登山記録:2008年(1月〜6月)     

No. 月 日 山 名 感  想
001 1/ 1  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

002

1/ 2

 矢頭山(三重県)
 2008年正月山行として三重県中部の山を楽しむことにしました。但しパートナーは風邪でダウンしていましたので単独行です。この日は伊賀の山を目指しましたが、車道に雪があって諦めました。そこで見栄えのする山として以前から気になっていた矢頭山に目標を変えました。その姿から少し厳しさのある登山かと考えていましたが、この日に登った中宮公園側からのコースは意外と易しい、案内標識のまま歩いてすんなりと山頂に立てました。山頂は手頃な広さになっており、山頂から見えた局ヶ岳の鋭い姿が印象的でした。下山は矢頭峠へのコースを下って中宮公園に戻りました。

003

1/ 2

 堀坂山(三重県)
 矢頭山の下山を終えますと、宿泊先の松阪市へ向かいました。その途中に堀坂峠を通ることになり、そこで序でと言った感じで堀坂峠からのコースで堀坂山を登ることにしました。こちらは更に簡単な登山で、30分も登れば山頂でした。ただ登山道としてはこの堀坂山の方が変化があって面白かったかも知れません。山頂展望もあり矢頭山の姿が印象的でした。遠くは局ヶ岳も見えていました。下山は往路を戻りましたので、20分でした。

004

1/ 3

 仙千代ヶ峰(三重県)
 新・分県登山ガイド「三重県の山」を開いて一番気になっていたのがこの仙千代ヶ峰です。そこに紹介されていました野又コースを目指しました。ところ道誤りをしてしまい、野又橋の登山口を9時を回って歩き始めることになりました。そして登り始めたときに仙千代ヶ峰が想像以上に遠くに見えたときは、明るいうちに戻って来られるかと心配になりました。ただそれは杞憂で、登山はいたって順調でした。途中から雪が現れましたが、さほど深くなることも無くむしろ雪道を楽しみながら登りました。登るほどに仙千代ヶ峰は大きくなり、白くなった迷岳の尾根も現れて来ました。ずいぶん山深さを感じさせる眺めでしたが、その尾根から意外と近くに熊野灘が見えました。最後にきつい坂を登って山頂に着きますと、そこには長い尾根歩きに応えてくれる素晴らしい展望が広がっていました。この台高の孤高の山で、心ゆくまで山頂の静けさを味わいました。 

005

1/ 4

 七洞岳(三重県)
 この日も台高の山を目指したかったのですが、その空は厚く雲に閉ざされていました。そこで手頃な山で過ごそうと向かったのが七洞岳です。この七洞岳をじっくり登ろうと、西麓の藤集落からのコースを選びました。このコースは始め尾根に出るまで長い林道歩きがあり、少し退屈さがありましたが、尾根に出てからは落ち葉道の良い雰囲気となりました。山頂の手前には岩尾根があり、そこからは展望も楽しめて良い感じで山頂に着けました。但し山頂に着いたときは曇り空で、視界もモヤが強く、展望を十分に楽しめませんでした。下山は往路を戻るつもりでしたが、道誤りでコースを外れてしまいました。仕方なく再度山頂に戻って来ますと、今度は快晴の山頂でした。視界も幾分良くなっていました。こうして二度も山頂に立ちましたが、結局この日に七洞岳に登っていたのは私一人だけのようで、一等三角点の七洞岳は普段は静かな山のようでした。

006

1/ 5

 迷岳(三重県)
 台高山地の迷岳を北麓の飯高町側から登りました。コースはごく一般的に上りは飯盛コースを、下りは唐谷コースを歩きました。晴れていましたので朝の気温は3℃と冷えていましたが、その冷たさは飯盛コースの急坂登りにはむしろ快く、軽快に登って行けました。途中からは雪が現れて冬の登山らしい雰囲気となりました。木立も自然林となり雰囲気も悪くありません。山頂が近づきますともうすっかり雪景色でした。そして山頂は裸木となった自然林が広がっており、落ち着きがありました。展望も高見山や国見山が望めました。更に展望を求めて尾根を西へ歩きますと、広々とした展望地が現れて、遠くは大台ヶ原山までが一望でした。迷岳は登る楽しさがあり、またブナの混じる自然林も素晴らしく、良い山だとしみじみと思いました。
007 1/ 6  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

008

1/12

 高御位山〜鷹ノ巣山
    (加古川市)
 せっかくの三連休ですが、初日のこの日は午前が雨でした。午後に入って漸く雨は小止みになりましので、少し体を動かすことにしました。そこでごく気楽な山として久々に高御位山に向かいました。コースもごく平凡に成井登山口からです。その登山口駐車場はほぼ満車で、登山道では何人もの人とすれ違いました。ところが高御位山の山頂から鷹ノ巣山へと歩き出しますと、そちらは他に人影を見ません。この尾根歩きが楽しいと思うのですが、どうもよく分かりません。ひっそりとした登山道をマイペースで鷹ノ巣山まで歩きました。北風が多少冷たいものの気持ちのよい汗をかけました。視界も曇り空にしては良く澄んでおり、遠くは鳴門大橋まで見えていました。鷹ノ巣山から引き返して高御位山へと戻りました。またハイカーを見るようになり、下山では多くの人とすれ違いました。どうも高御位山山頂だけで済ます人がほとんどのようでした。
009 1/13  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

010

1/14

 高鉢山(佐用町)
 佐用町の山深い里に奥海集落がありますが、そのそばに小さなピークとして高鉢山が佇んでいます。この高鉢山には98年に日名倉山を奥海から目指したおりに登っていましたが、単なる通過点として通り過ぎただけでした。そこで一つの山として味わおうと訪れました。やはり小さな山で40分ほどで山頂に着きました。山頂は木立に囲まれており、印象は前回同様に少し薄いものでした。これで終わる予定で下山を始めましたが、高鉢山の展望が今一つだったこともあり、今少し尾根歩きを楽しむことにしました。そこで尾根の途中の810mピークまで歩き、そこから分かれる別の尾根で下山することにしました。登山道の無いマイナーな山域とあって終始地図と地形とを見比べながら歩きました。穏やかな自然林があるかと思えば倒木で苦労させられたり、また期待した展望が得られたりとけっこう変化があって、終わってみれば6時間ほどのハイキングになっていました。

011

1/19

 大空山(岡山県)
 大空山は岡山県美作市の大空山は佐用町から近いとあって、兵庫県内を登る気持ちで出かけました。コースは大空山西麓の江ノ原集落からとしました。細い林道を歩いていますと中国横断道・姫路鳥取線の工事現場を横切るこになりました。その工事の影響で、その先の林道は廃道になっていました。そして自然と山道に変わりました。辺りは薄暗い植林地で、その急斜面を登って尾根に出ますと、そこは冬枯れの自然林が広がっており、感じの良い尾根歩きとなりました。山頂に着きますと展望は良くありませんでしたが、少し離れた所に送電塔が建っており、そこはまずまずの展望地でした。後山から日名倉山にかけてがすっきり眺められました。休憩を入れても2時間とかからないミニハイキングでしたが、鄙びた岡山の山を楽しめました。
012 1/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

013

1/26

 千町ヶ峰(宍粟市)
 兵庫の冬山を楽しもうと、奥播州の千町ヶ峰に向かいました。雪は少ないと予想してワカンもスノーシューも準備しなかったのですが、一宮町に入りますとすっかり雪景色でした。こぶしの里の登山口では50センチは積もっており、いきなりラッセルのスタートとなりました。雪が柔らかく軽い力で登って行けたため諦めずに進みましたが、トレースは全くありません。ひたすらラッセルですが、雪の量は次第に増えて膝から腰、そしてお腹まで潜るようになりました。それでも何とか弘法の池に着いて、あと10分の標識を見て一安心しました。ところがそこからが更なる厳しさでした。お腹どころか胸まで潜ることがあり、もう手で雪をかき分けてのラッセルで、弘法の池から46分かかって山頂に着きました。もう山頂に着けたことだけで満足でしたが、山頂の木々は霧氷の姿の上、展望も瀬戸内海まで眺められて苦労が報われました。

014

2/ 2

 妙見山(市川町)
 「ぶらりいちかわ散歩道」に幾つか市川町の山が紹介されており、それを参考に二つの山(コース)を選びました。最初に向かった妙見山は小ぶりながら姿の良い山です。登山コースが分からず、東麓の植林地側から適当に登って行きました。けっこう急坂が続き、山頂近くで漸く登山道に出会えました。後は登山道を歩いて山頂に立ちました。山頂には小さなお堂があり、信仰の山でした。下山は登山道をすんなり下りました。下り着いた所は南麓にあります溜め池のそばでした。

015

2/ 2

 古城山〜横倉山
     (市川町)
 この日、二つ目の山として向かったのは山頂に城跡を持つ古城山です。この古城山から尾根続きの横倉山までは「谷しろやまの杜」としてハイキングコースが整備されていました。まずは谷城跡のある古城山の山頂に立ちました。いかにも城跡らしさのある落ち着いた場所でした。そこからは北へと尾根に沿って続く遊歩道を歩いて行きました。遊歩道は峠地蔵で終わっていましたが、その近くの三角点ピークが横倉山です。山頂に立ちますと七種槍がアルペン的な姿で望めました。後は再びハイキングコースを歩いて戻りました。
016 2/ 3  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>
017 2/ 9  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

018

2/10

 雄鷹台山〜仏ヶ台山
     (相生市)
 午前は曇り空と言えそうな空でしたが、昼になって青空が広がって来ました。その空を見て午後のひととき瀬戸の陽光を浴びることにしました。雄鷹台山はそれに適う山で、屋津坂コースですとごく気軽に山頂に立てます。ところが雄鷹台山へと向かっていると次第に空は黒くなって来ました。そして登り出したときは小雨が降って来ました。どうなること思いましたが、通り雨だったようで、その後は次第に晴れて来ました。雄鷹台山の山頂に立ったのは14時前でした。この雄鷹台山で終わる予定でしたが、せっかく尾根に立っているので仏ヶ台山まで尾根歩きを楽しむことにしました。上空には青空が戻っており、柔らかい陽射しはこの冬一番と思える暖かさでした。そして澄み切った視界の中に瀬戸の風景が広がっていました。それを見ながら尾根歩きをしていますと、ごく近くの山に登っているのでは無く、ちょっとした旅をしている気分になりました。

019

2/11

 暁晴山〜点名・峰山
     (神河町)
 久々に兵庫全域で快晴となりました。前日は瀬戸内海を眺めましたが、この日はごく気楽にスノーシューハイクを楽しもうと暁晴山に向かいました。スタート地点は峰山高原のホテルのそばからです。いざ歩き出しますと、良く踏まれたトレースが出来ていました。スノーシューの必要が無いと思える気楽さで歩けて、45分で山頂でした。そこには360度の眺望が広がっていました。この暁晴山だけでは簡単過ぎますので、今少しスノーハイクを楽しもうと、次に砥峰方向に向かいました。そちらの方向にもトレースがあり楽々と歩いていたのですが、トレースは途中で消えていました。後は自分でラッセルするしかありません。雪質が柔らかく、スノーシューでも30センチは潜ってしまいました。それでも目標にしていた点名・峰山に何とか着くことが出来ました。もう十分過ぎるほどスノーハイクを楽しんでホテル前に戻って来ますと、そこはファミリーの世界でした。

020

2/16

 点名・山田〜葛城山
     (姫路市)
 姫路市は今は夢前町も入ってビッグ姫路市になっていますが、数年前のミディアム姫路市のときの最高峰が葛城山でした。この葛城山と前衛峰のように寄り添う307mピーク(点名・山田)とを合わせて訪れることにしました。林田町の奥佐見集落を北へと抜ける道はこの二つの山の間を通って西に抜けていますが、その峠からまずヤブ山の307mピークに登って足慣らしをしました。そして峠に戻って葛城山に向かいました。このルートはかつては山中にあったお寺への道だったとか。いざ歩き出すと細々とながら山道があり、目印テープも付いていました。おかげで無理なく尾根に出ることが出来ました。山頂は平らに開けているものの、相変わらず展望はありません。それでも梢越しに光る瀬戸内海が眺められました。

021

2/17

 才トンガリ山〜京見山
     (姫路市)
 この日の夕方の空は空気が澄んでいました。京見山の尾根もくっきりと見えていました。その空を見て単純に京見山を登るのではなく、展望の良い才トンガリ山に登ってから京見山に向かうことにしました。才天満神社から始まる才トンガリ山への道は、岩場が多くあって終始展望に恵まれています。また急斜面ですので短時間で体が温まり、冬場には最適のコースです。その才トンガリ山で展望を楽しんだ後、一度西の谷へと下りて京見山の才コースに合流しました。後は才コースで楽々と京見山に立ちました。京見山でも山頂からくっきりと鮮やかに見える播州平野を暫し眺めていました。

022

2/23

 黍田富士〜宝記山
    (たつの市)
 このところ土曜日になると天気が悪くなります。但しそれは北の空だけで、この日の瀬戸内側は雲が多いながらも青空も見えていました。そこで昼の時間だけでも近くの山で過ごすことにしました。向かったのは「ヤッホの森」です。ここに来るときはいつも曇天か雨の日でしたので、初めてと言える晴れの日です。但し台風並みの強い風があり森の木立は大揺れでした。いつも通りどんぐり広場からスタートです。まず始めに亀岩に立ち、そして宝記山で風を避けながら昼食としました。その後も古墳の点在する山上散策を楽しんで、最後に黍田富士に立ちました。そこから見える北の空はすっかり黒く、雪雲の流れて来る様が見られました。その雪雲は上空まで来ることは無く、瀬戸内の明るい空がたつの市の上空で押しとどめていました。瀬戸内の気候の有り難さがよく分かりました。
023 2/24  京見山(姫路市)  (午前)<京見町中央口→山頂→京見町西口>
 (午後)<京見町西口→勝山町登山口→大歳神社→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

024

3/ 1

 雄鷹台山〜後山
     (赤穂市)
 赤穂市内で昼頃まで所用が有りましたが、そのまま帰宅せずに赤穂市内でミニハイキングをすることにしました。そこで赤穂市で一番簡単に楽しめる低山として雄鷹台山に向かいました。雄鷹台山の登山口はJR播州赤穂駅の間近にあります。午後を少し回った13時半に登り始めました。そして最初に出会った展望岩に腰掛けて、赤穂市街を眺めながら遅い昼食としました。この日は播州の中部から北部は天気が悪く、その影響か北から黒い雲が繰り返し流れて来ました。そのため晴れたり曇ったりの天気でした。晴れると一気に春めいた風に包まれました。雄鷹台山の山頂からは更に北へと防火帯の尾根を歩いて、三角点のある後山のピークまで足を延ばしました。そして登山口へと引き返しました。それにしても山上で出会ったのは一人だけです。市街地の間近にある山ですが、なんとも静かなハイキングでした。

025

3/ 2

 夜鷹山(神河町)
 朝から兵庫全域で快晴です。そこで雪山を登ることにしました。近場でと考えて峰山高原の夜鷹山に向かいました。この夜鷹山へは峰山高原のホテルの辺りから林道を歩けば簡単ですが、それですと三週間前の暁晴山登山と同じ形になりますので、じっくり登ろうと南側の黒岩滝コースで登ることにしました。それも往路は登山コースを歩かず適当に尾根を登りました。尾根はけっこう急傾斜でしたが、そこをムリヤリ登って行きますと水路を越して漸く緩やかになりました。その先はスノーシューハイクの世界です。雪はたっぷりとあり、どこでも好きな所を歩いて夜鷹山山頂に着きました。そして展望台から太田池を眺めたり峰山高原を眺めたりと、快晴の山頂を楽しみました。下山は西の谷へと適当に下って黒岩滝の前に出ました。後は登山コースで戻りました。その下山で空はすっかり薄曇りへと変わりましたので、良いときを山上で過ごせたようです。

026

3/ 8

 氷ノ山(養父市)
 今年は雪に恵まれていますので、晴れた日はどうしても雪山に登りたくなります。ただこのところ雪山と言っても小ぶりな山にばかり登っていましたので、この日は氷ノ山を目指すことにしました。それも樹氷目的です。そうなりますと東尾根からのコースとなりますので、氷ノ山国際スキー場のリフトを使うオーソドックスな方法でアプローチすることにしました。この日の天気は昼には晴れるとの予想でしたが、雲が広がっておりときおり陽射しが現れるものの、決して良い天気とは言えませんでした。ただ雪の量はたっぷりでした。また有り難いことにトレースがはっきり付いていましたので、スノーシューで無理なく登って行けました。登山としては難しいものではありませんでしたが、山頂はガスでした。また雪が多すぎて避難小屋には入れませんでした。そこで樹氷帯で昼食とっていますと、ガスが薄れて見事な樹氷群を眺めることが出来ました。
027 3/ 9  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

028

3/15

 くらます(鳥取県)
 鳥取若桜の山には新緑の声が聞こえて来るとその緑に触れたくなるのですが、今年は雪の多いことからちょっと雪山として楽しんでみることにしました。そこで比較的登り易そうに思える「くらます」に向かいました。3月に入って暖かい日が続いており雪解けは進んでいますが、若桜町はまだいっぱい残っていました。沖ノ線林道も除雪されておらず、入口からスノーシューを履いて歩くことになりました。くらますの西を走る作業道を終点まで歩き、そこから山頂に向かって急斜面を登って行きます。全くの雪山の世界で、一歩一歩踏みしめながら登りました。そして山頂に着きますと360度の大展望です。その展望の素晴らしさだけで無く北のピークは広々と雪面になっており、山上のスノーハイクでした。くらますは新緑の季節だけで無く雪山としても十分に魅力的な山でした。
029 3/16  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
030 3/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

031

3/21

 東山(鳥取県)
 先週のくらますは本当に良い山でした。そのくらますから眺めて一番印象に残ったのが東山でした。その姿を見て一気に登りたくなりました。22日は快晴の予報でしたが待ちきれず、21日に出かけました。この日は単独行です。天気は前日の雨を引きずっており、若桜町の空はガス雲が広がっていました。その天気に不安を覚えながら糸白見林道に入り、一番登り易そうな尾根に取り付きました。天気は徐々に回復していましたが、東山の山頂はガスに隠されていました。登るほどに雪の世界です。木立も樹氷となってきました。これで山頂のガスが消えれば言うこと無しなのですが、なかなか消えません。山頂が目前となってガスの山頂かと諦めかけたとき、一気に晴れて来ました。そして山頂で待っていたのは素晴らしい霧氷の世界でした。その霧氷が陽射しの中で風に飛ばされていっせいに落ちてきます。その一瞬の美しさにはただ目を見張るばかりでした。

032

3/22

 陣鉢山(鳥取県)
 快晴です。やはり雪山に行きたくなりました。今日はパートナーと一緒です。前日に登りました東山から良く見えていたのが陣鉢山でした。陣鉢山なら東因幡林道を歩けば無理なく登られるだろうと向かいました。後は雪の状態が気になりましたが、予想通り国道482号線は氷山命水までしか除雪が出来ていませんでした。そこからスノーシューを履いてのスタートです。やはり林道歩きは長く、陣鉢山の東肩まで2時間かかりました。ただ残雪の景色としては風情があって悪くありませんでした。漸く陣鉢山登山の開始です。この東肩からのルートは距離も短く緩やかとあって至って簡単です。雪の季節は展望が良く、北に扇ノ山と青ヶ丸を見ながら登って行きました。山頂も雪でかさ上げされているとあって無雪期とは比べものにならない展望でした。特に遠く大山が見えていたのが印象的でした。登山としては手頃な雪山でしたが、帰路にまた長い林道歩きが待っていました。
033 3/23  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

034

3/29

 蘇武岳(香美町)
 8年ぶりの蘇武岳です。前回と同様に残雪期を狙いました。但しコースを変えて万場スキー場からのロングコースとしました。ゲレンデは裾野こそすっかり雪は消えていましたが、上の方はたっぷり残っていました。妙見蘇武林道に入りますと、多いところでは2メートルを越える雪でした。それでも雪の消えた山肌にはもうフキノトウが見られました。ロングコースとあって蘇武岳には4時間かかって到着しました。朝のうちは小雨もぱらつく生憎の天気でしたが、昼を回って天気は回復しており、山頂からは但馬の山が一望でした。登りに時間がかかりましたので、下山はすんなりと名色スキー場に出るコースを下りました。こちらは登山コースだけに残雪期の自然林が落ち着いた佇まいを見せていました。名色スキー場からはスキーコースをそのまま下らずに、万場スキー場に向かう尾根を少しヤブコギしながら麓を目指しました。
035 3/30  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

036

4/ 5

 扇ノ山(鳥取県)
 実は青ヶ丸を目指していました。ところが広留野に出る急坂が凍りついて登ることが出来ません。そこで青ヶ丸を諦めて扇ノ山を目指しました。こちらは「ふる里の森」まで除雪が出来ていました。ただそこから先はまだまだ雪の世界でした。暫くは林道歩きです。その先の尾根に出る登山コースが雪で分からなくなっていました。仕方なく適当に登って尾根に出ました。そこからはトレースが付いていました。後は山頂まで氷ノ山と青ヶ丸をバックに気持ちよく登って行きました。但しこの日は薄晴れの空で、視界はくっきりとはしていませんでしたが。山頂では残雪の風景を眺めてのんびりと過ごしました。そして下山ですが、時間が十分に有りましたので姫路コースを下りました。尾根こそ易しく下れましたが、その先の林道歩きを甘く見ていました。結局3時間近く歩くことになり、もう足はくたくたになりました。それでもフキノトウを摘みながらで、少しは楽しめました。
037 4/ 6  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

038

4/12

 青ヶ丸(香美町)
 兵庫の雪山も漸く終わりが近づきました。その最後の山として青ヶ丸に向かいました。今回は鳥取県側からです。広留野高原の除雪は終わっており、林道を入口から歩き始めることが出来ました。林道にはまだまだ雪が残っており、スノーシューを履いてのスタートでした。林道を2時間ほど歩いて西麓に着きました。朝の青ヶ丸はガスに包まれていましたが、その頃には山頂も現れて一安心です。登り始めますと雪の見られない所もあって、歩き易い所を選びながら登りました。登るほどに雪は増えて来ました。それでもはやネマガリダケが所々で顔を出していました。山頂に着きますとたっぷり雪が残っており、白い青ヶ丸でした。14年ぶりの山頂は感慨深いものがありましたが、さほど苦労も無く山頂に立てたためか、最近では一番簡単な雪山ではと思いました。下山もスムーズで、林道まで1時間とかからず下り着きましたので、青ヶ丸が小ぶりな山に思えてしまいました。
039 4/13  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

040

4/19

 高取山(宍粟市)
 この日の兵庫北部の天気は思わしく無く、南部も雲の多い空でした。そこで昼どきを中心に軽いハイキングでもと考えて、宍粟市の市街地に近いこの高取山に向かいました。ひちりき神社からハイキングコースを登り始めますと、新緑が萌え出したばかりで、山が淡い明るさが出ていました。そしてツツジが点々と咲いて彩りを添えていました。ハイキングコースは緩やかで歩きやすく、軽い足取りで1時間ほどで山頂に着きました。曇り空でもこの日の視界は澄んでおり、瀬戸内海の先にうっすらと四国の山並みが見えていました。山頂には腰掛けが置かれており、それに腰掛けながらのんびりと静かな時間を楽しみました。

041

4/20

 御祓山(朝来市)
 4月初めの桜の時機を雪山で過ごしてしまいましたので、ここで桜を豪華に楽しもうと大屋のみづめ桜見物に出かけました。御祓山登山と兼ねてです。午前は曇りの予想でしたので、ゆっくりと出かけて登山口に10時を回って着きますと、そこはマイクロバスまで来ている賑わいようでした。人の多い登山道は苦手ですので、みづめ桜は下山で見ることにして、まずは御祓山を目指すことにしました。その御祓山へは点名・糸原上ノ山を経由する尾根を登りました。この尾根はなだらかで続き、雰囲気の良い尾根でした。そして御祓山山頂で昼として、午後に入ってみづめ桜に向かいました。みづめ桜は2年ごとに満開になるそうですが、今年は満開の年で、華やかに白い花を咲かせていました。背景には雪を残す氷ノ山がみえており、この風景はいつ見ても絵になります。

042

4/26

 御池岳〜鈴北岳
     (三重県)
 鈴鹿の山の最高峰を目指しました。御池岳です。登山コースはごく普通にコグルミ谷登山口からとしました。5月が近づいていましたが、新緑は中腹辺りまでで、その先はまだ冬枯れの風景でした。登山道はリズム良く登って行けて良い汗をかいて山上に出ました。そして御池岳を目指す前に展望の良いボタンブチに向かいますと、そちらは遮る木立が無いためか、まともに強い西風を受けてしまいました。展望もそこそこにすぐに退散しました。御池岳山頂に着きますと、そこは風は無いものの展望が無く、軽い昼食を済ませただけですぐに鈴北岳に向かいました。そこからがこの山域のハイライトでした。優しげな高原風景に池が点在していました。その景色を楽しみながら鈴北岳に着きますと、そこも好展望で悪くありません。後は倉掛峠への尾根を下りますと、カタクリの花が点々と咲いており漸く春らしさを感じました。御池岳は変化があって楽しい山でした。

043

4/29

 黒鉄山(赤穂市)
 晴天続きで空の濁りは強くなっていました。展望を楽しむには今一つの空でしたので昼どきを軽い山で過ごそうと、赤穂市の黒鉄山に向かいました。駐車地点から登山口までは以前と変わりありませんでしたが、その先が様変わりしていました。以前の里山道が整備されて遊歩道に変わっていました。おかげで何とも気楽なハイキングになってしまいました。その遊歩道は山頂まで続いており、その山頂も灌木が切られて、展望の山に変わっていました。但しこの日はモヤの強い視界で、近くの山もうっすらとしか見えません。その山頂は涼しい風が吹いており、木陰も涼しく休憩にはちょうど良い感じでした。下山は北の尾根を辿って笹谷に下りることにしました。こちらはそま道でしたが、多少木が切られたようで尾根の道がはっきりしていました。ここも以前のヤブ尾根のイメージは無くなっていました。

044

5/ 3

 笈ヶ岳(石川県)
 笈ヶ岳は白山山系の名峰です。ヤブ山のため残雪期が登山対象になります。但し距離が長く、山中で一泊が基本でした。その笈ヶ岳に日帰り可能なジライ谷ルートのあることを知り、俄然興味が湧いてきました。そこで五月連休を利用して向かった次第です。スタート地点は白山スーパー林道のゲートに近い、白山自然保護センター展示館からです。駐車場に着くのが遅れて5時を回ってからのスタートとなりましたが、登山は至って順調でした。急坂の尾根を登ってまずは冬瓜山へ。冬瓜山が近づいて漸く雪が現れました。雪はよく締まっておりトレースもはっきり付いていましたので、ワカンもアイゼンも必要ありません。この日は快晴でした。澄んだ青空が広がっており、白山の大パノラマを見ながら白い雪面をひたすら辿って行きました。この雪を踏みながら次第に笈ヶ岳へと近づく雰囲気は何とも言えず良いものでした。そして山頂では北アルプスも望める大展望が待っていました。この日は往復10時間半の長時間登山になりましたが、それに見合うだけの満足を十分に得られました。

045

5/ 4

 大嵐山(石川県)
 前日が長時間登山でしたので、この日は軽いハイキングを楽しめる山として手取湖に近い大嵐山に向かいました。ミズバショウ群生地が有名で、そのミズバショウの季節でもあります。中腹の駐車場に着きますと、既に多くの車が止まっていました。大勢のハイカーに混じって遊歩道を歩き出しますと、総てのハイカーはそのままミズバショウ群生地に向かいましたので、山頂を目指すのはパートナーと二人きりでした。尾根は新緑の盛りで、特にブナ林の美しさが目を惹きました。タムシバの白い花も盛りでした。山頂が近づきますと残雪が現れて、その雪を踏んで山頂に着きました。その山頂は見事な天然杉が林立していました。また展望も良く、どんとばかりに白山が眺められました。大嵐山の山頂を楽しんだ後はミズバショウ群生地を訪れて見頃のミズバショウを楽しみました。その後も尾根コースの遊歩道を歩いて、そちらでも見事なブナ林に出会えました。

046

5/ 6

 粟鹿山(朝来市)
 連休の最終日はすかっと展望の楽しめる山として粟鹿山に向かいました。コースはまだ登ったことのない与布土コースです。ところが登山口の手前3kmほどの地点で通行止めになっていました。現在、ダム工事が行われているためでした。仕方なくその地点から歩くことにしました。予定外の林道歩きでしたが、山は新緑の季節とあって別に退屈することはありません。そして登山道に入りますと赤テープの目印が適確に付いており、ごく気楽な感じで登って行けました。山上に出ますと空にはほとんど雲がありません。もう初夏の陽射しでしたが、空気はからっとして爽やかさがありました。そして山頂では期待通りに広々と展望が楽しめました。ところで山頂では他に二組のファミリーに会いましたが、どちらも小さな子供を連れていました。どうも粟鹿山は子供とハイキングを楽しむ山のようでした。
047 5/10  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

048

5/11

 南山(宍粟市)
 この日は午前は曇り空でしたが、午後に入って天気は急速に回復を見せました。その空を見て午後でしたが軽いハイキングを楽しむことにしました。そして向かったのが南山です。宍粟市とたつの市新宮町が接する位置にあります。その新宮町側の西麓には「上笹古墳まほろばの森」があり遊歩道が巡っています。その遊歩道を歩き出しました。山頂に向かっていると思っていたのですが、地図に無い登山道を歩いてしまい、南隣のピークを登ってしまいました。遊歩道に戻って改めて山頂を目指しました。登山道は地図では実線で書かれていましたのでまずまずの道かと思っていたのですが、けっこう荒れた道で、林道でも無く登山道とも思えず不思議な道でした。南山に着きますと、そこは木立に囲まれて展望はありません。その展望は荒れ道に所々ありました。この日の視界は澄みきっており、北に見る黒尾山も南に見る揖龍アルプスもくっきりとしていました。

049

5/17

 沖ノ山(鳥取県)
 11年ぶりの沖ノ山です。前回はネマガリダケのヤブコギ登山でしたが、それ以後に林道が山頂そばまで出来てぐんとお手軽な山になったようです。その沖ノ山の新緑を楽しもうと出かけました。大井谷林道は途中から私有林道になっておりゲートがあります。そこでその手前からのスタートでした。伐採作業を横目に見ながら奥へと進み、途中からワル谷林道に入って山頂を目指しました。始めは植林の風景でしたが、やがて雑木林へそしてブナ林へと変わっていきました。どの木立も見事な新緑で狙い通りでした。林道からは展望も良く、後山の方向が一望でした。山頂に立つには最後にネマガリダケのヤブコギが待っていましたが、それも僅かな時間でした。やはり沖ノ山は気軽な山と言えそうでした。この新緑の美しい季節でしかも快晴の土曜日でしたが、この日の沖ノ山を訪れた人は他にはおらず、静かなまま登山を終えました。
050 5/18  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
051 5/24  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

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5/25

 通宝寺山(姫路市)
 週末が低気圧の通過となりました。前日の土曜日は終日雨で、この日も曇り空でときおり小雨がぱらつきました。午後に入っても曇り空のままでしたが、少し体を動かしたく簡単なハイキングとして「ゆめさきの森公園」を思い付きました。その尾根の一ピークが通宝寺山です。公園の駐車場に着いたときは14時半になっていましたが、また小雨が降って来ました。その小雨の中、古墳の道から登り始めました。小坪山古墳を見た後は尾根コースとなるラクダの背道を歩いて行きました。登山道には人影は無く、ひっそりとしていました。尾根を歩く頃には雨は止んでおり、漸く天気は回復を見せて来ました。もう気楽なもので、落ち着きのある尾根道歩きを楽しみました。そのまま岩の山道、見晴らしの道と歩いて行きたっかたのですが、午後も遅くなって来ましたので、岩の山道の手前、通宝寺山の三角点ピーク(点名・糸田)までとして、ツバキの道で下山としました。

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6/ 1

 大屋富士(養父市)
 まだ登っていない山に登りたくなりました。この大屋富士は地図では御祓山から北西に延びる尾根の途中にあるピークぐらいにしか見えませんが、西の大屋の市街地からはすっきりと富士山型に見えます。問題はどこから登るかでしたが、現地で考えることにしました。そして西からその富士の姿を眺めて、北西尾根を登ることにしました。尾根は端からすんなりと歩け出せ、下生えも少なく適度な登り易さでした。初めは植林が多くありましたが、山頂が近づきますと自然林が広がってきました。尾根もなだらかになり、すっかり森の中を歩いている雰囲気になりました。その雰囲気のまま山頂に立ちました。森は涼しくに、新緑の木立に包まれて申し分なしでした。但し展望はありません。そこで展望を求めて尾根を御祓山の方向に歩きました。するとさほど歩かないうちに伐採地が現れ、須留ヶ峰を大きく眺めることが出来ました。

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6/ 7

 高ズッコ(姫路市)
 この日の姫路の空は薄曇り程度で、視界はモヤがかっていました。そこで近場を楽しむことにしました。思い付いたのが二週間前に歩いた通宝寺山の尾根から見えた端正な小ピークです。地元に着いて山の名を聞きますと、高ズッコとちょっと面白い名前でした。登山道は無いとのことでしたので、南東麓の若王子神社からアプローチしました。ヤブがきつそうに見えましたが、意外と登り易く尾根には小径も見えて無理なく登って行けました。そして30分ほどで山頂に立てました。その山頂からはすっきりと書写山が眺められました。下山は北へと下りますと、そちらはいっそう歩き易い尾根道が続いていました。そして鞍部から大坪集落に下りました。この日はなぜか「ゆめさきの森公園」の駐車場に車を止めていましたので、下山地点からはちょっと離れています。そこで山越えで戻ることにしました。これで足はすっかりくたびれてしまいました。

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6/15

 トッケツ(相生市)
 空は薄曇り、視界もうっすらとしていましたので、先週と同じく近場で過ごすことにしました。そして前週と同じく未知の山を登ることにしました。トッケツは三濃山の麓、瓜生の里の西に佇む山です。三角形の端正な姿をしています。地図を見て一番登り易そうな瓜生大池からの尾根を登ることにしました。シダの少し繁る所もありましたが、うっすらと小径も見えて軽いヤブコギ程度で登って行けました。そして山頂手前のピークに近づいたとき、展望の岩場に出会いました。そこからは瀬戸内海までが一望でした。その先も踏み跡程度の道があって山頂に立ちました。山頂は雑木が繁って雑然としていました。下山は緩やかな尾根を送電塔まで歩き、そこからは巡視路を利用して西の谷に下りました。その谷の林道を歩いているとき、小ぶりの滝に出会いました。展望岩あり滝ありと初めての山で意外な出会いがあり、楽しく過ごせました。

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6/21

 飯の山(佐用町)
 飯の山は佐用町(旧上月町)のごく低山です。佐用川と千種川の合流点に近く、要衝の地と言うこともあって山上には城跡があります。その飯の山を南麓から登りました。中腹にあります大避神社までは参道歩きです。そして神社の裏より尾根に取り付きました。梅雨空の下、薄暗い尾根を登って行くのですが、何とも言えぬ蒸し暑さですぐに汗みずくになってしまいました。その尾根には踏み跡程度小径しか無く、ちょっとしたヤブコギです。またクモの巣がやたらと多く、ひっかかりぱなしでした。そして着いた山頂はなるほど平らになって城跡らしさはありましたが、すっかり植林地になっており、展望はゼロです。そして足元は笹ヤブでした。思っていた以上にマイナーな雰囲気と蒸し暑さで、この日はこの午前の飯の山で終了としました。
057 6/22  京見山(姫路市)  <京見町東口→山頂→京見町西口>

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6/28

 七種山(福崎町)
 このところ多かれ少なかれヤブコギ登山になっていましたので、パートナーがたまには手軽な山に登りたいと言いました。そこで久々に七種山を登ることにしました。梅雨空でもあり午前で終わろうと、南麓の作門寺山門からオーソドックスに歩き出しました。それが車道終点まで歩いたとき、そこから始まる滝見コースに興味を持ちました。崩壊のため立入禁止でしたが、自己責任で登ることにしました。その滝見コースが崩壊と言うよりも荒廃しており、またもやヤブコギ登山になってしまいました。おまけにパートナーはハチに射される始末です。尾根に出て漸く歩き易くなりました。ただその頃には小雨が降り出しており、その中を山頂に着きました。そこには誰もおりません。ツナギ岩で一休みとしましたが、展望もこの日はガスでほとんど見えません。まずは静かな七種山山頂を味わったことに満足して下山としました。下山は七種の滝を通るメインコースを下りました。
059 6/29  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>