ込んでいました。このような日はしっかり登れて、山上でひたすらのんびり過ごせる山に限ります。そこで思い付いたのがこの入畑山です。9年ぶりでしたが、以前から大河内町側から登ることを考えていました。長谷駅より歩き始めて入畑山に向かう林道を辿りました。林道が終わってからは植林帯の急斜面をがむしゃらに登りました。尾根に出ますともう長閑かなものです。秋風の吹く爽やかな尾根歩きでした。そして山頂に着きますと、予定通り木陰で昼寝をむさぼりました。その昼寝の最中です。夢の中で雨に降られていますと、どうも実際に雨の中にいるように思えました。そして目を覚ましますと雨が実際に顔にかかっていました。大あわてで撤収です。まさに寝込みを襲われました。

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9/25

 木谷山(多可町)
 低山の尾根をのんびり歩こうと選んだのが木谷山です。この日の多可町の空は、北は雨雲が広がっており南は晴れでした。木谷山の辺りは雲は多いながらも、まずまず晴れでした。この木谷山への登りで選んだのが翠明湖の南にあるザラ池からの道です。池そばを通る小径を辿って行きますと、次第に常緑樹の茂る暗い山肌の上り坂になりました。その途中で南へとトラバースすべきところを直登してしまいました。シダヤブの急坂登りに突っ込んでしまい、また岩肌登りもあってなんとか尾根に出ましたが、そこもネズの木が茂って厳しいものでした。おまけにクモの巣だらけです。落ち着いたのは鞍部に出てからで、そこからは適度の尾根道が続きました。展望も良くなり、北西には笠形山の尾根を、そして東には西光寺山を見ながらの尾根歩きとなり、漸く思い通りのハイキングとなりました。

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10/ 3

 苫編山(姫路市)
 土、日とも忙しかったのですが、運動不足を解消したく日曜日の午後3時を過ぎてまた裏山の苫編山に散歩登山としました。雨が降り出しそうな空模様でしたが、雨にも会わず気軽に歩いて行けました。山上は涼しい風が通っており、めっきりススキが増えて秋らしくなっていました。曇り空でしたが空気は澄んでおり、小豆島がくっりりと見えていました。また遠くは久々に鳴門大橋が望まれました。なお、9月13日とは逆回りで登ったのですが、苫道国主神社では屋台かつぎの練習をしており、秋本番を感じました。<15:11自宅スタート/15:28苫道国主神社入口/15:41〜57山頂/16:26エンド。><涼しくなったが、空はどんよりと曇って空気は湿っぽかった。山上は風もあって十分に過ごし易く秋を実感する。視界は良く澄んでおり、瀬戸内方向はくっきりとしていた。北の空は暗く高峰はガスに隠されていた。><TAJI&HM>

65

10/17

 モロ要塞(キューバ)
 仕事の関係で四度目のキューバ訪問となりました。首都ハバナから車で2時間半ほど離れた片いなかでの仕事でしたが、そこで数日を過ごしてハバナに戻りますと、やはりハバナは美しい街です。このハバナを離れる日の午前が自由時間となりました。市街地の観光は気が進まず、また暫く足を遊ばしていましたので、少しは足を使おうと市街地とは湾を挟んで対岸とまりますモロ要塞の一帯を散策することにしました。いざその対岸に渡り、緑の美しい丘を歩いたのですが、10月のキューバはまだまだ暑い季節です。木陰は涼しいのですが、強い陽射しにいっときで十分に汗をかいてしまいました。そこですぐに散策は切り上げ、後はモロ要塞巡りで過ごしました。そして市街に戻り、クーラーの良くきいた酒場でダイキリを飲んで汗を沈めました。暑い日はあまり歩き回らないのが正解と思ってしまいました。

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10/22

 天神山(岡山県)
 成和天神山とも呼ばれる天神山は、以前から訪れたかった岡山県の山の一つです。備中高梁市から向かっていますと、台風23号の影響で県道33号線が通行禁止になっており、山中を大きく迂回させられました。台風23号の影響は登山道にも残っており、けっこう大きな木が幾本も登山道を塞いでいました。また沢水が流れ込んで、滝のようになっている所もありました。登山道はほぼ丸太の階段道で続いていました。その登山道を登り詰めますと、山上で林道と出会いました。車でも山頂そばまで来られることに、少々あっけなさを感じました。この天神山は三角点のある山頂よりも、天満神社そばの鈴振崖の方が展望も良く、休憩には断然適地でした。涼しげな風が通っており、そこで昼寝をしたりして2時間ばかりも過ごしてしまいました。

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10/23

 剣森山(岡山県)
 剣森山は新見市の北部に位置する大らかな山容の山です。この日の空は正に秋晴れで、青い空は澄み切っていました。この空を見て心楽しくハイキングを始めたのですが、この日の失敗は地図を車中に忘れてきたことです。ガイドブックは持っていたのですが、道の様子が変わっており、途中でコースを逸れてしまいました。結局は山頂方向を決めて登り、無事登山道に合流しましたが、ガイドブックもけっこう頼りになりません。剣森山は山頂こそ樹林が囲んで展望は良いとは言えませんでしたが、山頂近くにススキの原が広がっており、優しげな風景を作っていました。そこからの展望は良く、遠くには大山も望むことが出来ました。

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10/30

 京見山(姫路市)
 午後は雨の予想でしたので、早朝のみの散歩登山に出かけました。京見山への最短ルートとなる京見会館横からの中央コースで登り、京見町西コースで下りました。この日の朝は穏やかに晴れており、山頂から北を望みますと、珍しく雲海が出来ていました。普段とは違った眺めに、新鮮さを覚えました。ところで山頂で朝食を作ったのですが、普段の山上での昼食よりずっとおいしく感じました。<7:23京見町中央口スタート/7:40〜8:10山頂/8:28京見町西口エンド。><薄晴れの空だった。山上は風は無く、気温は16℃と良い感じだった。南側は朝霧があって、町並みがうっすらと見えていた。北は霧が濃く、少し雲海のようになっていた。どちらの方向も遠方はモヤがきつく、ほとんど判然としていなかった。><TAJI&HM>

69

11/ 6

 鉢伏山(香美町)
 この秋は、ぜひのんびりと高原散策をしたいと考えていました。この日は晴れの天気が期待されましたので、考えていました鉢伏山周辺に向かったのですが、現地に着きますと予想以上の快晴でした。上空には青空が広がり、雲一つ見えませんでした。コースとしてはまず別宮集落から高坪山を目指し、そして後は定番コースの鉢伏山、高丸山、小代越へと歩いて下山しました。風はどこまでも爽やかで、陽射しも快いばかりで、まさに最上の登山日和でした。高坪山ではこの上天気にもかかわらず、他には誰も訪れておらず、本当に静かなひとときを過ごせました。また鉢伏山でも数人に出会っただけでした。

70

11/ 7

 京見山(姫路市)
先週に続いてまた日曜の早朝登山をしました。今度は逆回りで京見町西コースから登り京見山中央コースで下りました。朝の冷気がただよう山頂には誰も来ておらず、その中で食べる朝食はやはりおいしいものでした。ただこの朝の視界はモヤのつよいもので、瀬戸内海もモヤに閉ざされていました。<7:06京見町西口スタート/7:25〜42山頂/7:56京見町中央口エンド。><晴れてはいたがモヤの強い視界で展望はほとんど無し。風は無く気温は適温だった。><TAJI&HM>

71

11/13

 上ノ746mピーク
     (宍粟市)
 このところ登山道のはっきりした山にばかり登っていましたので、少しは踏ん張って登る山に登りたくなりました。しかも近場で。選んだのが黒尾山の西に位置するこのピークです。800mに満たない無名の三角点も無いピークですが、麓との標高差は500mはあります。南からの尾根で登り出しますと、道は無くけっこう急坂もあって目的通り踏ん張っての登りが出来ました。ピークの展望は良くありませんでしたが、そこより北へとなだらかな山稜を辿りますと、次の752mピークの手前で送電塔に出会いました。そこは抜群の展望地で、水剣山を始めとして広々と周囲の山並みを眺め渡せました。下山は更に北へと尾根を辿り、大国農場に下り着きました。後は河原川沿いの車道を歩いて、河原川渓谷を愛でながら戻って来ました。

72

11/14

 京見山(姫路市)
 3週連続での京見山早朝登山です。これぐらいの山が朝の散歩にちょうど良く、体も適度にほぐれます。温まった体で、山頂から瀬戸内を見ながら朝食を食べました。この日は薄雲が広がっていましたが、一部から強く陽射しがもれて、瀬戸の海を光らせていました。<7:09京見町西口スタート/7:31〜58山頂/8:16京見町中央口エンド。><薄晴れから徐々に青空が広がり出すも、また薄晴れに戻った。風は無く穏やかだった。山頂の気温は11℃と少しひんやりとしていた。視界は少しうっすらとした感じになっていたものの、北は後山が、南は小豆島がまずまず見えていた。><TAJI&HM>

73

11/20

 点名・小林(宍粟市)
 紅葉期になりますと、波賀町の山に登りたくなります。この点名・小林は野原小学校の背後にある尾根のピークです。麓から見えた姿は紅葉の終わりかけと言った風でした。南西からの尾根を登ったのですが、この尾根は疎らな雑木林が続き、けっこう味わいがありました。今ひとつと言われる今年の紅葉ですが、部分的に鮮やかなモミジにもお目にかかれました。そしてピークの少し手前に岩場があってその上に立ったのですが、とびっきりの展望台でした。足元に揖保川の流れ、そして大甲山や東山など波賀町南部の高峰が一望でした。この後も展望は恵まれて、楽しい山歩きとなりました。ただ点名・小林の手前からは植林地となり、以後は点名・マンガ谷までの尾根はほぼ植林地で終始しました。少し退屈な尾根歩きとなりました。

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11/21

 京見山(姫路市)
 日曜日の京見山早朝登山を始めて4週目、コースもまた京見町西コースから登って京見町中央コースでの下りです。この日の山頂は気温13℃でしたが、風があって体感気温は10℃以下でした。少しモヤがかった視界でした。<7:32京見町西口スタート/7:54〜8:15山頂/8:35京見町中央口エンド。><薄晴れの空だった。><TAJI&HM>

75

11/23

 大鳴山(宍粟市)
 この秋一番と思える素晴らしい青空の日でした。この快晴の日にまたマイナーな山を登る気になってしまいました。大鳴山は千種町南部の山です。下河野地区から沢沿いに細々と登山道が延びていましたが、途中で不確かになったため、後は雑木の尾根を適当に登りました。尾根なりに登って行きますと、登り着いた所がちょうど山頂でした。山頂は木々に囲まれていましたが空いた所があり、そこからは三室山から植松山、大甲山の尾根が雄大に眺められました。

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11/23

 日名倉山(宍粟市)
 この日は午後に入っても上天気は変わりません。そこで好展望を楽しもうと、慌ただしく大鳴山の下山を終えますと日名倉山に向かいました。短時間で登るとなるとベルビール公園からのコースです。いきなり登山コースを間違えてましたが、それでも30分も歩けば山頂でした。少し肌寒くなった山頂で、千種の山並みをのんびりと眺めました。

77

11/27

 トンガリ山〜峰相山
      (姫路市)
 この週末はこの日の午前しか時間がとれませんでしたので、近場からこの尾根を選びました。峰相大池に近い登山口を登り始めたのは8時半でしたので、辺りにはまだ朝の光が残っていました。少し肌寒い程度でしたので登山にはちょうど良く、気持ち良く登って行けました。ほぼ30分ほどでトンガリ山山頂です。山頂は以前と比べて木が切られており、すっかり展望が良くなっていました。次に大黒岩に立ち寄りました。岩の上に立ちますと、そこはトンガリ山以上の素晴らしい展望が広がっていました。またそこから見える峰相山の紅葉も美しいものでした。この後は点名・伊勢へ立ち寄り、そして峰相山頂を訪れて観音堂へと下りました。朝のうちとあって他には誰も登っておらず、ごく静かなハイキングを楽しめました。

78

12/ 6

 遠見山〜天神山
      (相生市)
 12月に入り冬型の気圧配置になりますと、瀬戸内の陽光を浴びたくなります。この日の午前は出かけられず、そこで近場で午後を過ごすことにしました。手頃に登れて瀬戸内海を間近に見る山はないかと考えたとき、遠見山を思い付きました。中腹に登山口があり、ごく気軽に登ることが出来ますが、ごく低山ですので標高のままに登りたく、南麓側から車道を歩きでスタートしました。そして東の肩から遊歩道で山頂を目指しました。着いた山頂は公園になっており、希望通り相生湾から小豆島までの展望を楽しめました。ただこの遠見山だけでは少々もの足りませんので、二つ目の山として、北向かいの天神山にも登りました。こちらは天満神社の杜ですが、全くのヤブ山でした。ただヤブコギ登山としては手頃で、良い運動になりました。この後は再び遠見山に登り、駐車地点に戻りました。

79

12/11

 烏帽子山(丹波市)
 京都丹波と兵庫丹波の境にある烏帽子山を、青垣町の「いきものふれあいの里」から登りました。「ふれあいの道」遊歩道である程度近づき、後は適当に尾根を登っていきました。雑木林は松が多いのか、松葉を踏みしめての登山でした。烏帽子山山頂は適度な広さがあり、城跡らしい落ち着いた雰囲気がありました。展望は良いとは言えませんが、モヤでかすんだ福知山の町並みが見えました。この日の空は曇りがちで寒々としていましたので、長居はせず、下山は梨木峠へと下りました。そして「ふれあいの道」遊歩道を再び歩いて、ふれあい館へと戻って行きました。

80

12/12

 京見山(姫路市)
 早朝登山です。7時過ぎに登り出しましたが、朝の冷え込みが強くなっていました。おかげでほとんど汗をかかずに登れましたので、いたって楽でした。姫路市街が朝モヤでうっすら見えているのが、良い感じでした。北の空もうっすらしていましたが、淡く後山が見えていました。での下りです。この日の山頂は気温13℃でしたが、風があって体感気温は10℃以下でした。少しモヤがかった視界でした。<7:14京見町西口スタート/7:36〜8:02山頂/8:18京見町中央口エンド。><ほぼ快晴。麓は朝モヤが漂っていた。気温は7℃ながら風は無く少し肌寒さを感じる程度だった。><TAJI&HM>

81

12/18

 川向山(赤穂市)
 体調が今ひとつでしたので、軽いハイキングでもと久々に「赤穂ふれあいの森」に出かけました。前回は三重山に登らないコース設定でしたので、今回はじっくりと三重山から歩き始めました。朝は冷え込んでおり霜も下りていましたが、気温はぐんぐん上昇し、山上では適度な暖かさでした。三重山の山頂展望台で朝もやの風景を楽しみ、そしてのんびり尾根歩きです。川向山が山火事ですっかり丸裸になっていて驚かされましたが、おかげで展望は良くなっていました。この川向山で切り上げようかと考えていたのですが、つい高雄山まで、そして御蔵山まで足を延ばしてしまいました。ピストンとしましたので結局4時間ほど歩いており、決して軽いハイキングではありませんでした。

82

12/23

 高嶺山(上郡町)
 近場のお気軽ハイキングです。高嶺山は山上に高嶺神社があり、そこまで車道が通じていますが、平野集落からの参道で訪れました。昼からのスタートでしたが、雲の多い空で、肌寒い風が吹く中でのハイキングでした。上郡の市街が一望出来る参道を登って神社に着きますと、千年杉が出迎えてくれました。神社で昼をすませ、後は三角点のピークを目指しました。山頂には無線塔が二基建っていましたが、そこから少し離れた西のピークに三角点はありました。辺りは丈の低いササ地が広がっており、展望は悪くありません。足元にゴルフ場、そして西に播磨自然高原別荘地の風景が広がっていました。

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12/26

 京見山(姫路市)
 体調不良で寝ていましたが、少しは体を動かそうとまた京見山です。京見町西コースから登り、下山は七ツ岩から京見町東登山口へと下りました。風の強い日で、山頂の気温は9℃でした。ただ風が強いのに視界はモヤがかって良いとは言えず、雪彦あたりが薄ぼんやりとしか見えていませんでした。<14:20京見町西口/14:42〜47山頂/15:09京見町東口エンド。><晴れてはいたが薄モヤがかった視界。北風が強かった。ときおり北から雪雲が流れて来て薄暗くなった。><TAJI&HM>

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12/30

 東お多福山〜六甲山
      (神戸市)
 2004年最後の登山は六甲山としました。兵庫を代表する山ですが12年ぶりです。阪急岡本駅から歩き始めて、雨ヶ峠から東お多福山へと向かいました。そのころより積雪が見られ、東お多福山はすっかり白くなっていました。そして六甲山頂へ。山頂の三角点を見るのは初めてでした。もう山上は雪景色で樹氷も見られました。ちょっとしたスノーハイクの気分で山頂から西へと縦走路歩きました。途中、西お多福山に立ち寄り、凌雲台を経て油コブシ道で下山しました。